科目コード
R7013
授業科目名
発達過程評価学演習
担当者
平尾 文
対象年度
2024
履修区分
必修
開講期
2年
後期
授業回数
15回
単位数
1単位

授業の概要
発達障害や肢体不自由を持つ子ども達が楽しく日常生活を送れることを想定し、そのために必要な評価について事例を通して学びます。講義をより一層楽しむためにも、人間発達学の知識が必要になります。復習をしておいてください。
DPとの関連
①平和を希求する心と豊かな人間性を身につける
②修得した専門知識・技術を基盤にした総合的臨床能力を身につける
③高い倫理観をもち、自己を変革しつづける能力を身につける
④地域社会・国際社会と協働し、人々の健康生活のニーズに対応できる能力を身につける
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
・発達障害に対する基礎知識として、疾患ごとの特徴を3つずつ説明することができるようになる
・発達障害の運動および感覚的な特徴に対しての評価、介入についての具体例を3つ挙げることができるようになる
履修上の注意事項
・課題の提出期限を守ってください
・配布資料は大事に保管してください
・授業態度が不適切な場合は、厳重注意をすることがあります
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 オリエンテーション・子どもの評価とは何かについて学ぶ 【平尾文】 子どもの評価についてイメージしておく(60分)。
2 子どもの評価について①:作業療法実施後の変化を視覚的に評価する・体感する 【平尾文】 授業で体感したことを復習する(60分)。
3 子どもの評価について②:自閉症を持つ子どもの場合について 【平尾文】 自閉症を持つ子どもの評価についてイメージしておく(60分)。
4 子どもの評価について③:ADHD・発達障害を持つ子どもの場合について 【平尾文】 ADHD・発達障害を持つ子どもの評価についてイメージしておく(60分)。
5 自分の評価について:外遊びによる自身の変化を評価する 【平尾文】 外遊びによる自身の変化を振り返り、考察する(60分)。
6 脳性麻痺の評価について①:痙直型脳性麻痺の場合 【平尾文】 脳性麻痺(痙直型)を持つ子どもの評価についてイメージしておく(60分)。
7 脳性麻痺の評価について②:アテトーゼ型脳性麻痺の場合 【平尾文】 脳性麻痺(アテトーゼ型)を持つ子どもの評価についてイメージしておく(60分)。
8 重症心身障害の評価について①:事例をもとに 【平尾文】 重症心身障害を持つ子どもの評価についてイメージしておく(60分)。
9 重症心身障害の評価について②:実技の実施 【平尾文】 重症心身障害を持つ子どもの評価についての実技を復習する(60分)。
10 知的障害・ダウン症の評価について:事例をもとに 【平尾文】 知的障害・ダウン症を持つ子どもの評価についてイメージしておく(60分)。
11 筋ジストロフィー症の評価について:事例をもとに 【平尾文】 筋ジストロフィー症を持つ子どもの評価についてイメージしておく(60分)。
12 二分脊椎の評価について:事例をもとに 【平尾文】 二分脊椎を持つ子どもの評価についてイメージしておく(60分)。
13 分娩麻痺の評価について:事例をもとに 【平尾文】 分娩麻痺を持つ子どもの評価についてイメージしておく(60分)。
14 骨形成不全症の評価について:事例をもとに 【平尾文】 骨形成不全を持つ子どもの評価についてイメージしておく(60分)。
15 第1回~14回までのダイジェストのまとめ 【平尾文】 各評価についての対象や特徴について復習をする(60分)。
成績評価方法
期末試験(60%)・提出物(40%)にて総合評価します。
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
イラストでわかる発達障害の作業療法・上杉雅之(医歯薬出版株式会社) 978-4-263-21717-7
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
教員からのメッセージ
授業はアクション・リアクションによるコミュニケーションで成り立ちます。積極的に楽しみながら受講してください。
教員との連絡方法
パソコンのアドレスまでメールを送ってください。aya.72710@hcu.ac.jp
実務経験のある教員
小児専門の作業療法士として、15年間の病院での勤務経験を持つ。その間に担当した子どもは約600人。こちらの経験を基に障害を持つ子どもの評価について、楽しみながら学ぶことができる授業です。