科目コード
S22202
授業科目名
高次脳機能障害演習
担当者
三上 裕子 ・ 本多 留美
対象年度
2024
履修区分
必修
開講期
2年
前期
授業回数
15回
単位数
1単位

授業の概要
様々な高次脳機能障害を緻密に評価していくために必要な諸検査について、検査の目的、概要、意義、実施方法、結果の処理と解釈、報告のしかた等について学修する。また、代表的な訓練法についても、目的、手続きを学ぶ。さらに、これらの検査や訓練法をどのように活用するか、事例を通して検討する。
DPとの関連
①人間を広い領域から捉え、人を愛する心と専門技術を統合できる能力を身につける
②言語聴覚障害学について深い専門的知識を修得し、それを臨床において適切に応用することができる能力を身につける
③職務遂行に必要な社会性、倫理観、専門職業人としての自覚を身に付け、多様な患者、家族、医療・福祉関係者等と円滑なコミュニケーションを取ることができる能力を身につける
④複雑で多様な障害について常に科学的に探究する姿勢をもち、積極的に自己研鑚し続ける能力を身につける
※DP:ディプロマ・ポリシー(修了認定の方針)=修了までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
1 高次脳機能障害に関わる代表的な検査法について、目的、概要、実施方法、解釈方法を説明できる。
2 高次脳機能障害に関わる代表的な訓練法について、目的、概要、手続き、有効性について説明できる。
3 インテーク情報をもとに、必要な検査を選び、リハビリテーションの方針を立案できる。
履修上の注意事項
遅刻は2回で欠席1回扱い、開始後20分以降は欠席扱いですが、やむを得ず遅れた場合も参加してください。
検査・訓練法については、担当を決めて、学生にデモンストレーションをしてもらいます。発表前に必ず相談に来てください。
検査の練習は授業時間内では足りません。実習に備えて登校時の空きコマを活用してください。
テーマごとに毎回、レポートを提出してもらいます。提出物はすべて提出ずみであることが評価の前提です。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 記憶検査(RBMT) 【三上・本多】 事前:デモンストレーション準備
2 記憶検査(RBMT) 【三上・本多】 事後:課題レポート作成
3 記憶検査(WMS-R) 【三上・本多】 事前:デモンストレーション準備
4 記憶検査(WMS-R) 【三上・本多】 事後:課題レポート作成
5 遂行機能検査(WCST) 【三上・本多】 事前:デモンストレーション準備
6 遂行機能検査(BADS) 【三上・本多】 事後:課題レポート作成
7 遂行機能検査(BADS) 【三上・本多】 事後:課題レポート作成
8 視空間認知検査(BIT) 【三上・本多】 事前:デモンストレーション準備
9 視空間認知検査(BIT) 【三上・本多】 事後:課題レポート作成
10 記憶のリハビリテーション(EL、SR) 【三上・本多】 事前:デモンストレーション準備 事後:課題レポート作成
11 その他の遂行機能検査(ギャンブリング課題、FAB) 補足 【三上・本多】 事後:高次脳機能検査法・訓練法についての用語リスト作成
12 中まとめ:小テストと説明 【三上・本多】 事前:小テストの準備
13 高次脳機能障害の支援のプロセス 事例検討A 【三上・本多】 事後:課題レポート作成
14 高次脳機能障害の全人的リハビリテーション 事例検討B 【三上・本多】 事後:課題レポート作成
15 高次脳機能障害者の生活支援とリハビリテーション 事例検討C 【三上・本多】 事後:課題レポート作成
成績評価方法
検査のデモンストレーションとレポートで30%
定期試験(高次脳機能障害の検査・訓練に関する総合的な内容)70% 
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。

ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
高次脳機能障害学 第3版【阿部晶子/吉村貴子(編)】(医学書院) 978-4-260-04306-9
図解 言語聴覚療法技術ガイド【深浦 順一】(文光堂) 978-4830645112
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
高次脳機能障害の評価【田川晧一/池田学(編)】(西村書店) 978-4-86706-013-1
高次脳機能障害学【石合純夫】(医歯薬出版) 978-4-263-26651-9
教員からのメッセージ
検査および訓練法の一部については、ペアまたはグループで担当し、デモンストレーションをしていただきます。自分が担当した検査や訓練以外についても、積極的に質問し、理解を深めてください。
教員との連絡方法
207研究室 初回講義時に説明する。
実務経験のある教員
言語聴覚士としての臨床経験を活かして、臨床現場を想定し授業を行う。