科目コード
S22103
授業科目名
失語症演習Ⅰ
担当者
三上 裕子
対象年度
2024
履修区分
必修
開講期
1年
後期
授業回数
15回
単位数
1単位

授業の概要
失語症例の映像の観察を通して症状をとらえる。また、標準失語症検査を中心に失語症検査の具体的な実施方法・記録・結果の分析方法を学ぶ。
DPとの関連
①人間を広い領域から捉え、人を愛する心と専門技術を統合できる能力を身につける
②言語聴覚障害学について深い専門的知識を修得し、それを臨床において適切に応用することができる能力を身につける
③職務遂行に必要な社会性、倫理観、専門職業人としての自覚を身に付け、多様な患者、家族、医療・福祉関係者等と円滑なコミュニケーションを取ることができる能力を身につける
④複雑で多様な障害について常に科学的に探究する姿勢をもち、積極的に自己研鑚し続ける能力を身につける
※DP:ディプロマ・ポリシー(修了認定の方針)=修了までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
1 失語症例の映像を観察し、症状をとらえることができる。
2 失語症検査について、それぞれの特色と概要を説明できる。
3 標準失語症検査(SLTA)を正しい方法で実施、採点できる。
履修上の注意事項
遅刻は2回で欠席1回扱い、開始後20分以降は欠席扱いですが、やむを得ず遅れた場合も参加してください。
毎回、レポート課題を提出してもらいます。提出物はすべて提出ずみであることが評価の前提です。
補講が加わる可能性があります。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 失語症の評価・診断、用いられる検査 【三上】 事後:検査の名称のまとめ
2 SLTA「聞く」 【三上】 事前:マニュアルを読む   事後:課題レポートの作成
3 SLTA「聞く」 【三上】 事前:マニュアルを読む   事後:課題レポートの作成
4 SLTA「聞く」 【三上】 事前:マニュアルを読む   事後:課題レポートの作成
5 SLTA「聞く」 【三上】 事前:マニュアルを読む   事後:課題レポートの作成
6 SLTA「話す」 【三上】 事前:マニュアルを読む   事後:課題レポートの作成
7 SLTA「話す」 【三上】 事前:マニュアルを読む   事後:課題レポートの作成
8 SLTA「話す」 【三上】 事前:マニュアルを読む   事後:課題レポートの作成
9 SLTA「話す」 【三上】 事前:マニュアルを読む   事後:課題レポートの作成
10 SLTA「読む」「書く」「計算」 【三上】 事前:マニュアルを読む  事後:課題レポートの作成
11 SLTA「読む」「書く」「計算」 【三上】 事前:マニュアルを読む   事後:課題レポートの作成
12 SLTA「読む」「書く」「計算」 【三上】 事前:マニュアルを読む   事後:課題レポートの作成
13 失語症の会話支援(1)分かりやすく伝える 【三上】 事後:伝達方法の復習・実践
14 WAB失語症検査、失語症鑑別診断検査 【三上】 事後:レポートの作成
15 WAB失語症検査、失語症鑑別診断検査 【三上】 事後:レポートの作成
成績評価方法
実技試験(検査の実施および採点)50% レポート50%
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
失語症学 第3版【藤田郁代/立石雅子/菅野倫子(編)】(医学書院) 978-4-260-04307-6
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
標準失語症検査マニュアル【日本高次脳機能障害学会 (編集)】(新興医学出版社) 978-4880026183
改訂 失語症の人と話そう【NPO法人言語障害者の社会参加を支援するパートナーの会 和音編集】(中央法規出版) 978-4-8058-3044-4
教員からのメッセージ
検査は実施できるように、用具を手に取って繰り返し練習をしてください。
教員との連絡方法
207研究室 初回講義時に説明する
実務経験のある教員
言語聴覚士としての臨床経験を活かして、臨床現場を想定し授業を行う。