科目コード
R24318
授業科目名
精神機能作業療法学
担当者
川畑 なみ ・ 鎌下 莉緒
対象年度
2026
履修区分
必修
開講期
2年
前期
授業回数
15回
単位数
1単位

授業の概要
精神機能領域の対象者の理解と作業療法の基本的な考え方や治療構造、作業療法の実践に関する基礎的な知識について理解・説明できることを目的とする。
DPとの関連
①慈愛ある豊かな人間性と人間を広い領域から捉える教養を身につけている
②理学療法・作業療法を実践するための専門的知識・技術を身につけている
③生命の尊厳や人間尊重を基本とする高い倫理観を持ち、自律して行動できる思考力や判断力を身につけている
④理学療法士・作業療法士として課題を解決しようとする情熱と創意を持っている
⑤地域社会・国際社会の一員として、専門職種と協働できる専門知識、コミュニケーション能力を身につけている
2025年度以降の学則適用者用のディプロマ・ポリシーとの関連を記載しています。2024年度以前の学則適用者は、項目順や表現が異なりますので注意してください。
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
精神保健医療福祉の流れ・歴史について理解し、「社会的入院」について自身の考えを述べることができるようになる。
精神障害、特に統合失調患者の特性を掴み、おおよそのイメージができるようになる。
精神障害作業療法の治療構造と回復期に沿った実践の流れについて説明できるようになる。
履修上の注意事項
授業中の私語、及び携帯電話・スマートフォンの使用は禁止します。また、携帯電話・スマートフォンの撮影機能で板書された内容を記録することも禁止します。配布資料は予備の配布はしませんので、紛失した場合は他の学生からコピー等をしてください。
課題作成に生成AIの使用は原則認めません。授業で提示したテキストや配布資料の内容に基づくものですので、それに沿った課題作成になるように注意してください。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 オリエンテーション、精神機能作業療法の基本的視点 【川畑】 精神機能作業療法の基本的視点について配布プリントにまとめる(60分)
2 精神保健医療福祉と作業療法:わが国の精神医療福祉の動向 【川畑】 わが国の精神医療福祉の動向について配布プリントにまとめる(60分)
3 精神保健医療福祉と作業療法:精神機能作業療法の歴史、精神保健医療の現状と今後の方向性 【川畑】 精神機能作業療法の歴史、精神保健医療の現状と今後の方向性について配布プリントにまとめる(60分)
4 精神機能作業療法の理論・実存モデル:精神機能の低下と回復のモデル、精神機能作業療法の成果機序 【鎌下】 精神機能の低下と回復のモデル、精神機能作業療法の成果機序について配布プリントにまとめる(60分)
5 精神機能作業療法の理論・実存モデル:具体的な理論実践モデル、認知機能障害における作業療法 【鎌下】 具体的な理論実践モデル、認知機能障害における作業療法について配布プリントにまとめる(60分)
6 回復過程と作業療法:回復過程における作業療法の視点、統合失調症の回復過程と作業療法の役割 【川畑】 回復過程における作業療法の視点、統合失調症の回復過程と作業療法の役割について配布プリントにまとめる(60分)
7 回復過程と作業療法:回復早期における作業療法の視点 【川畑】 回復早期における作業療法の視点について配布プリントにまとめる(60分)
8 回復過程と作業療法:回復後期・生活期(維持期)における作業療法の視点 【川畑】 回復後期・生活期(維持期)における作業療法の視点について配布プリントにまとめる(60分)
9 地域生活における作業療法の視点、退院支援における作業療法 【鎌下】 地域生活における作業療法の視点、退院支援における作業療法について配布プリントにまとめる(60分)
10 中間テスト(第1回~第8回までを範囲とする)、身体合併症における作業療法 【川畑】 身体合併症における作業療法について配布プリントにまとめる(60分)
11 就労支援における作業療法 【鎌下】 就労支援における作業療法について配布プリントにまとめる(60分)
12 復職支援における作業療法 【鎌下】 復職支援における作業療法について配布プリントにまとめる(60分)
13 地域生活支援における作業療法 【鎌下】 地域生活支援における流れ、これからの地域生活支援について配布プリントにまとめる(60分)
14 司法精神医療における作業療法 【鎌下】 司法精神医療における作業療法について配布プリントにまとめる(60分)
15 作業療法のリスクマネジメント、科目のまとめ 【川畑】 作業療法のリスクマネジメントについて復習する(60分)
成績評価方法
期末試験75%(本試験で6割超えていない場合は再試験を実施する。再々試験はしない。)
中間試験15%(再試験は実施しない)、小テスト5%、各回の課題5%(提出の有無、内容により評価する。)
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
精神機能作業療法学 第4版 ・ 小林夏子 編(医学書院) 978-4-260-06214-5
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
精神疾患の理解と精神科作業療法 第3版 ・ 朝田隆・中島直・堀田英樹(中央法規出版株式会社) 978-4-8058-5980-3
生活を支援する精神障害作業療法―急性期から地域実践まで (第3版) 香山明美・小林正義 他編(医歯薬出版株式会社) 978-4-263-26698-4
作業療法学全書 改訂第3版 第5巻 作業治療学2 精神障害 9784763921222
教員からのメッセージ
課題の作成では、指定された範囲をしっかりと読み、要点をまとめること。
教員との連絡方法
kawabata@hcu.ac.jpにまず連絡をください。
実務経験のある教員
精神障害領域での実務経験を伴う作業療法士による講義である。
臨床での経験に基づいて精神障害作業療法の治療構造と回復期に沿った実践の流れについて示す。