科目コード
R24107
授業科目名
教育概論
担当者
金原 遼・古井戸 祐樹・古殿 真大
対象年度
2025
履修区分
必修
開講期
1年
後期
授業回数
15回
単位数
2単位

授業の概要
教育学は「人間とは何か」「人間はどう生きるべきか」という問いから出発し、人間社会に固有な営みとしての教育のあり方を探究してきた。本授業では、教育学の基本的な考え方を学び、教育に関わる様々な事象を主体的かつ批判的に考える力を身につけることを目指す。
DPとの関連
①慈愛ある豊かな人間性と人間を広い領域から捉える教養を身につけている
②理学療法・作業療法を実践するための専門的知識・技術を身につけている
③生命の尊厳や人間尊重を基本とする高い倫理観を持ち、自律して行動できる思考力や判断力を身につけている
④理学療法士・作業療法士として課題を解決しようとする情熱と創意を持っている
⑤地域社会・国際社会の一員として、専門職種と協働できる専門知識、コミュニケーション能力を身につけている
2025年度以降の学則適用者用のディプロマ・ポリシーとの関連を記載しています。2024年度以前の学則適用者は。項目順や表現が異なりますので注意してください。
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
さまざまな教育に係る事象を教育学の観点からとらえる教養を身に着ける。それをもとに、社会生活の中で自律して行動できる思考力や判断力を教育の観点から学ぶ。
履修上の注意事項
第1回から第6回は対面で、第7回から第15回はオンデマンドで行う。
第6回の授業時にオンデマンド方式の講義について説明を行うので、パソコンやタブレットなどを持参すること。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 教育学とは何か:隣接諸領域とのかかわり(オリエンテーション含む) 【金原】 本講義全体の課題を意識しながら事後学習を行うこと
2 教育システムとしての学校と授業 【金原】 これまでの学びを振り返ること
3 授業をつくるということ【1】 : 授業づくりと学級づくり 【金原】 本講義全体の課題を意識しながら事後学習を行うこと
4 授業をつくるということ【2】 : 教材研究 【金原】 本講義全体の課題を意識しながら事後学習を行うこと
5 授業をつくるということ【3】 : 授業研究 【金原】 本講義全体の課題を意識しながら事後学習を行うこと
6 教育と選抜の問題:教育機会の平等をどう考えるか 【古殿】 授業内容に合わせた課題を出すので、期限内に提出すること。
7 いじめのメカニズム:四層構造論とその後の議論 【古殿】 授業内容に合わせた課題を出すので、期限内に提出すること。
8 いじめ自殺の問題系:なぜいじめを原因として自殺をするのか 【古殿】 授業内容に合わせた課題を出すので、期限内に提出すること。
9 教育における逸脱の医療化:誰が「障害児」とされているのか 【古殿】 授業内容に合わせた課題を出すので、期限内に提出すること。
10 障害児の教育保障:障害児はどこで何を学ぶべきなのか 【古殿】 授業内容に合わせた課題を出すので、期限内に提出すること。
11 近代の啓蒙思想から教育を考える:コメニウス・カント・ルソーの視点から 【古井戸】 適宜、提示した学習内容に従って行う。
12 ピアジェの認知発達理論から子どもの認知と教育について考える 【古井戸】 適宜、提示した学習内容に従って行う。
13 ロジャーズの来談者中心療法とエンカウンターグループでの対話教育 【古井戸】 適宜、提示した学習内容に従って行う。
14 ジョン・デューイの経験主義教育について:問題解決型学習の視点から 【古井戸】 適宜、提示した学習内容に従って行う。
15 記憶と想起の教育学:似島と平和記念資料館から平和教育を考える 【古井戸】 適宜、提示した学習内容に従って行う。
成績評価方法
講義担当者ごとに指示する課題・提出物(100%)
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
使用しない
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
各回の内容に合わせて適宜紹介する。
教員からのメッセージ
使用テキストはありません。適宜資料を配付しますので、ファイリングし、予習・復習をしてください。
教員との連絡方法
大学の掲示板を通じて行います。
実務経験のある教員