科目コード
N22310
授業科目名
発達看護学(リプロダクティブ・ヘルス看護方法論)
担当者
山田晃子/加藤千尋他
対象年度
2024
履修区分
必修
開講期
3年
前期
授業回数
15回
単位数
1単位

授業の概要
マタニティサイクルにある女性と新生児,その家族の全体像(身体面・心理面・社会面)を把握し,ウェルネスの視点から対象の健康課題を明らかにする。
母子の特徴を理解するとともに,母性看護に必要な看護技術を習得する。
DPとの関連
①平和を希求する姿勢を身につける
②豊かな教養を身につける
③高い倫理観と責任感、他者との信頼関係を築き協働できる能力を身につける
④看護専門職者としての役割を認識し、看護の実践に活用するための専門的知識を身につける
⑤地域に生活している人々に対して深い関心と理解する姿勢を身につける
⑥自らの学びを通じて人々や地域社会に積極的に関わり貢献しようとする意欲を身につける
⑦多様な保健医療福祉の場での多職種との連携で、看護専門職として機能を発揮する能力を身につける
⑧社会情勢や人々の健康に関する課題に沿った看護のニーズを意欲的に探究する姿勢を身につける
⑨異なる文化や多様な考えを受け入れ、看護職者としての価値観を形成する能力を身につける
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
1.マタニティサイクルにある女性と新生児,その家族の健康問題を総合的に捉えた看護過程の展開について述べることができる。
2.妊婦・褥婦および新生児の健康診査,健康教育,援助等行うための技術を実践し,方法について述べることができる。
履修上の注意事項
事前学習は実践をイメージして,ひとつひとつ根拠を理解しながら行って下さい。
演習は,身だしなみを整えて演習が実践できる状態で参加して下さい。整っていない場合は,演習内容の性質上,参加できない場合があります。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 ガイダンス 【山田晃子】 ・事前学習:シラバスの内容を把握し必要な教科書を開いてどのような内容が書かれているのか目を通す(40分) ・事後学習:オリエンテーションの内容を受け自分なりの学習スケジュールをたてる(30分)
2 妊娠期の看護 事例演習 【山田晃子】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(40分)、事後学習:テキストと講義資料の熟読、学修内容の整理(60分)
3 〈技術演習〉レオポルド触診法・NST装着及び判読 【加藤千尋】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(40分)、事後学習:テキストと講義資料の熟読、学修内容の整理(60分)
4 分娩期の看護 事例演習+ミニグループワーク 【山田晃子】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(40分)、事後学習:テキストと講義資料の熟読、学修内容の整理(60分)
5 〈技術演習〉分娩期の看護・分娩監視装置の判読 【加藤千尋】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(40分)、事後学習:テキストと講義資料の熟読、学修内容の整理(60分)
6 産褥期の看護① 事例演習+〈技術演習〉子宮復古と全身の観察 【山田晃子】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(40分)、事後学習:テキストと講義資料の熟読、学修内容の整理(60分)
7 産褥期の看護② 事例演習+〈技術演習〉乳房の観察・授乳 【山田晃子】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(40分)、事後学習:テキストと講義資料の熟読、学修内容の整理(60分)
8 〈技術演習〉子宮復古・乳房の観察・授乳(ミニ実技テスト) 【山田晃子】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(40分)、事後学習:テキストと講義資料の熟読、学修内容の整理(60分)
9 産褥期の看護③ 事例演習(帝王切開後の看護)+ミニグループワーク 【山田晃子】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(40分)、事後学習:テキストと講義資料の熟読、学修内容の整理(60分)
10 新生児期の看護① 事例演習+ミニグループワーク 【山田晃子】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(40分)、事後学習:テキストと講義資料の熟読、学修内容の整理(60分)
11 中間テスト 【山田晃子】 事前学習:中間テスト該当範囲の振り返り(50分)、事後学習:中間テストの結果を踏まえて復習(50分)
12 新生児期の看護② 事例演習+〈技術演習〉バイタルサイン 【山田晃子】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(40分)、事後学習:テキストと講義資料の熟読、学修内容の整理(60分)
13 新生児期の看護③ 事例演習+〈技術演習〉沐浴・身体計測 【山田晃子】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(40分)、事後学習:テキストと講義資料の熟読、学修内容の整理(60分)
14 〈技術演習〉バイタルサイン・沐浴(ミニ実技テスト) 【山田晃子】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(40分)、事後学習:テキストと講義資料の熟読、学修内容の整理(60分)
15 産褥期・新生児期の母子への看護 事例演習・総まとめ 【山田晃子】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(40分)、事後学習:テキストと講義資料の熟読、学修内容の整理(60分)
成績評価方法
中間・期末テスト60%,講義・演習やグループワークへの参加状況15%,指示された提出物25%
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
ナーシンググラフィカ母性看護学②母性看護の実践、小林康江・中込さと子・荒木奈緒 編(メディカ出版)(2年後期購入済) 978-4-8404-7532-7
ナーシンググラフィカ母性看護学③母性看護技術第6版、荒木奈緒・中込さと子・小林康江編(メディカ出版) 978-4-8404-8162-5
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
ウエルネスの視点にもとづく母性看護過程(第4版)、太田操編著(医歯薬出版株式会社) 978-4-263-71064-7
根拠がわかる母性看護過程、中村幸代編(南江堂) 978-4-524-25513-9
教員からのメッセージ
教科書や参考書をしっかり活用し,講義・演習で得た知識や学びを誰かに説明してみましょう。
教員との連絡方法
c-learningを利用してください。
実務経験のある教員
担当する教員は看護師・助産師として臨床での実務経験あり。
リプロダクティブ・ヘルスと看護技術で教授する基礎的知識・技術を有している。