科目コード
S24105
授業科目名
構音・音声障害演習Ⅰ
担当者
平松 哲哉
対象年度
2024
履修区分
必修
開講期
1年
後期
授業回数
15回
単位数
1単位

授業の概要
発声発語障害のうち運動障害性構音障害の評価と、検査から得られた情報の解釈、ガイドラインに沿いエビデンスに基づく訓練立案について学習する。実際は複数の運動障害が重複することが多いが、各発声発語器官別でその訓練を演習形式で学ぶことにより、重複した運動障害を有するクライアントに対応できる臨床技能を養う。
DPとの関連
①人間を広い領域から捉え、人を愛する心と専門技術を統合できる能力を身につける
②言語聴覚障害学について深い専門的知識を修得し、それを臨床において適切に応用することができる能力を身につける
③職務遂行に必要な社会性、倫理観、専門職業人としての自覚を身に付け、多様な患者、家族、医療・福祉関係者等と円滑なコミュニケーションを取ることができる能力を身につける
④複雑で多様な障害について常に科学的に探究する姿勢をもち、積極的に自己研鑚し続ける能力を身につける
※DP:ディプロマ・ポリシー(修了認定の方針)=修了までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
・検査演習で各下位検査での評価目的を理解して実施することができるようになる。
・自主的な練習により自動的に検査実施ができ、検査実施中に患者の努力の有無などの様子を評価することができるようになる。
・検査結果の適切な解釈と、適切な訓練立案をすることができるようになる。
・推奨される訓練内容を適切に実施することができるようになる。
履修上の注意事項
やむを得ず遅刻した場合も参加すること。授業中の私語,携帯電話などの使用は禁止とする。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 検査 1(演習) 標準ディサースリア検査(AMSD)の概要、発話の検査 事前:マニュアルp15-21を読む(60分)
2 検査 2(演習) AMSD 発声発語器官検査(呼吸機能、発声機能) 事前:テキスト第6章p110-113を読む(60分)
3 検査 3(演習) AMSD 発声発語器官検査(鼻咽腔閉鎖機能、口腔構音機能) 事前:テキスト第6章p113-117を読む(60分)
4 検査 4(演習) AMSD 発声発語器官検査(口腔構音機能) 事前:テキスト第6章p113-117を読む(60分)
5 検査 5(演習) AMSD 補助検査 事前:マニュアルp46-51を読む(60分)
6 検査 6(演習) AMSD 結果のまとめ方、解釈 事前:p117-129を読む(60分)
7 訓練:訓練の考え方 運動療法的アプローチ 事後:小レポート作成(60分)
8 訓練:呼吸機能へのアプローチ 事後:小レポート作成(60分)
9 訓練:発声機能へのアプローチ 事後:小レポート作成(60分)
10 訓練:鼻咽腔閉鎖機能へのアプローチ 事後:小レポート作成(60分)
11 訓練:口腔構音機能へのアプローチ 事後:小レポート作成(60分)
12 訓練:発話速度の調整へのアプローチ 事後:小レポート作成(60分)
13 訓練:拡大代替コミュニケーション・アプローチ 事後:小レポート作成(60分)
14 ケーススタディ:訓練立案、報告書作成 事後:症例レポート作成(60分)
15 ケーススタディ:訓練立案、報告書作成 事後:症例レポート作成(60分)
成績評価方法
試験60%、演習レポート40%で評価
かつ、実習前OSCE(客観的臨床能力試験)において合格基準をみたすことが単位取得の条件である。
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
ディサースリア 臨床標準テキスト 第2版【西尾 正輝】(医歯薬出版) 978-4-263-26665-6
病気がみえる 〈vol.7〉 脳・神経【医療情報科学研究所】(メディックメディア) 978-4896326864
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
教員からのメッセージ
演習形式の授業となるので、マニュアルの読み込みなど事前準備が重要。クライエントの様子を観察しながら検査実施をするためには、検査実施は自動的に行える水準であることが必要なため、自主的な実技練習は必要と考えている。
教員との連絡方法
304研究室
初回講義の際に説明する。
実務経験のある教員
病院で言語聴覚士として実務経験をもちAMSD検査講習を受講した教員により、臨床で実際に運動障害性構音障害例に対する評価・解釈・訓練の立案と実施演習を行う。