科目コード
S23103
授業科目名
言語発達障害Ⅲ
担当者
河村 千夏
対象年度
2024
履修区分
必修
開講期
1年
後期
授業回数
8回
単位数
1単位

授業の概要
この講義では、言語発達障害の中でも特異的言語発達障害、限局性学習障害(発達性読み書き障害)に伴う言語発達障害について学ぶ。
DPとの関連
①人間を広い領域から捉え、人を愛する心と専門技術を統合できる能力を身につける
②言語聴覚障害学について深い専門的知識を修得し、それを臨床において適切に応用することができる能力を身につける
③職務遂行に必要な社会性、倫理観、専門職業人としての自覚を身に付け、多様な患者、家族、医療・福祉関係者等と円滑なコミュニケーションを取ることができる能力を身につける
④複雑で多様な障害について常に科学的に探究する姿勢をもち、積極的に自己研鑚し続ける能力を身につける
※DP:ディプロマ・ポリシー(修了認定の方針)=修了までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
特異的言語発達障害、限局性学習障害(発達性読み書き障害)を伴う言語発達障害を理解することで、評価の流れ、内容、支援や指導といった臨床技術の基礎を習得することができる。
履修上の注意事項
配布資料もありますが、毎回必ずテキストを持参してください。
遅刻は2回で欠席1回扱い、開始後20分以降は欠席扱いですが、やむを得ず遅れた場合も参加してください。
レポートや提出課題はC-learningより指示を出します。提出もC-learningでお願いします。
提出物は期限、課題量の指定を守りましょう。提出が遅延する場合には事前に連絡を頂いていたら対応いたします。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 特異的言語発達障害とは テキストP101~105を読む(60分) 事前課題(用語を調べておく)(60分) 感想レポートを作成する(60分)
2 特異的言語発達障害の言語・コミュニケーションの評価 テキストP106~109を読む(60分) 事前課題(用語を調べておく)(60分) 感想レポートを作成する(60分)
3 特異的言語発達障害の言語・コミュニケーションの支援 テキストP109~113を読む(60分) 事前課題(用語を調べておく)(60分) 感想レポートを作成する(60分)
4 特異的言語発達障害の言語・コミュニケーションの発達経過に伴う変化 テキストP113~117を読む(60分) 事前課題(用語を調べておく)(60分) 感想レポートを作成する(60分)
5 限局性学習障害とは テキストP118~123を読み、DSM-5の診断基準について調べておく(120分) 事前課題(用語を調べておく)(60分) 感想レポートを作成する(60分)
6 発達性読み書き障害とは テキストP123~131を読む(120分)事前課題(用語を調べておく)(60分) 感想レポートを作成する(60分)
7 発達性読み書き障害の言語・コミュニケーションの評価 テキストP131~134を読む(60分) 事前課題(用語を調べておく)(60分) 感想レポートを作成する(60分)
8 発達性読み書き障害の言語・コミュニケーションの支援 テキストP134~141を読む(120分)事前課題(用語を調べておく)(60分) 感想レポートを作成する(60分)
成績評価方法
期末試験100%
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
言語発達障害学 第3版(標準言語聴覚障害学)【深浦順一編集】( 医学書院) 978-4260043427
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
言語聴覚士テキスト第3版【大森孝一ほか(編)】(医歯薬出版) 978-4263265604
教員からのメッセージ
講義前は教科書の該当ページを読んでおくこと。講義終了後は、資料を読み返し、専門用語等わからないことがあれば、各自調べて知識を深めておいて下さい。 
教員との連絡方法
講義後に質問があれば承ります。C-learningを使用しての連絡質問も可能です。
実務経験のある教員
言語聴覚士として小児療育センター及び特別支援学校にて自閉症スペクトラム障害児の臨床経験のあり、現在言語聴覚研究所付属相談室にて小児の言語相談・指導に携わる教員が担当する。