科目コード
S28201
授業科目名
臨床実習Ⅱ
担当者
平松 哲哉 ・ 河村 千夏 ・ 三上 裕子 ・ 西村 祐一
対象年度
2024
履修区分
必修
開講期
2年
通年
実習期間
40日間
単位数
8単位

授業の概要
医療機関で行われる8週間の実習である。インテーク・情報収集から評価、訓練、再評価といった臨床業務のプロセス全体を経験することにより臨床での学びを深め、生涯にわたって自己研鑽を続ける言語聴覚士としての姿勢を身につける。実習内容としては、見学および面接・評価から治療、再評価までのプロセスを指導者のもとで体験する。
DPとの関連
①人間を広い領域から捉え、人を愛する心と専門技術を統合できる能力を身につける
②言語聴覚障害学について深い専門的知識を修得し、それを臨床において適切に応用することができる能力を身につける
③職務遂行に必要な社会性、倫理観、専門職業人としての自覚を身に付け、多様な患者、家族、医療・福祉関係者等と円滑なコミュニケーションを取ることができる能力を身につける
④複雑で多様な障害について常に科学的に探究する姿勢をもち、積極的に自己研鑚し続ける能力を身につける
※DP:ディプロマ・ポリシー(修了認定の方針)=修了までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
・情報収集・面接・観察・検査・評価から問題点を抽出し、目標設定、プログラムの立案ができる。
・基本的な言語聴覚療法を適切に実施できる。
・自らの行った言語聴覚療法について適切に振り返り、改善すべき点を挙げることができる。
実習先行要件
・9月末日の時点で、専門科目の(再)試験において不合格科目がない。
・9月末日の時点で、専門基礎科目の(再)試験において不合格科目が2科目以下である。
履修上の注意事項
実習生としての基本ルールを守る。
準備をして臨む。
実習スケジュール
※履修している学生に対して事前に説明があった上で、変更される場合があります。
8週間、病院(医療機関)で実習を行う。
実習中は、実習先の指示に従い、ルールを守る。
事前準備やレポート提出等については、オリエンテーションで通知します。
成績評価方法
「臨床実習の手引き」の評価表、事前準備・OSCE、実習後の報告・振り返り等に基づき評価する
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教員からのメッセージ
体調の自己管理は基本です。
受け身では学べません。自ら能動的に学ぼうとする姿勢が重要です。ただし、自己判断は禁物です。実習指導者および教員への報告・連絡・相談を心がけてください。
教員との連絡方法
実習施設ごとに担当教員が配置されます。問題が起きていなくても、担当教員とは定期的に連絡を取るようにしてください。
実務経験のある教員
臨床経験のある言語聴覚士が実務経験を生かして指導する。