科目コード
S11201
授業科目名
医学総論
担当者
甲田 宗嗣 ・ 馬屋原 康高 ・ 猪村 剛史 ・ 後藤 淳
対象年度
2024
履修区分
必修
開講期
2年
前期
授業回数
8回
単位数
1単位

授業の概要
一医療者としてリハビリテーション職に従事するために必要となる基本的な知識を学修する。医療を取り巻く現状を俯瞰し、人口・保健統計、疫学、医療安全や感染症対策、健康管理と予防医学、母子保健、成人・老人保健、精神保健、環境保健などについて学ぶ。障害の概念、リハビリテーションの概念とチーム医療について概観し、医の倫理とEBM、臨床研究や統計的方法について理解する。
DPとの関連
①人間を広い領域から捉え、人を愛する心と専門技術を統合できる能力を身につける
②言語聴覚障害学について深い専門的知識を修得し、それを臨床において適切に応用することができる能力を身につける
③職務遂行に必要な社会性、倫理観、専門職業人としての自覚を身に付け、多様な患者、家族、医療・福祉関係者等と円滑なコミュニケーションを取ることができる能力を身につける
④複雑で多様な障害について常に科学的に探究する姿勢をもち、積極的に自己研鑚し続ける能力を身につける
※DP:ディプロマ・ポリシー(修了認定の方針)=修了までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
1 健康、障害、リハビリテーション、チーム医療の概念について、自分のことばで説明できる。
2 医療者として、医療安全や感染症に対する知識を持ち、対策を実践できる。
3 医の倫理、EBM、臨床研究の重要性を理解し、自身の考えを説明できる。
履修上の注意事項
看護学科およびリハビリテーション学科教員によるオムニバスです。講義の順序に変更があるかも知れませんので、注意を払ってください。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 保健・医療・福祉の現状と対策 人口・保健統計 【後藤】 事前:言語聴覚士テキスト Ⅰ基礎医学 1少子高齢化の問題~2日本人の死因と要介護の原因を読む(120分) 、事後:講義内容をまとめる(120分)
2 医療安全 【後藤】 事前:言語聴覚士テキスト Ⅰ基礎医学 6医療安全と感染予防 1医療安全の推進を読む(120分) 、事後:講義内容をまとめる(120分)
3 感染予防と感染症対策 【後藤】 事前:言語聴覚士テキスト Ⅰ基礎医学 6医療安全と感染予防 2感染予防の実際を読む(120分)、 事後:講義内容をまとめる(120分)
4 健康管理と予防医学 【後藤】 事前:言語聴覚士テキスト Ⅰ基礎医学 7健康管理と予防医学を読む(120分)、事後:講義内容をまとめる(120分)
5 障害の概念 【甲田】 配布資料の予習、受講時に興味を持った事項について、参考資料を学習
6 リハビリテーションの概念とチーム医療 【甲田】 配布資料の予習、受講時に興味を持った事項について、参考資料を学習
7 医の倫理とEBM 【猪村】 医の倫理とEBMについて復習する
8 臨床研究の方法 統計的方法 【馬屋原】 事前:事前提示する講義資料の予習(60分)、事後:学習内容のまとめ,レポート作成(180分)
成績評価方法
期末試験100%
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
言語聴覚士テキスト 第3版【大森 孝一 他】(医歯薬出版株式会社) 978-4-263-26560-4
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
教員からのメッセージ
今日的な問題を理解するため、新聞等ニュースで慰労・保健に関連した情報に留意し、自己の問題意識を高めておくこと。
教員との連絡方法
講義終了後、教室で。 授業時以外は、専攻科教員に連絡してください。
実務経験のある教員
病院において臨床経験のある看護師・理学療法士が、実務経験を活かして講義を行う。