科目コード
R24137
授業科目名
運動学実習
担当者
伊藤 祥史 ・ 谷岡 龍一
対象年度
2026
履修区分
必修
開講期
2年
後期
授業回数
15回
単位数
1単位

授業の概要
本実習では、解剖学・生理学・運動学で習得した基礎知識を基盤として、身体運動のメカニズムとその分析方法を理解する。
四肢および体幹の関節運動に対する観察力と分析力を養い、理学療法評価・治療に不可欠な骨学・筋学・靭帯学の復習を通じて、運動の構造的根拠を再確認する。
これらを踏まえ、理学療法で活用する各種運動の意義と適用について実践的に理解することを目的とする。
DPとの関連
①慈愛ある豊かな人間性と人間を広い領域から捉える教養を身につけている
②理学療法・作業療法を実践するための専門的知識・技術を身につけている
③生命の尊厳や人間尊重を基本とする高い倫理観を持ち、自律して行動できる思考力や判断力を身につけている
④理学療法士・作業療法士として課題を解決しようとする情熱と創意を持っている
⑤地域社会・国際社会の一員として、専門職種と協働できる専門知識、コミュニケーション能力を身につけている
2025年度以降の学則適用者用のディプロマ・ポリシーとの関連を記載しています。2024年度以前の学則適用者は、項目順や表現が異なりますので注意してください。
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
1.骨学・筋学・関節学に基づき、骨模型および体表から四肢・体幹の解剖学的ランドマークを正確に同定できる。
2.運動学と身体触診学の知識を統合し、基本的な関節運動の軌道・作用筋・運動連鎖を分析できる。
3.実習における触診・関節可動の観察を通して、身体運動の特徴を根拠に基づき説明できる。
4.2名1組で骨模型を用いて、筋の走行・付着部・関節構造を協働的に確認し、チームで課題に取り組むことができる。
5.理学療法評価・治療に必要な運動の意義を理解し、臨床での活用場面を具体的に述べることができる。
履修上の注意事項
1.実習着(ジャージ上下・ポロシャツ)を必ず着用すること。
2.配布資料の再配布は行わないため、紛失時は各自の責任で他の学生からコピー等を入手すること。
3.授業中の私語および携帯電話・スマートフォンの使用は禁止する。
4.本授業は2名の教員によるオムニバス形式で実施する。
5.いずれか1名の担当教員の授業を3分の1以上欠席した場合、期末試験の受験を認めない。出欠管理に十分注意すること。
6.体表解剖・運動分析の理解を深めるため、毎回の授業後に必ず復習を行うこと。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 肩甲複合体1 【伊藤】 事前:教科書の予習・事後:授業の復習、次回小テストの準備
2 肩甲複合体2股関節(筋と関節) 【伊藤】 事前:教科書の予習・事後:授業の復習、次回小テストの準備
3 肘と前腕1膝関節(骨) 【伊藤】 事前:教科書の予習・事後:授業の復習、次回小テストの準備
4 肘と前腕2膝関節(筋と関節) 【伊藤】 事前:教科書の予習・事後:授業の復習、次回小テストの準備
5 手関節と手指の構造と機能 【伊藤】 事前:教科書の予習・事後:授業の復習、次回小テストの準備
6 脊柱の構造と機能1 【伊藤】 事前:教科書の予習・事後:授業の復習、次回小テストの準備
7 まとめ 【伊藤】 事前:教科書の予習・事後:授業の復習、次回小テストの準備
8 運動学実習 実技 【伊藤】 事前:教科書の予習・事後:授業の復習、課題レポート作成
9 股関節の構造と機能1 【谷岡】 事前:教科書の予習・事後:授業の復習、次回小テストの準備
10 股関節の構造と機能2 【谷岡】 事前:教科書の予習・事後:授業の復習、次回小テストの準備
11 膝関節の構造と機能1 【谷岡】 事前:教科書の予習・事後:授業の復習、次回小テストの準備
12 膝関節の構造と機能2 【谷岡】 事前:教科書の予習・事後:授業の復習、次回小テストの準備
13 足関節と足部の関節学1 【谷岡】 事前:教科書の予習・事後:授業の復習、次回小テストの準備
14 足関節と足部の関節学2 【谷岡】 事前:教科書の予習・事後:授業の復習、次回小テストの準備
15 歩行の基礎知識 【谷岡】 事前:教科書の予習・事後:授業の復習、次回小テストの準備
成績評価方法
期末試験(伊藤50点+谷岡50点)80%、小テスト10%、レポート10%
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
エッセンシャル・キネシオロジー Paul Jackson Mansfield ほか(江南堂) 978-4-524-22653-5
基礎運動学 中村 隆一(医歯薬出版) 978-4-263-21153-3
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
運動療法のための 機能解剖学的触診技術・林 典雄(MEDICAL VIEW)
教員からのメッセージ
本実習では、基礎的な解剖学の理解を前提として、身体運動の原理を体系的に学びます。
運動学は理学療法評価・治療の根幹を構成する重要科目であり、毎回の授業後の復習を徹底し、知識を確実に定着させることを求めます。
なお、学習内容の確認のため、次回授業前に小テストを実施します。
理解を深めるために、Human Anatomy Atlas などの解剖学アプリの活用を強く推奨します。自ら学ぶ姿勢をもち、基礎から応用へ発展させる学習を期待しています。
教員との連絡方法
Cラーニングや各教員のオフィスアワーを利用してください。
実務経験のある教員
伊藤:脳神経外科、整形外科疾患、小児疾患等々、急性期から慢性期にかけて理学療法に必要な運動学基礎知識と臨床応用について指導する。
谷岡:回復期、維持期、訪問リハビリの診療経験をふまえ、知見を交えた講義を行う。