科目コード
R7020
授業科目名
精神機能作業療法学演習Ⅰ
担当者
川畑 なみ ・ 坂本 将徳
対象年度
2024
履修区分
必修
開講期
2年
後期
授業回数
15回
単位数
1単位

授業の概要
精神医学的知識と障害構造論に基づき,回復段階に応じた精神障害に対する作業療法の基本的な治療理論について理解する。
DPとの関連
①平和を希求する心と豊かな人間性を身につける
②修得した専門知識・技術を基盤にした総合的臨床能力を身につける
③高い倫理観をもち、自己を変革しつづける能力を身につける
④地域社会・国際社会と協働し、人々の健康生活のニーズに対応できる能力を身につける
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
主な対象となる疾患の精神医学的特徴と作業療法の展開方法について説明できるようになる。
履修上の注意事項
各疾患の授業の終了回の翌週に小テストを行います。遅刻・欠席で受験できなかった場合は評価の対象になりませんので注意してください。授業では各疾患についてグループディスカッションで理解を深めます。授業中の私語、及び携帯電話・スマートフォンの使用は禁止します。配布資料は予備の配布はしませんので、紛失した場合は他学生からコピー等をしてください。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 オリエンテーション、就労支援 就労支援について復習する(60分)
2 統合失調症の作業療法① 統合失調症の過去問プリントを解く(60分)
3 統合失調症の作業療法② 統合失調症の作業療法について過去問で復習し、小テスト対策をする(60分)
4 気分障害(うつ病・双極性障害)の作業療法① 気分障害の過去問プリントを解く(60分)
5 気分障害(うつ病・双極性障害)の作業療法② 気分障害の作業療法について過去問で復習し、小テスト対策をする(60分)
6 神経症性障害の作業療法① 神経症性障害の過去問プリントを解く(60分)
7 神経症性障害の作業療法② 神経症性障害の作業療法について過去問で復習し、小テスト対策をする(60分)
8 摂食障害の作業療法① 摂食障害の作業療法について過去問で復習し、小テスト対策をする(60分)
9 パーソナリティ障害の作業療法① パーソナリティ障害の過去問プリントを解く(60分)
10 パーソナリティ障害の作業療法② パーソナリティ障害の作業療法について過去問で復習し、小テスト対策をする(60分)
11 物質関連障害(薬物依存・アルコール依存)の作業療法① 物質関連障害の過去問プリントを解く(60分)
12 物質関連障害(薬物依存・アルコール依存)の作業療法② 物質関連障害の作業療法について過去問で復習し、小テスト対策をする(60分)
13 てんかんの作業療法① てんかんの過去問プリントを解く(60分)
14 てんかんの作業療法② てんかんの作業療法について過去問で復習し、小テスト対策をする(60分)
15 科目のまとめ 授業で説明のあった期末試験対策のポイントをまとめる(60分)
成績評価方法
期末試験90%、小テスト10%
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
精神疾患の理解と精神科作業療法 第3版 朝田隆・中島直・堀田英樹 (中央法規出版株式会社) 978-4-8058-5980-3
生活を支援する精神障害作業療法 第2版 香山明美・小林正義 他 編 (医歯薬出版株式会社) 978-4-263-21933-1
標準理学療法学・作業療法学専門基礎分野 精神医学(第4版 増補版) 編集:上野 武治 (医学書院) 978-4-2600-4476-9
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
精神機能作業療法学 第3版 小林夏子 編 (医学書院) 978-4-260-03944-4
教員からのメッセージ
各疾患の事前学習のプリント(過去問)は必ず次回の授業までに実施し、グループディスカッションには自主的・積極的に取り組んでください。
教員との連絡方法
kawabata@hcu.ac.jpにまず連絡をください。
実務経験のある教員
精神障害領域での実務経験を伴う作業療法士による講義である。
臨床での経験に基づいて疾患別の作業療法の展開方法を示す。