科目コード
R24154
授業科目名
ヘルスプロモーション論
担当者
藤村 昌彦
対象年度
2024
履修区分
必修
開講期
1年
後期
授業回数
8回
単位数
1単位

授業の概要
ヘルスプロモーションは世界保健機関が1986年のオタワ憲章において提唱した新しい健康観に基づく21世紀の健康戦略である。
「人々が自らの健康をコントロールし、改善できるようにするプロセスである」と定義されている。
疾病予防や介護予防,健康増進を含んだ包括的な理学療法を「ヘルスプロモーション理学療法」と定義されている。
本講義では、すべての人々が健康的な生活を構築するための手法を学ぶ。
DPとの関連
①平和を希求する心と豊かな人間性を身につける
②修得した専門知識・技術を基盤にした総合的臨床能力を身につける
③高い倫理観をもち、自己を変革しつづける能力を身につける
④地域社会・国際社会と協働し、人々の健康生活のニーズに対応できる能力を身につける
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
作業療法士・理学療法士として、全ての人があらゆる生活場面で健康を享受することのできるように指導・援助ができるようになる。
健康増進・障害予防の手法を理解する。
介護予防、生活習慣病を予防する身体作りの指導方法を習得する。
医療機関だけでなく、地域でも活躍できる理学療法士・作業療法士を目指す。
履修上の注意事項
配布資料について、予備の配布は行いませんので、紛失等した場合は、各自の責任において、他の学生からコピー等で対応してください。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 ヘルスプロモーションの重要性を学ぶ ヘルスプロモーションについて調べる(4h)
2 廃用症候群を予防して健康増進を図る 廃用症候群について調べる(4h)
3 骨粗鬆症を予防して健康増進を図る 骨粗鬆症について調べる(4h)
4 ロコモティブシンドロームの評価・対策を学ぶ ロコモティブシンドロームについて調べる(4h)
5 加齢に伴う膝関節の障害を理解して健康増進を図る 変形性膝関節症について調べる(4h)
6 加齢に伴う腰痛を理解して健康増進を図る 加齢と腰痛について調べる(4h)
7 フレイルの評価・対策を学ぶ フレイルについて調べる(4h)
8 喫煙が身体に及ぼす影響を理解して健康増進を図る 喫煙の有害性について調べる(4h)
成績評価方法
成績評価は期末試験(100%)で判定する。
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
プリント配布
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
教員からのメッセージ
授業へ積極的に参加してください。わからないことがあれば、随時遠慮なく聞いてください。知識をたくさん持ち帰り、疑問はその場で解決して持ち帰らないようにしましょう。鉄は熱いうちに打ちましょう。
教員との連絡方法
211教員室(masafuji@hcu.ac.jp)
実務経験のある教員
本学大学院において健康増進・障害予防学講座に所属している。