科目コード
N22309
授業科目名
発達看護学(リプロダクティブ・ヘルス看護理論)
担当者
山田晃子
対象年度
2024
履修区分
必修
開講期
2年
後期
授業回数
15回
単位数
2単位

授業の概要
妊娠・分娩・産褥期にある女性ならびに新生児の身体的変化や心理的・社会的特徴を理解し,周産期における母子および家族に対する援助について学ぶ。
また,リプロダクティブ・ヘルス/ライツの視点や女性をとりまく社会の変遷から,母性看護の役割と今後の課題について考察する。
DPとの関連
①平和を希求する姿勢を身につける
②豊かな教養を身につける
③高い倫理観と責任感、他者との信頼関係を築き協働できる能力を身につける
④看護専門職者としての役割を認識し、看護の実践に活用するための専門的知識を身につける
⑤地域に生活している人々に対して深い関心と理解する姿勢を身につける
⑥自らの学びを通じて人々や地域社会に積極的に関わり貢献しようとする意欲を身につける
⑦多様な保健医療福祉の場での多職種との連携で、看護専門職として機能を発揮する能力を身につける
⑧社会情勢や人々の健康に関する課題に沿った看護のニーズを意欲的に探究する姿勢を身につける
⑨異なる文化や多様な考えを受け入れ、看護職者としての価値観を形成する能力を身につける
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
1.母性看護の対象を理解し実践の基盤となる概念と理論について述べることができる。
2.正常な妊娠・分娩・産褥期にある女性ならびに新生児の身体的・心理的・社会的特徴について述べることができる。
3.妊娠・分娩・産褥期にある女性に起こりうる正常からの逸脱やハイリスク状態について述べることができる
4.新生児期に起こりうる正常からの逸脱やハイリスク状態について述べることができる。
5.現代社会における母性の健康をめぐる課題と母性看護の果たす役割について述べることができる。
履修上の注意事項
講義中に小テストの実施やワークの提出を求めますので,予習・復習をして講義に臨みましょう。
提出物の提出期限は遵守してください。
授業中の私語、携帯電話の使用等、受講の意思がないと判断される行為が認められた場合には、退室を促すことがあります。その際には、欠席扱いとします。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 ガイダンス 母性看護の基盤となる概念と理論 【山田晃子】 ・事前学習:シラバスの内容を把握し必要な教科書を開いてどのような内容が書かれているのか目を通す(40分) ・事後学習:オリエンテーションの内容を受け自分なりの学習スケジュールをたてる(30分)
2 妊娠の生理 【山田晃子】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(40分)、事後学習:テキストと講義資料の熟読、学修内容の整理(60分)
3 妊娠期の身体的・心理的特徴 【山田晃子】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(40分)、事後学習:テキストと講義資料の熟読、学修内容の整理(60分)
4 胎児の発育と胎児付属物の機能,妊婦と胎児のアセスメントと看護 【山田晃子】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(40分)、事後学習:テキストと講義資料の熟読、学修内容の整理(60分)
5 妊娠期の異常 【山田晃子】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(40分)、事後学習:テキストと講義資料の熟読、学修内容の整理(60分)
6 分娩の生理 【山田晃子】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(40分)、事後学習:テキストと講義資料の熟読、学修内容の整理(60分)
7 産婦と胎児のアセスメントと看護 【山田晃子】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(40分)、事後学習:テキストと講義資料の熟読、学修内容の整理(60分)
8 分娩期の異常 【山田晃子】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(40分)、事後学習:テキストと講義資料の熟読、学修内容の整理(60分)
9 産褥の生理 【山田晃子】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(40分)、事後学習:テキストと講義資料の熟読、学修内容の整理(60分)
10 褥婦のアセスメントと看護 【山田晃子】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(40分)、事後学習:テキストと講義資料の熟読、学修内容の整理(60分)
11 産褥期の異常 【山田晃子】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(40分)、事後学習:テキストと講義資料の熟読、学修内容の整理(60分)
12 新生児の生理 【山田晃子】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(40分)、事後学習:テキストと講義資料の熟読、学修内容の整理(60分)
13 新生児期の異常 【山田晃子】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(40分)、事後学習:テキストと講義資料の熟読、学修内容の整理(60分)
14 母乳育児への支援,産褥期にある母子のアセスメントと看護 【山田晃子】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(40分)、事後学習:テキストと講義資料の熟読、学修内容の整理(60分)
15 母子相互作用,母子の健康をめぐる課題,まとめ 【山田晃子】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(40分)、事後学習:テキストと講義資料の熟読、学修内容の整理(60分)
成績評価方法
期末テスト60%,小テスト・ワーク等の課題40%
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
母性看護学Ⅱマタニティサイクル(改定第3版)、大平光子/佐々木くみ子/井上尚美/大月恵理子/林ひろみ編(南江堂) 978-4-524-22888-1
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
母性看護学Ⅰ概論・ライフサイクル(改定第3版)・齋藤いずみ/長谷川ともみ/三隅順子編(南江堂) 978-4-524-22979-6
病気がみえる vol.10 産科 第4版・医療情報科学研究所(メディックメディア) 978-4-89632-713-7
教員からのメッセージ
教科書や参考書をしっかり活用し,講義・演習で得た知識や学びを誰かに説明してみましょう。
教員との連絡方法
c-learningを利用してください。
実務経験のある教員
担当教員は看護師・助産師として臨床での実務経験あり。
リプロダクティブ・ヘルス看護理論で教授する基礎的知識・技術を有している。