教員紹介

大学院 保健学研究科修士課程 保健学専攻

広島都市学園大学 大学院

入学希望者は出願にあたり、あらかじめ希望する研究指導教員と事前の入学後の研究等について相談したうえで出願をしてください。事前相談は、各教員に直接、連絡をしてください。

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領域指導教員概要・指導内容主な研究キーワード
連絡先
地域・
生活向上支援学領域
原田 耕志 教授
博士(歯学)
歯科医師(がん治療認定医、口腔外科学会専門医・指導医、口腔科学会専門医・指導医)
広島県産農産品の有効成分を用いた創薬やヘルスケア製品の開発、網羅的細菌叢解析による疾患特異的な口腔・腸内細菌の同定と新規診断法の開発、唾液腺マッサージ器・涙腺マッサージ器の開発、新規表面麻酔剤の開発、新規口腔内貼付剤の開発、熟成ニンニク抽出液が有する新規作用機序の解明
これらに参画して頂きながら基礎研究や臨床研究を学ぶと共に、産学連携による商品開発について指導する。
がん治療時の口内炎、トランスクリプトーム、マイクロバイオーム、ネットワーク解析、高速液体クロマトグラフィー、産学連携
kharada(at)hcu.ac.jp
ボンジェ ペイター 教授
博士(医学)
作業療法士
人々は通常、日常的な活動(作業)を通じて自分の健康と幸福を感じることが多い。作業が作業療法の中心にあるため、作業療法や作業科学の研究方法が作業をプロセスとして理解する知識を生み出すことを重要とする。当事者・クライエントの日常生活の特異性や健康と幸福を考慮し、第一人称の視点から社会的条件(インクルージョン)までを対象に研究を行う。作業科学、当事者の経験(特に、生活を取り戻すプロセス)、作業の力、質的研究(特に、Narrative-In-Action)、多職種間連携の教育学習
bontje(at)hcu.ac.jp
木下 恵美子 教授
博士(薬学)
薬剤師
細胞の生命活動に重要なタンパク質のはたらき、特にタンパク質のリン酸化反応について研究している。タンパク質リン酸化酵素の異変は増殖シグナルに異常をきたし多くのがんの原因となる。現在開発されている抗がん剤の多くがリン酸化酵素を抑える分子標的薬であることからも、リン酸化反応研究の重要さがわかる。このようなタンパク質研究を中心に生化学に関する研究を指導する。リン酸化タンパク質、Phos-tag、抗生物質、遺伝子変異
kinoshita(at)hcu.ac.jp
平松 哲哉 准教授
博士(保健学)
認定言語聴覚士(失語・
高次脳機能障害領域、
摂食嚥下障害領域)
加齢に伴う嚥下機能の低下や摂食嚥下障害に対する対応は、地域で健康的な生活を維持するために極めて重要である。これらの問題は、窒息や誤嚥の予防にとどまらず、栄養面にも直接影響を与えるため、早期の対応が必要である。また、発声や発語といったコミュニケーション面にも課題が生じることも多い。摂食嚥下機能やコミュニケーション機能の改善、適切な解決策について教授・指導をおこなう。摂食嚥下障害、疲労、嚥下反射
t-hiramatsu(at)hcu.ac.jp
健康増進・
障害予防学領域
藤村 昌彦 教授
博士(保健学)
理学療法士
疾病の発生・経過・分布・消長とそれに影響をおよぼす原因を研究し、疾病の
予防を行うことや、病気になりにくい心身の健康増進を図るための学問を
修める。具体的には筋骨格系傷害の発生環境を模擬的に設定、データ収集、
そして研究論文を完成させる。
産業衛生、筋電図、傷害予防、健
康増進
masafuji(at).ac.jp
伊藤 祥史 教授
博士(生命システム科学)
理学療法士
自律神経は脳と密接に関係して、循環・呼吸・消化・分泌・排泄・体温調節など
ホメオスタシスの維持に重要な役割を果たしている。音や音楽によって身体への
