科目コード
R6027
授業科目名
義肢学
担当者
猪村 剛史 ・ 大塚 彰 ・ 中川 敬汰
対象年度
2024
履修区分
必修
開講期
3年
前期
授業回数
15回
単位数
1単位

授業の概要
義肢(義足・義手)の種類と機構を学習する。また、切断者の理学療法の実際について学習する。
DPとの関連
①平和を希求する心と豊かな人間性を身につける
②修得した専門知識・技術を基盤にした総合的臨床能力を身につける
③高い倫理観をもち、自己を変革しつづける能力を身につける
④地域社会・国際社会と協働し、人々の健康生活のニーズに対応できる能力を身につける
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
義肢(義足・義手)の種類について説明できる。
義肢(義足・義手)の機構について説明できる。
切断者の理学療法の実際を理解し、実習科目に活用できる。
履修上の注意事項
授業中の私語は禁止します。
授業中のスマートフォン・タブレット端末の使用は禁止します。
2コマ連続で授業を行います。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 大腿義足:ソケット 【中川 敬汰】 大腿義足のソケット について復習する (60分)
2 大腿義足:膝継ぎ手・足部 【中川 敬汰】 大腿義足の膝継ぎ手・足部について復習する (60分)
3 大腿義足:ベンチアライメント・静的アライメント・動的アライメント(異常歩行) 【中川 敬汰】 大腿義足のアライメントについて復習する (60分)
4 大腿義足:異常歩行とその修正 【中川 敬汰】 大腿義足の異常歩行について復習する (60分)
5 下腿義足:各種ソケット・アライメント・異常歩行 【中川 敬汰】 下腿義足のソケットやアライメント・異常歩行について復習する (60分)
6 股義足・膝義足・サイム義足:特色 【中川 敬汰】 股義足・膝義足について復習する (60分)
7 下肢切断者のリハビリテーション:術後ポジショニング・断端ケアなど 【中川 敬汰】 術後ポジショニング、断端ケアについて復習する (60分)
8 下肢切断者のリハビリテーション:義足装着前・装着後訓練・弾力包帯施行・切断者の評価 【中川 敬汰】 義足装着前・装着後訓練・弾力包帯施行・切断者の評価について復習する (60分)
9 下腿切断者のリハビリテーション:歩行訓練・応用訓練 【中川 敬汰】 歩行訓練・応用訓練について復習する (60分)
10 義手:分類・処方と構成・機構など① 【大塚 彰】 義手の分類と処方などについて復習する (60分)
11 義手:処方と構成・機構② 【大塚 彰】 義手の構成と機構について復習する (60分)
12 ハーネスコントロールシステム 【大塚 彰】 ハーネスコントロールシステムについて復習する (60分)
13 能動義手のチェックおよび電動義手 【大塚 彰】 義手のチェックと電動義手について復習する (60分)
14 実習 (ギプス採型) 【大塚・猪村・中川】 ギプス採型について復習する (60分)
15 実習 (ギプス採型) 【大塚・猪村・中川】 ギプス採型について復習する (60分)
成績評価方法
期末試験100%
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
イラストでわかる義肢療法・(監修)上杉雅之(医歯薬出版株式会社) 978-4-263-26645-8
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
15レクチャーシリーズ理学療法テキスト 義肢学 第2版(総編集)・ 石川朗(中山書店) 978-4-521-74490-2
教員からのメッセージ
疑問に思ったことやわからないことはそのままにせず積極的に質問するようにしましょう。
教員との連絡方法
講義前後、メール (猪村:imura@hcu.ac.jp、中川:nakagawa@hcu.ac.jp)
実務経験のある教員
病院での理学療法士としての実務経験をもとに義肢の基礎知識を教育します。