科目コード
R7027
授業科目名
高次脳機能作業療法学
担当者
宮崎 洋幸 ・ 岩本 優士
対象年度
2024
履修区分
必修
開講期
3年
前期
授業回数
15回
単位数
1単位

授業の概要
人間は脳を損傷することでさまざまな症状を呈する。そして、その多くが日常生活になんらかの影響をもたらせる。特に大脳は人間の心を宿している場所でもあり、大脳のいずれかの損傷は人間の心になんらかの変化をもたらせることにもなる。対象者の高次脳機能障害を臨床評価するためには、症状の理解が必要になる。この授業を通じて、高次脳機能の解剖学的視点、発達的視点、症候学的視点からその症状の具体的内容を修得する。
DPとの関連
①平和を希求する心と豊かな人間性を身につける
②修得した専門知識・技術を基盤にした総合的臨床能力を身につける
③高い倫理観をもち、自己を変革しつづける能力を身につける
④地域社会・国際社会と協働し、人々の健康生活のニーズに対応できる能力を身につける
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
1. 高次脳機能を解剖学レベルで理解し説明できる。また、高次脳機能障害の症状・分類を理解する。
2. 高次脳機能障害の診療に関する基礎知識を学ぶ。更に、症候別の評価や介入などの実践を学ぶ。
履修上の注意事項
配布するプリントは、重複して説明することがあるので、毎回持参するように心がけて下さい。また、授業を受ける際の準備として、学習のポイントを事前に伝達します。特に各論の講義では、予習をしてポイントを抑えた上で受講してください。受講態度として、許可のないスマートフォンの使用を禁止とし、授業に関係のない私語や居眠りを慎んでください。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 オリエンテーション/テキストの説明/DVD鑑賞 【宮崎】 受講シート・自主学習シート作成(60分)
2 脳の機能解剖・脳の発達と高次脳機能の獲得・基礎知識について 【宮崎】 受講シート・自主学習シート作成(60分)
3 高次脳機能障害の概要 【宮崎】 受講シート・自主学習シート作成(60分)
4 注意障害の作業療法 【宮崎】 受講シート・自主学習シート作成(60分)
5 記憶障害の作業療法 【宮崎】 受講シート・自主学習シート作成(60分)
6 失語症の作業療法 【岩本】 受講シート・自主学習シート作成(60分)
7 失行症の作業療法 【岩本】 受講シート・自主学習シート作成(60分)
8 失認の作業療法 【岩本】 受講シート・自主学習シート作成(60分)
9 半側空間無視の作業療法 【岩本】 受講シート・自主学習シート作成(60分)
10 遂行機能障害の作業療法 【岩本】 受講シート・自主学習シート作成(60分)
11 社会的行動障害の作業療法 【宮崎】 受講シート・自主学習シート作成(60分)
12 高次脳機能障害の評価について 【宮崎】 受講シート・自主学習シート作成(60分)
13 高次脳機能障害の治療について① 【宮崎】 受講シート・自主学習シート作成(60分)
14 高次脳機能障害の治療について② 【宮崎】 受講シート・自主学習シート作成(60分)
15 高次脳機能障害者の社会支援と自動車運転について/総括 【宮崎】 受講シート・自主学習シート作成(60分)
成績評価方法
提出課題および小テストなど30%・期末試験(自主学習シート)70%で評定し、それぞれ6割以上を獲得することで単位評定します。
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
高次脳機能作業療法学 第2版 ・ 能登真一 編集(医学書院) 9784260038188
リハに役立つ脳画像 - コツさえわかればあなたも読める 改訂第2版 ・ 酒向正春 監修(MEDICAL VIEW) 978-4-7583-2013-9
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
高次脳機能障害マエストロ③ ・ 鈴木孝治 他(医歯薬出版株式会社) 978-4-263-21563-0
高次脳機能障害学 第3版 ・ 石合純夫 著(医歯薬出版株式会社) 978-4-263-26651-9
リハビリテーションのための脳 ・ 神経科学入門 第2版・森岡周 著(協同医書出版社) 9784763910790
教員からのメッセージ
高次脳機能障害を罹患されている対象者の理解につながる授業です。しっかりと知識を身につけて、理解できる土台を作っていきましょう。また、臨床で関わる頻度が多い症状群ですから、復習・課題に取り組みながら充分な理解につなげていくように取り組みましょう。自主課題シート作成は、日頃の取り組みが大切です。
教員との連絡方法
研究室303室に在室中でしたら、いつでも質問・相談に寄って下さい。また、連絡方法としては、大学のメール(miyazhiroy@hcu.ac.jp)を使用して下さい。
実務経験のある教員