科目コード
R24305
授業科目名
基礎作業学実習Ⅱ
担当者
渡邊 哲也
対象年度
2024
履修区分
必修
開講期
1年
後期
授業回数
23回
単位数
1単位

授業の概要
作業療法の治療として、活用する作業活動を分析し対象となる障害者が活動に参加できる状況をつくり出すための問題解決方法を探すことが臨床の作業療法士に求められる。その作業活動と作業療法の関連を学ぶ目的としては、生活日用品をつくり出していた伝統的な手工芸である革細工・織物・木工・編み物などを実際に習得するために経験することから、作業活動を治療として応用するための専門的視点をもつことを狙いとする。身体運動と精神的活動を伴う作業活動の基本的知識と工程を習得することから、実際の作業活動を企画・準備し、作業を行い、片付けるまでの全行程を行うことで、「もの作り」を実体験し、作業活動の効果を考える力を養う。
DPとの関連
①平和を希求する心と豊かな人間性を身につける
②修得した専門知識・技術を基盤にした総合的臨床能力を身につける
③高い倫理観をもち、自己を変革しつづける能力を身につける
④地域社会・国際社会と協働し、人々の健康生活のニーズに対応できる能力を身につける
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
1.作業活動の目的や特性について自分の言葉で表現できる。
2.必要に応じた材料の調達や道具の選択ができる。
3.安全に配慮した活動の選択や環境調整が行える。
4.適切な用語を用いて分析内容をまとめることができる。
履修上の注意事項
・担当教員の指示に従い、適切な作業空間・環境で活動できるように努めること。
・作業種目によっては、服装は動きやすく汚れても差し支えのないものを着用すること。
・道具は共有で使用することが多いので、整備・片付けは適切に行うこと。
・活動終了時は必ず清掃をし、ゴミは分別処理すること。
・材料は無駄のないように必要最低限の使用を心がけること。
・指定された講義時間内で作品が完成しない場合は、工程の工夫について担当教員のアドバイスを受けながら、時間外で作品を完成させること。
・講義内で使用する物品のほとんどは大学が用意するが、棒針や毛糸など個人の趣味としても活用できる素材については、学生に用意してもらう場合がある。
その場合は、講義の目標に沿い、かつ自分の趣味に合ったものを購入してもよい。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 オリエンテーション・作業分析
2 木工(道具・材料・工程・作成作業の流れ、設計)
3 木工(材料選択・木取り)
4 木工(切断・鋸の使用における運動学的分析)
5 木工(のみの使用方法と運動学的分析)
6 木工(仮組み立て→きりもみ→釘打ち)
7 木工(仕上げ)
8 木工(作業分析)
9 編み物(道具・材料・工程・作成、作り目について)
10 編み物(棒編みの基本と運動学的分析)
11 編み物(メリヤス編み)
12 編み物(ガーター編み)
13 編み物(特殊な編み方・目の止め方)
14 編み物(作業分析)
15 革細工(道具・材料・工程・製図)
16 革細工(モデリングと運動学的分析)
17 革細工(カービングと運動学的分析)
18 革細工(スタンピングと運動学的分析)
19 革細工(染色と仕上げ)
20 革細工(作業分析)
21 陶芸(道具・材料・工程)
22 陶芸(練り、造りと運動学的分析)
23 まとめ及び道具及び材料管理と環境整備
成績評価方法
成績評定は、指定された提出物60%、期末課題40%(ノート30、作品完成10)で評定する。
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
作業学 ゴールドマスターシリーズ 改訂第3版・長崎重信 編集(メジカルビュー社) 978-4-7583-2042-9
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
作業活動実習マニュアル 第2版 ・ 古川 宏(医歯薬出版株式会社) 978-4-263-26580-2
作業-その治療的応用 改訂第2版 ・ 日本作業療法士協会編(協同医書出版社) 978-4-7639-2107-9
教員からのメッセージ
実習時間内に作品が完成しなかった場合は、空き時間を利用して完成させてください。実習室の使用に関しては安全管理を徹底してください。またアクティビティ内容は、変更する場合があります。
教員との連絡方法
オフィスアワーを参考に研究室まで来てください。
実務経験のある教員