科目コード
R24218
授業科目名
物理療法学演習
担当者
石倉 英樹 ・ 田邉 淳平 ・ 中川 敬汰
対象年度
2024
履修区分
必修
開講期
1年
後期
授業回数
15回
単位数
1単位

授業の概要
物理療法機器について、具体的な使用方法や生体に対する反応を理解する。また、機器の使用について体験し、理解を深める。
DPとの関連
①平和を希求する心と豊かな人間性を身につける
②修得した専門知識・技術を基盤にした総合的臨床能力を身につける
③高い倫理観をもち、自己を変革しつづける能力を身につける
④地域社会・国際社会と協働し、人々の健康生活のニーズに対応できる能力を身につける
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
各物理療法機器が生体に与える影響を理解する。
物理療法の適応・リスクを理解し、適切な機器使用ができるようになる。
臨床場面における物理療法機器の使用を考慮できるようになる。
履修上の注意事項
物理療法学との関連して講義が進行する。
実技に適した服装で受講すること。
毎回の演習レポートをまとめる。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 オリエンテーション、物理療法学概論 ・物理療法の適応症状、疾患 【石倉】 物理療法の適応症状を具体的にイメージしておく。(60分)
2 温熱療法 ・温熱療法の効果 【石倉・田邉・中川】 温熱療法の効果を整理する。(60分)
3 温熱療法 ・ホットパック、パラフィンを用いた治療方法 【石倉・田邉・中川】 温熱療法機器の使用手順についてイメージしておく。(60分)
4 寒冷療法 ・寒冷療法の効果 【石倉・田邉・中川】 寒冷療法の効果を整理する。(60分)
5 寒冷療法 ・コールドパック、アイスバッグ、コールドスプレー、クリッカーを用いた治療方法 【石倉・田邉・中川】 寒冷療法機器の使用手順についてイメージしておく。(60分)
6 電磁エネルギーを用いた物理療法 ・電磁エネルギーの効果、エネルギー変換熱(マイクロ波、超短波)を用いた治療方法 【石倉・田邉・中川】 電磁エネルギーの効果を整理する。エネルギー変換熱を用いた機器の使用手順をイメージしておく。(60分)
7 電磁エネルギーを用いた物理療法 ・光線療法(赤外線、レーザー、紫外線)を用いた治療方法 【石倉・田邉・中川】 光線療法機器の使用手順についてイメージしておく。(60分)
8 電磁エネルギーを用いた物理療法 ・電気刺激療法(TENS、NMES)を用いた治療方法 【石倉・田邉・中川】 電気刺激療法機器の使用手順についてイメージしておく。(60分)
9 力学的エネルギーを用いた物理療法 ・力学的エネルギーの効果 【石倉・田邉・中川】 力学的エネルギーを用いた物理療法の効果を整理する。(60分)
10 力学的エネルギーを用いた物理療法 ・超音波、振動刺激、圧迫、牽引を用いた治療方法 【石倉・田邉・中川】 力学的エネルギーを用いた物理療法機器の使用手順についてイメージしておく。(60分)
11 水治療法 ・水治療法の効果、温浴、冷浴、水中運動療法を用いた治療方法 【石倉・田邉・中川】 水治療法の効果を整理する。水治療法機器の使用手順をイメージしておく。(60分)
12 温熱療法 ・寒冷療法の臨床・温熱療法、寒冷療法機器を用いた演習 【石倉・田邉・中川】 温熱・寒冷療法機器が生体に及ぼす影響をまとめ、考える。(60分)
13 電磁エネルギーを用いた物理療法の臨床 ・電磁エネルギーを用いた物理療法機器の演習 【石倉・田邉・中川】 電磁エネルギーを用いた物理療法機器が生体に及ぼす影響をまとめ、考える。(60分)
14 力学的エネルギーを用いた物理療法、水治療法の臨床 ・力学的エネルギーを用いた物理療法、水治療法機器を用いた演習 【石倉・田邉・中川】 力学的エネルギー、水治療法が生体に及ぼす影響をまとめ、考える。(60分)
15 総括 ・各物理療法のまとめ 【石倉】 今までの講義をまとめ、復習しておく。(60分)
成績評価方法
毎回の演習レポート50%、期末試験50%
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
物理療法学テキスト 改訂第3版(南江堂) 978-4-524-25179-7
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
Crosslink 理学療法学テキスト 物理療法学(メジカルビュー社) 978-4758320061
エビデンスから身につける物理療法(羊土社) 978-4758102216
教員からのメッセージ
物理療法機器を実際に使用するイメージをつけるため、しっかりと機器を操作していくこと。
教員との連絡方法
オフィスアワーを活用すること
実務経験のある教員
病院や施設での理学療法士としての臨床経験を基に、物理療法を用いた介入について、講義や実技を行う。