科目コード
R7029
授業科目名
高齢期作業療法学
担当者
宮崎 洋幸 ・ 渡邊 哲也
対象年度
2024
履修区分
必修
開講期
3年
前期
授業回数
15回
単位数
1単位

授業の概要
老年期医療・老人保健分野での作業療法士の役割は大きい。作業療法士は対象者の老年期特有の状況を考慮し、心身、そして脳機能の状態をとらえる力を有している。老年期分野で作業療法を用いるための脳、身体、精神に関する知識を統合する力を養う。
DPとの関連
①平和を希求する心と豊かな人間性を身につける
②修得した専門知識・技術を基盤にした総合的臨床能力を身につける
③高い倫理観をもち、自己を変革しつづける能力を身につける
④地域社会・国際社会と協働し、人々の健康生活のニーズに対応できる能力を身につける
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
身体面、精神面、社会的側面から、老化について説明することができる。
老年期の人々への援助のためのリスク管理を述べることができる。
履修上の注意事項
資料配布は最小限にします。黒板に書く内容をノートに整理して理解してください。受講態度として、許可のないスマートフォンの使用を禁止とし、授業に関係のない私語や居眠りを慎んでください。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 オリエンテーション・高齢者に関する基本知識 【宮崎】
2 老化・老年症候群について 【宮崎】
3 高齢期作業療法の目的 【宮崎】
4 高齢期作業療法が実施される場所 【宮崎】
5 高齢者に対する作業療法士の基本的態度 【宮崎】
6 作業療法の手技と技法(評価・観察) 【宮崎】
7 作業療法の手技と技法(面接) 【宮崎】
8 認知症に関する知識(病態、中核・周辺症状と臨床像) 【渡邊】
9 認知症高齢者の作業療法①(評価とその目的) 【渡邊】
10 認知症高齢者の作業療法②(アクティビティと活動形態) 【渡邊】
11 認知症高齢者のリスク管理 【渡邊】
12 認知症者の家族支援及び多職種連携と認知症初期集中支援チーム 【渡邊】
13 事例検討① 【宮崎】
14 事例検討② 【宮崎】
15 高齢期作業療法の実践/総括 【宮崎】
成績評価方法
期末テスト80%、課題レポート・小テスト20%として評定し、双方6割以上修得することで単位評定します。
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
高齢期作業療法学 第3版・松房利憲 他(医学書院) 978-4-260-02440-2
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
老年学 第5版 ・ 大内尉義 他( 医学書院) 978-4-260-03947-5
認知症の作業療法 ・ 小川敬之 他(医歯薬出版) 978-4-263-21334-6
認知症のある人の生活と作業療法 ・ 守口恭子(三輪書店) 978-4-89590-610-4
教員からのメッセージ
小テストをいれる予定にしています。
資料などはクリアファイルなどに保管し、確認出来るようにしておいて下さい。
教員との連絡方法
適宜、研究室を訪れてください。
メールでの連絡:miyazhiroy@hcu.ac.jp (宮崎)  watanabe777@hcu.ac.jp (渡邊)
実務経験のある教員