科目コード
R5045
授業科目名
栄養学
担当者
三好 真理
対象年度
2024
履修区分
必修
開講期
2年
前期
授業回数
8回
単位数
1単位

授業の概要
 人口の高齢化に伴いリハビリテーション医療の対象者は高齢化をしてサルコペニアやフレイルなど低栄養による病態が増加をしています。栄養障害を抱えた患者を理解し、ハビリテーションによる治療・介入をより充実したものとするために栄養学を学びます。将来現場で実践していくためには、まず、栄養学の基礎をしっかりと学修することが大切です。
 なお、テキストの各論全般に関しては、授業時間数の関係で紹介のみに留めます。
DPとの関連
①平和を希求する心と豊かな人間性を身につける
②修得した専門知識・技術を基盤にした総合的臨床能力を身につける
③高い倫理観をもち、自己を変革しつづける能力を身につける
④地域社会・国際社会と協働し、人々の健康生活のニーズに対応できる能力を身につける
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
まず、栄養学の基礎である各栄養素の特徴を確認し、消化、吸収、代謝について理解をして、実際の生活に取り入れられるようにします。各論に関しては、栄養評価とその延長であるメタボリックシンドロームとサルコペニア・フレイル、摂食嚥下障害までの栄養療法の学修を予定しています。
履修上の注意事項
授業中の私語、携帯電話の使用は禁止します。配布資料については、申し出があればその後の講義で渡します。欠席した場合の課題レポートの提出は認めません。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 1.リハビリテーションでどうして栄養管理が必要なのか p2-9 2.栄養療法に必要な生化学、栄養学 p10-23 事前:指定ページを読む 事後:記述レポート作成
2 3.タンパク質とアミノ酸 p24-31 事前:指定ページを読む 事後:記述レポート作成
3 4.脂 質 p32-38 事前:指定ページを読む 事後:記述レポート作成
4 5.炭水化物 p39-46 事前:指定ページを読む 事後:記述レポート作成
5 6.ビタミン・ミネラル p47-56 事前:指定ページを読む 事後:記述レポート作成
6 7.エネルギー代謝 p57-64 8.運動と栄養 p65-74 事前:指定ページを読む 事後:記述レポート作成
7 9.疾患と栄養 p75-82 2章 1.栄養評価 p84-94 事前:指定ページを読む 事後:記述レポート作成
8 各論の簡単な紹介と8回の講義の総括 p96-188 事前:指定ページを読む 事後:記述レポート作成
成績評価方法
 毎週配布する記述レポート課題 60%、期末の課題レポート40%で評価をします。
ただし、受験資格を満たしていない場合は、評価の対象としません。

ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
リハビリテーションテキスト 栄養学・生化学  吉村芳弘編集 (メジカルビュー社) 978-4-7583-2090-0
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
リハベーシック 生化学・栄養学 978-4-263-263-26752-3
教員からのメッセージ
テキスト内容に準じて講義を進めます。栄養学だけでなく生化学の基礎知識も必要です。
授業計画の単元をよく読んで予習をしておいてください。
教員との連絡方法
教務課に連絡してください。
実務経験のある教員