科目コード
E3103
授業科目名
学童保育論
担当者
福田 敦志
対象年度
2024
履修区分
選択
開講期
3年
後期
授業回数
8回
単位数
1単位

授業の概要
学童保育の発展史を批判的に検討するとともに、保護者の働く権利を保障しつつ、子どもたちの放課後の生活をともに創造していくための学童保育指導員の指導の在り様について、理論的かつ実践的に検討していく。
DPとの関連
①平和を希求し、その教育に努め、幸せな人生を創造しようとする力を身につける
②人間愛のもと、ケアすることの意義を教育・保育の専門性において学び、専門的な知識・技術との統合を図る力を身につける
③修得した専門的な知識・技術を活用し、教育者・保育者として実践する力を身につける
④教育・保育者として、子どもの育ちや学びに関わる問題について時代の変化を見通して研究し、新たな価値の創造を図る力を身につける
⑤社会との連携を図り、人々の教育的・保育的ニーズや社会的ニーズに応えることができる力
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
1.学童保育の意義と課題を理解する。
2.学童期の子どもの発達を保障する視点と方法を理解する。
3.学童保育指導員の役割や指導の在り様について、理論的かつ実践的に理解する。
履修上の注意事項
すべての授業に出席した上で、授業中の議論に積極的に参加してほしい。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 学童保育の誕生とその発展史 講義資料を熟読するとともに、学童保育関連の文献や新聞記事等を閲覧し、知見を広げてほしい。
2 学童保育をめぐる法的整備とその実態 講義資料を熟読するとともに、学童保育関連の文献や新聞記事等を閲覧し、知見を広げてほしい。
3 学童期の子どもの発達を保障する視点と方法①  -乳児期から幼児期の課題の克服をめぐって- 講義資料を熟読するとともに、学童保育関連の文献や新聞記事等を閲覧し、知見を広げてほしい。
4 学童期の子どもの発達を保障する視点と方法②  -少年期から思春期の課題の克服をめぐって- 講義資料を熟読するとともに、学童保育関連の文献や新聞記事等を閲覧し、知見を広げてほしい。
5 学童保育における生活の指導の視点と方法 講義資料を熟読するとともに、学童保育関連の文献や新聞記事等を閲覧し、知見を広げてほしい。
6 学童保育における行事の指導の視点と方法 講義資料を熟読するとともに、学童保育関連の文献や新聞記事等を閲覧し、知見を広げてほしい。
7 学童保育における遊びの指導の視点と方法 講義資料を熟読するとともに、学童保育関連の文献や新聞記事等を閲覧し、知見を広げてほしい。
8 学童保育実践の課題と展望-まとめにかえて- 講義資料を熟読するとともに、学童保育関連の文献や新聞記事等を閲覧し、知見を広げてほしい。
成績評価方法
レポート(60%)と授業への参加(40%)を総合して評価する。
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
『荒れる子どもとガチンコ勝負』 清水結三・福田敦志(フォーラム・A) 489428488X
『現代日本の学童保育』 日本学童保育学会(旬報社) 4845112760
教員からのメッセージ
学童保育をめぐって今、何が話題となっているのかを知るためにも、『学童保育研究』(日本学童保育士協会編)のバックナンバーに目を通しておくとよいかと思います。
教員との連絡方法
必要な場合は、教務課を通して連絡してください。
実務経験のある教員