影響を評価解析し、健康増進や障害予防に応用できるか研究を行う。
自律神経、ハイレゾ音、音楽療法、運動療法
s.ito(at)hcu.ac.jp
甲田 宗嗣 教授
博士(保健学)
理学療法士
疾病にともなう障害重度化のメカニズムを明らかにし、障害の評価方法を
開発する研究、理学療法などの介入による障害の重度化予防と治療に関する
研究、また、重度化予防を担う病院や地域の組織作り、人材育成に関する
研究を行う。
障害の評価、障害の重度化予防と治療、理学療法学
kota(at)hcu.ac.jp
矢野 美紀 教授
博士(文学)
助産師
保健師、看護師
母親の育児ストレス評価(生理的指標による測定)・分析、さらにはメカニズムの解明やマインドフルネスによるストレス緩和方法を探求する。多様化が進む社会における医療の課題を多面的に捉え、周産期(母性看護学・助産学)における課題に取り組むことができる。最新の知見や技術を取り入れ、様々なデータ解析からエビデンスを創出し実践に応用する能力を育成する。育児ストレス、育児行動、愛着形成、マインドフルネス、周産期、教材開発
yano(at)hcu.ac.jp
馬屋原康高 教授
博士(工学)
理学療法士
様々な生体反応を解析することで、より簡便で精度の高い身体機能の測定方法や
新しい疾病・障がいの予測システムを開発する。さらに、開発したシステムを
ウエアラブル端末や携帯端末に実装し、臨床や地域の健康増進支援に応用する。
人間工学、生体医工学、呼吸理学療法学、
小児期発症疾患の障がい予防
uma(at)hcu.ac.jp
平尾 文 准教授
博士(医学)
作業療法士
食事は、全ての人が毎日繰り返し行う日常生活の一場面である。この食事をする
なかでも「しっかり噛む」ことが重要である。ではなぜ「噛む」ことが重要
なのかについて、咬合力(噛む力)や身体機能および認知機能の面から研究し、
紐解いていく。
咬合力・身体機能・認知機能・高齢者・幼児
aya.72710(at)hcu.ac.jp
上川 紀道 准教授
博士(保健学)
理学療法士
各身体機能が健康増進や障害予防に与える影響について明らかにするために、
呼吸、姿勢、動作、睡眠、環境因子などから多角的に検討していく。よって、
研究対象は健常若年者、高齢者、有疾患患者、スポーツ選手まで多岐にわたり、
それぞれの原因や課題を改善するための方法や日々の取り組みについて研究を行う。
スポーツ、健康増進、高齢者、筋萎縮性側索硬化症、呼吸筋力、咳嗽、骨盤傾斜角度、睡眠の質
kamikawa(at)hcu.ac.jp
保健学教育
・組織マネジメント領域
平岩 和美 教授
博士(マネジメント)
専門理学療法士
(支援工学、地域、予防)
現在の医療介護現場の管理者および管理者を目指すひとに向けた組織運営の視点を提供します。現場を詳細に観察する手法と多分野から俯瞰する力を養います。組織マネジメントと政策分析により地域における医療福祉に関わる諸問題を解決するための研究を行います。組織行動論や経営学、政策学など他分野の概念を応用することで、医療現場や地域生活において生じた課題の解決を導きます。地域社会、連携、マネジメント、組織間関係、組織行動、地域包括ケア、認知症、ダブルケア、就労支援
hiraiwa(at)hcu.ac.jp
酒井 知恵子 教授
博士(保健学)
看護師
糖尿病療養指導士
2型糖尿病治療の基本は、食事療法と運動療法である。患者は、甘味嗜好が強く
食事療法の達成が難しい。また、筋力低下や運動意欲の低減により運動療法への
取組が困難な場合がある。今までの検討から食事療法と運動療法の両立法として、
味覚に着目している。
糖尿病の病態改善に向けた研究と実践を推進しています。
みなさんの疑問、解明に向けて共に探求していきたい。
成人看護学、2型糖尿病、食嗜好、味覚
c_sakai(at)hcu.ac.jp