科目コード
S26201
授業科目名
言語聴覚障害学総論
担当者
平松 哲哉・西村 祐一
対象年度
2026
履修区分
必修
開講期
1年
前期
授業回数
15回
単位数
2単位

授業の概要
言語聴覚士とはどのような職業か、その領域、歴史、職務内容や概略について学び、職務遂行にあたって不可欠な職業倫理やリスク管理の基本を理解する。また、言語聴覚士が扱う各種障害領域の概要を知る。
また、言語聴覚障害の診断に関連する基本概念を習得し、適切な臨床活動を行うための基礎的な能力を養う。言語聴覚士の臨床の流れ、評価における検査の位置づけと意義、観察評価や情報収集の重要性、記録の方法、初回面接(インテーク)からスクリーニング評価、検査に関連する基本概念や方法・技術をグループワーク・ディスカッションなどのアクティブラーニングを取り入れた学習により習得する。
DPとの関連
①人間を広い領域から捉え、人を愛する心と専門技術を統合できる能力を身につける
②言語聴覚障害学について深い専門的知識を修得し、それを臨床において適切に応用することができる能力を身につける
③職務遂行に必要な社会性、倫理観、専門職業人としての自覚を身に付け、多様な患者、家族、医療・福祉関係者等と円滑なコミュニケーションを取ることができる能力を身につける
④複雑で多様な障害について常に科学的に探究する姿勢をもち、積極的に自己研鑚し続ける能力を身につける
※DP:ディプロマ・ポリシー(修了認定の方針)=修了までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
1.言語聴覚士の業務および言語聴覚士が関わる主な領域、評価・診断の目的と意義・方法を理解し、説明することができる。
2.情報収集、インテーク面接、スクリーニング検査の目的を理解し、実施することができる。
3.各種脳画像と脳部位を理解し、脳機能の局在を理解することができる。
4.研究法の種類について理解し、説明することができる。
履修上の注意事項
実際に練習を積むことが大事です。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 言語聴覚士の職務、言語聴覚士の活躍の場、言語聴覚士の歴史、言語聴覚士の養成教育、職業倫理、他職種連携 【西村 祐一】 事前:言語聴覚障害学概論P.1-16、P.18-19(120分) 事後:講義の復習を行う(120分)
2 言語聴覚障害の種類1:小児期にみられる言語・認知系の障害、成人期にみられる言語・認知系の障害  【西村 祐一】 事前:言語聴覚障害学概論P.76-89を読む(120分) 事後:講義の復習を行う(120分)
3 言語聴覚障害の種類2:発声発語障害、摂食嚥下障害 【西村 祐一】 事前:言語聴覚障害学概論P.90-102を読む(120分) 事後:講義の復習を行う(120分)
4 言語聴覚障害の種類3:聴覚障害 【西村 祐一】 事前:言語聴覚障害学概論P.102-111を読む(120分) 事後:講義の復習を行う(120分)
5 言語聴覚療法の臨床の流れ、言語聴覚療法における評価・診断1:評価診断の目的、収集する情報の種類と収集方法 【西村 祐一】 事前:言語聴覚障害学概論P.63-71を読む(120分) 事後:講義の復習を行う(120分)
6 言語聴覚療法における評価・診断2:情報の統合と解釈 介入の原則 【西村 祐一】 事前:言語聴覚障害学概論P.63-72(120分) 事後:講義の復習を行う(120分)
7 情報収集、模擬カルテの読み込み 【平松 哲哉】 事前:p24-28を読む(120分) 事後:情報収集の内容と場面の理解を復習する(120分)
8 初回面接と面接の技法、インテーク用紙の作成 【平松 哲哉】 事前:p28を読み、インテーク面接の内容を理解する(120分) 事後:インテークの各項目の目的を確認する(120分)
9 模擬インテーク面接の実施 【平松 哲哉】 事前:インテーク面接技法の確認(120分) 事後:FB内容を復習する(120分)
10 スクリーニング検査 【平松 哲哉】 事前:p29、p36-44を読み、スクリーニング検査の目的・内容を理解する(120分) 事後:FB内容を復習する(120分)
11 スクリーニング検査の実施 【平松 哲哉】 事前:スクリーニング検査の準備・練習(120分) 事後:FB内容を復習する(120分)
12 報告書作成 【平松 哲哉】 事前:p246-257を読み報告書作成の目的と内容を把握する(120分) 事後:FB内容を復習する(120分)
13 言語聴覚療法の歴史、リスク管理 【平松 哲哉】 事前:事前配布資料を読む(120分) 事後:講義資料を復習する(120分)
14 言語聴覚障害学における研究 【西村 祐一】 事前:言語聴覚療法 評価・診断学 第2版P.260-273(120分) 事後:講義の復習を行う(120分)
15 画像診断 【西村 祐一】 事前:レジュメを読む(120分) 事後:講義の復習を行う(120分)
成績評価方法
試験100% ただし受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
標準言語聴覚障害学 言語聴覚療法 評価・診断学 第2版(医学書院) 978-4-260-06279-4
最新言語聴覚学講座 言語聴覚障害学概論(医歯薬出版株式会社) 978-4-2632-7071-4
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
図解言語聴覚療法技術ガイド 第2版 深浦順一編集主幹 文光堂 978-483-0647017
教員からのメッセージ
インテーク面接やスクリーニング検査の実施は、今後の演習にもつながる内容ですので、授業時間外にも練習をしましょう。
教員との連絡方法
平松哲哉 304研究室、学内メール、Cラーニングにて連絡が可能。
西村祐一 409研究室、学内メールにて連絡が可能。
実務経験のある教員
病院において、コミュニケーション障害および摂食嚥下障害のリハビリテーションに関する実務経験を有する言語聴覚士が担当し、臨床経験に基づいて言語聴覚療法の概要を体系的に解説する。あわせて、臨床現場で求められる専門的知識および実践的技術の習得を目的とした教育を行う。