科目コード
R24103
授業科目名
ヒロシマのこころ
担当者
川畑 なみ ・ 古澤 宰治 ・ 甲田 宗嗣 ・ 三保 浩一郎 ・ 丸岡 清枝
対象年度
2026
履修区分
選択
開講期
1年
前期
授業回数
15回
単位数
2単位

授業の概要
広島県には、多様な歴史的視座が存在する。なかでも被爆地として「平和」を希求してきた歩みは、地域社会における極めて重要な役割を担っている。
本授業では、広島から巣立つ医療人として、数多くの対象者・患者と向き合ううえで不可欠な歴史的視点を踏まえ、対象者の生活を捉えるための幅広い学識を身につけることを目指す。
これらの学びを通して、生命の尊厳や人間尊重を基盤とした実践力を培い、広島という地ならではの観点から人間理解を深め、思いやりの心と専門的技術を統合できる医療人としての価値観を養う。
DPとの関連
①慈愛ある豊かな人間性と人間を広い領域から捉える教養を身につけている
②理学療法・作業療法を実践するための専門的知識・技術を身につけている
③生命の尊厳や人間尊重を基本とする高い倫理観を持ち、自律して行動できる思考力や判断力を身につけている
④理学療法士・作業療法士として課題を解決しようとする情熱と創意を持っている
⑤地域社会・国際社会の一員として、専門職種と協働できる専門知識、コミュニケーション能力を身につけている
2025年度以降の学則適用者用のディプロマ・ポリシーとの関連を記載しています。2024年度以前の学則適用者は、項目順や表現が異なりますので注意してください。
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
社会人、医療人としての心構えが理解できる。
広島の歴史的な視座に基づいた医療的関連事項について知る。
患者を取り巻く状況と医療の関連性がある地域性について理解する。
広島の地で医療を学ぶことを意識しその意義や意味を考える。
履修上の注意事項
講師の先生の講義内容により授業形態が異なります。それぞれの指示を確認した上で受講して下さい。
第2・3回 平和学習のフィールドワークは学外講義(広島平和記念資料館見学)です。詳細は掲示でお知らせします。
第6-15回丸岡先生ご担当回の注意事項:『各回の最後に課題を出します。それを授業時間内に提出することによって1コマ分の出席完了とします。「出席のみで課題を提出しない」または「授業に欠席しているのに課題を提出」も出席とみなしません。きちんと授業に出て課題を提出することによって、課題内容の評価につながります。詳しくは丸岡担当初回の6回目で説明します。』
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 オリエンテーション、ヒロシマのこころで何を学ぶのか 【川畑】 課題レポートの作成(4時間)
2 広島都市学園大学の理念 【古澤】 課題レポートの作成(4時間)
3 平和記念資料館フィールドワーク① 【甲田】 課題レポートの作成(4時間)
4 平和記念資料館フィールドワーク② 【甲田】 課題レポートの作成(4時間)
5 ALS恐るるに足らず~歯科医が語るALSな暮らし~  【三保】 筋萎縮性側索硬化症について予習しておく(4時間)
6 広島の復興① 平和記念公園 【丸岡】 フィールドワークで見て感じたことの復習(4時間)
7 広島の復興② 市民生活 -江波だんごって知っとる? 【丸岡】 事前に曾祖母・祖父母等に江波だんごを知っているか、戦後すぐの食糧難を体験しているか聞いておく(4時間)
8 広島の復興③ 供木運動 【丸岡】 事前に平和大通りを歩いて植樹されている樹木の形などを見ておく(4時間)
9 ヒロシマを伝える① 被爆体験記 【丸岡】 講義内で紹介した「体験記」を読む(4時間)
10 ヒロシマを伝える② 被爆体験証言 【丸岡】 平和記念資料館ホームページにアップされている「被爆体験証言」を視聴する(4時間)
11 ヒロシマを伝える③ 原爆ドームと被爆建物 【丸岡】 「被爆建物」を探したり、実際に訪ねる(4時間)
12 ヒロシマを伝える④ マンガ・アニメーション 【丸岡】 授業内で紹介された漫画を読む(4時間)
13 ヒロシマを伝える⑤ アニメーションを見る 【丸岡】 授業内で視聴したアニメーションだけでなく原爆や平和をテーマにしたアニメーションを視聴する(4時間)
14 原爆乙女を知っていますか? 【丸岡】 自分なりに「原爆乙女」とは何かを調べておく(4時間)
15 「ヒロシマ」を継承する施設 -広島平和記念資料館・国立広島原爆死没者追悼平和祈念館 【丸岡】
成績評価方法
レポート 100%:成績判定は、毎回講義後に提出するレポート課題により行う。レポートは授業に出席していることが前提であり、「授業に欠席しているのにレポートのみ提出」がされた場合は成績評価の対象としない。
授業ごとに提出されたレポート課題を採点し、その平均点で判定する。
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
必要に応じてプリント類を配布
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
教員からのメッセージ
丸岡:講義を通して、ヒロシマの歩みについて自分なりに感じ取り、考えてください。また、限られた時間の中で講義内容を踏まえ、自身の意見を整理し、まとめる力を養うことを意識して課題に取り組んでください。
教員との連絡方法
川畑:c-learningの連絡機能を使って連絡をしてください。
丸岡:講義前後に講義室で直接質問をしてください。
実務経験のある教員
丸岡:広島市『被爆50年史』の編集作業に従事。広島平和記念資料館情報資料室においてレファレンス業務等を担当。さらに、被爆者の被爆体験を書籍化する活動に携わっている。