科目コード
R7022
授業科目名
発達過程作業療法学演習Ⅰ
担当者
平尾 文
対象年度
2024
履修区分
必修
開講期
2年
後期
授業回数
15回
単位数
1単位

授業の概要
子どもの発達を考え、作業療法士としてどのように関わっていくかを具体的に実技を交えて学びます。
※例えば、初対面の子どもと一瞬で仲良くなる方法は?を一緒に考え、実技も行います。発達領域の作業療法士の役割について考え、学びます。教員が一方的に伝えるだけでなく、少人数でのグループディスカッションを取り入れ、自分たちの考えを発表し合います。
DPとの関連
①平和を希求する心と豊かな人間性を身につける
②修得した専門知識・技術を基盤にした総合的臨床能力を身につける
③高い倫理観をもち、自己を変革しつづける能力を身につける
④地域社会・国際社会と協働し、人々の健康生活のニーズに対応できる能力を身につける
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
・子どもと一瞬で仲良くなる方法を3つ列挙できる
・障害を持つ子どもへの関わり方について、配慮する点を3つ列挙できる
・自分と違う考え方があることを理解することで、自分の視野を広げられる
履修上の注意事項
・課題の提出期限を守ってください
・配布資料は大事に保管してください
・授業態度が不適切な場合は、厳重注意をすることがあります
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 オリエンテーション・診療報酬について考える 【平尾文】 診療報酬とは何かについて事前に調べる(60分)。
2 作業療法の診療報酬について①:病院での診療報酬を計算する 【平尾文】 作業療法の診療報酬について事前に調べる(60分)。
3 発達障害について① 【平尾文】 発達障害を持つ子どもの特徴について調べる①(60分)。
4 発達障害について② 【平尾文】 発達障害を持つ子どもの特徴について調べる②(60分)。
5 発達障害について③ 【平尾文】 発達障害を持つ子どもの特徴について調べる③(60分)。
6 脳性麻痺について(痙直型)① 【平尾文】 脳性麻痺(痙直型)を持つ子どもの特徴について調べる(60分)。
7 脳性麻痺について(アテトーゼ型)② 【平尾文】 脳性麻痺(アテトーゼ型)を持つ子どもの特徴について調べる(60分)。
8 重症心身障害について① 【平尾文】 重症心身障害を持つ子どもの特徴について調べる①(60分)。
9 重症心身障害について② 【平尾文】 重症心身障害を持つ子どもの特徴について調べる②(60分)。
10 知的障害・ダウン症について 【平尾文】 知的障害・ダウン症を持つ子どもの特徴について調べる(60分)。
11 筋ジストロフィー症について 【平尾文】 筋ジストロフィー症を持つ子どもの特徴について調べる(60分)。
12 二分脊椎症について 【平尾文】 二分脊椎症を持つ子どもの特徴について調べる(60分)。
13 分娩麻痺について 【平尾文】 分娩麻痺を持つ子どもの特徴について調べる(60分)。
14 骨形成不全症について 【平尾文】 骨形成不全症を持つ子どもの特徴について調べる(60分)。
15 まとめ 1回~14回授業のダイジェストを振り返る 【平尾文】 1~14回授業の大切な所を確認する(60分)。
成績評価方法
期末試験(60%)・提出物(40%)にて総合評価します。
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
イラストでわかる発達障害の作業療法・上杉雅之(医歯薬出版株式会社) 978-4-263-21717-7
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
教員からのメッセージ
授業はアクション・リアクションによるコミュニケーションで成り立ちます。積極的に楽しみながら受講してください。
教員との連絡方法
パソコンのアドレスまでメールを送ってください。aya.72710@hcu.ac.jp
実務経験のある教員
小児専門の作業療法士として、15年間の病院での勤務経験を持つ作業療法士。その間に担当した子どもは約600人。こちらの経験を基に障害を持つ子どもの作業療法実践について、楽しみながら学ぶことができる授業です。