①人間を広い領域から捉え、人を愛する心と専門技術を統合できる能力を身につける | - |
②言語聴覚障害学について深い専門的知識を修得し、それを臨床において適切に応用することができる能力を身につける | ◎ |
③職務遂行に必要な社会性、倫理観、専門職業人としての自覚を身に付け、多様な患者、家族、医療・福祉関係者等と円滑なコミュニケーションを取ることができる能力を身につける | △ |
④複雑で多様な障害について常に科学的に探究する姿勢をもち、積極的に自己研鑚し続ける能力を身につける | ○ |
※DP:ディプロマ・ポリシー(修了認定の方針)=修了までに身に付けるべき資質・能力 |
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回数 | 講義内容【担当教員】 | 事前・事後学修 |
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1 | 解剖学の基礎、人体の基本構成、器官と組織 | 配布資料、参考図書、模型などをもとに、人体の基本構造を再確認し、自分の体ではどこにあたるかを把握する (210分) |
2 | 頭部顔面の構造:概説、頭蓋骨、表情筋群、咀嚼筋群 | 配布資料、参考図書、模型などをもとに、頭蓋骨・構成する個々の骨の名称、鼻腔や口腔の構造、付着する筋の名称と役割を理解する (210分) |
3 | 口腔とその周囲の構造(1):顎関節、舌 | 配布資料、参考図書などをもとに顎関節および舌の構造を理解するとともに、自身の顎関節・舌を動かしてみて各部の関連を確認する。 (210分) |
4 | 口腔とその周囲の構造(2):咽頭、咽頭周囲筋、喉頭、喉頭筋 | 配布資料、参考図書、模型などをもとに、咽頭・喉頭および周囲の構造を再確認し、特に嚥下時に両者がどのように働き動くかを把握する (210分) |
5 | 頸部の構造:声門と声帯、呼吸器系 | 声門・声帯の構造を理解し、配布資料、参考図書などをもとに、各声帯筋が働いた時の声帯ヒダの動きを整理する(210分) |
6 | 頭部の感覚器官:聴覚器(蝸牛)、前庭器官、眼球 | 配布資料、参考図書、模型などをもとに、各感覚器官の構造を再確認する。どの部分で刺激を受容するか、刺激が中枢に伝達される経路を理解する (210分) |
7 | 神経系の構造:抹消神経系器官(脳神経、脊髄神経) | 末梢神経の分類、12種類の脳神経の名称、特に感覚や頭頚部の筋の働きに関係するものの働きを区別して理解する (210分) |
8 | 神経系の構造:中枢神経系器官(大脳、小脳、脳幹、脊髄) | 配布資料、参考図書、模型などをもとに、特に大脳および脳幹の構造と働きを理解する。大脳皮質の機能局在、特に言語に関わるものの区別と働きを整理する (210分) |
書名・著者(出版社) | ISBNコード |
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書名・著者(出版社) | ISBNコード |
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標準理学療法学・作業療法学 専門基礎分野 解剖学 第5版【野村嶬・編】(医学書院) | 978-4-260-03922-2 |
イラスト顎顔面解剖学【松村讓兒 編著】(中外医学社) | 978-4-498-00040-7 |
言語聴覚士のための臨床歯科医学・口腔外科学 第2版【道健一・今井智子・髙橋浩二・山下夕香里】(医歯薬出版) | 978-4-263-21720-7 |