科目コード
S13101
授業科目名
神経系医学
担当者
原田 俊英
対象年度
2024
履修区分
必修
開講期
1年
前期
授業回数
15回
単位数
2単位

授業の概要
言語聴覚士業務を行うために必要な神経系の知識を修得する。神経細胞に始まり、末梢および中枢神経系の構造と機能、病態について理解する。また、臨床現場でよく用いられる、脳波などの電気生理学的検査、CT、MRIなどの形態画像解析、SPECT、PET、fMRIなどの機能画像解析についても学修する。臨床で遭遇することの多い疾患について病状を理解し、説明できることを目指す。
DPとの関連
①人間を広い領域から捉え、人を愛する心と専門技術を統合できる能力を身につける
②言語聴覚障害学について深い専門的知識を修得し、それを臨床において適切に応用することができる能力を身につける
③職務遂行に必要な社会性、倫理観、専門職業人としての自覚を身に付け、多様な患者、家族、医療・福祉関係者等と円滑なコミュニケーションを取ることができる能力を身につける
④複雑で多様な障害について常に科学的に探究する姿勢をもち、積極的に自己研鑚し続ける能力を身につける
※DP:ディプロマ・ポリシー(修了認定の方針)=修了までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
神経系(中枢神経、末梢神経)の構造、機能、病態の基礎を理解し、自分の言葉で表現できる。
履修上の注意事項
授業中の私語は禁止とする。配付資料について、予備の配付は行わないので、紛失等した場合は、各自の責任において、他の学生からのコピー等で対応すること。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 中枢神経系概論、大脳皮質、間脳 事前に当該スライド資料を配付するので、これに目を通しておく。当日の講義内容に関した小テストを配付するので解答することにより事後学修をする。正解は次の講義日に配付するので、各自答え合わせをすること。
2 大脳基底核、大脳辺縁系、小脳、脳幹 同上
3 脊髄、脳循環、髄液動態 同上
4 意識障害、脳ヘルニア 同上
5 高次脳機能 同上
6 認知症、てんかん、脳波 同上
7 運動系 同上
8 前半のまとめ 同上
9 感覚系 同上
10 脳神経系① 同上
11 脳神経系② 同上
12 摂食嚥下障害、小脳障害、排尿障害 同上
13 脳血管障害 同上
14 神経画像 同上
15 後半のまとめ 同上
成績評価方法
期末試験 100%
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
絵でみる脳と神経(第4版)【馬場元毅】(医学書院) 9784260027830
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
神経内科学テキスト(改訂第5版)【江藤 文夫・飯島 節】(南江堂) 9784524228911
教員からのメッセージ
次回の授業範囲を予習し、専門用語の意味等の理解に努める。毎回の授業後、教科書や配付資料を復習すること。
教員との連絡方法
講義終了後、教室で。 授業時以外は教務課に連絡してください。
実務経験のある教員
病院において臨床経験のある医師(脳神経内科専門医)が、実務経験を活かして講義を行う。