科目コード
S25103
授業科目名
聴覚障害Ⅱ
担当者
山崎 和子 ・ 長谷川 純
対象年度
2024
履修区分
必修
開講期
1年
後期
授業回数
8回
単位数
1単位

授業の概要
ライフステージに応じた、聴覚・言語・発声発語の(リ)ハビリテーションの考え方と方法について学ぶ。聴覚障碍児者への支援方法や制度についての知識を習得する。
DPとの関連
①人間を広い領域から捉え、人を愛する心と専門技術を統合できる能力を身につける
②言語聴覚障害学について深い専門的知識を修得し、それを臨床において適切に応用することができる能力を身につける
③職務遂行に必要な社会性、倫理観、専門職業人としての自覚を身に付け、多様な患者、家族、医療・福祉関係者等と円滑なコミュニケーションを取ることができる能力を身につける
④複雑で多様な障害について常に科学的に探究する姿勢をもち、積極的に自己研鑚し続ける能力を身につける
※DP:ディプロマ・ポリシー(修了認定の方針)=修了までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
・聴覚障碍児の乳幼児期、学童期の特徴と課題を理解し、支援の基本的な考え方について理解する。
・成人聴覚障碍者の多様性とその特徴、対処の違いを知り、方法を学ぶ。
履修上の注意事項
基本的な受講のルールを遵守してください。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 聴覚障碍乳幼児のハビリテーションの概要 【山崎】 事前:教科書第7章p246-252を読む。(120分) 事後:教科書、配布資料を基にまとめる。(120分)
2 聴覚補償と補聴効果の評価 【山崎】 事前:教科書第7章p252-261読む。(120分) 事後:教科書、配布資料を基にまとめる。(120分)
3 言語習得の課題と支援 【山崎】 事前:教科書第7章p261-279を読む。(120分) 事後:教科書、配布資料を基にまとめる。(120分)
4 聴覚学習とコミュニケーション支援 【山崎】 事前:教科書第7章p280-308を読む。(120分) 事後:教科書、配布資料を基にまとめる。(120分)
5 学童期の課題と支援 【山崎】 事前:教科書第7章p308-324を読む。(120分) 事後:教科書、配布資料を基にまとめる。(120分)
6 聴覚障碍者の歴史とコミュニケーション 【長谷川】 事前:教科書の第1章を読む(120分) 事後:授業内容のまとめ作成と関連知識の検索(120分)
7 中途失聴者の評価と支援(カウンセリングと補聴.社会参加への支援) 【長谷川】 事前:教科書の第6章を読む(120分) 事後:授業内容のまとめ作成と関連知識の検索(120分)
8 聴覚障碍者のコミュニケーション支援(手話、要約筆記) 【長谷川】 事前:教科書の第9章を読む(120分) 事後:授業内容のまとめ作成と関連知識の検索(120分)
成績評価方法
期末試験100%
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
標準言語聴覚障害学 聴覚障害学 第3版【城間将江ほか編】(医学書院) 978-4260043502
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
言語聴覚士のための聴覚障害学 【喜多村 健 編】(医歯薬出版) 978-4263212653
教員からのメッセージ
聴覚障害Ⅰを復習しておいてください。
小児の発達を理解しておくことが小児期のハビリテーションには重要です。発達について理解を深めておいてください。
教員との連絡方法
講義終了後、教室で。 授業時以外は専任教員に連絡してください。
実務経験のある教員
【山崎】難聴幼児通園施設で言語聴覚士として勤務していた。その実務経験を加味して講義を行う。
【長谷川】病院において臨床経験のある言語聴覚士が,実務経験を活かして講義を行う。