科目コード
N22306
授業科目名
発達看護学(成人看護理論)
担当者
尾黒正子/酒井 知恵子
対象年度
2025
履修区分
必修
開講期
2年
後期
授業回数
15回
単位数
2単位

授業の概要
成人期の人の特性、生活者としての多様性、成人期の生活行動と健康障害の関連性を理解する。さらに健康レベルに対応したケアを展開するために必要な概念やモデル、理論について理解し臨地実習につなげる。
DPとの関連
①平和を希求する姿勢を身につける
②豊かな教養を身につける
③高い倫理観と責任感、他者との信頼関係を築き協働できる能力を身につける
④看護専門職者としての役割を認識し、看護の実践に活用するための専門的知識を身につける
⑤地域に生活している人々に対して深い関心と理解する姿勢を身につける
⑥自らの学びを通じて人々や地域社会に積極的に関わり貢献しようとする意欲を身につける
⑦多様な保健医療福祉の場での多職種との連携で、看護専門職として機能を発揮する能力を身につける
⑧社会情勢や人々の健康に関する課題に沿った看護のニーズを意欲的に探究する姿勢を身につける
⑨異なる文化や多様な考えを受け入れ、看護職者としての価値観を形成する能力を身につける
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
1.成人期にある人を看護するための基本的な考え方を学ぶ。
  (ケアリング、レジリエンス、ストレングス、ストレス・コーピング、危機、喪失と悲嘆、セルフケア、セルフ・エフィカシーなど)
2.健康状態に応じた看護について学ぶ。
履修上の注意事項
テキストを持参して授業に臨んでください。
私語や居眠り、携帯を触る行為は禁止です。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 成人期にある人を看護するための基本的な考え方① 【酒井知恵子】 事前:テキストによる自己学習、事後:講義内容を復習
2 成人期にある人を看護するための基本的な考え方② 【酒井知恵子】 事前:テキストによる自己学習、事後:講義内容を復習
3 発達を促進する:セルフケアの概念・セルフケア不足看護理論 【酒井知恵子】 事前:テキストによる自己学習、事後:講義内容を復習
4 発達を促進する:セルフ・エフィカシーの概念 【酒井知恵子】 事前:テキストによる自己学習、事後:講義内容を復習
5 意思決定支援発達を促進する:成人学習を促進する理論と概念 【酒井知恵子】 事前:テキストによる自己学習、事後:講義内容を復習
6 慢性的な経過をたどる健康障害をもたらす疾患・特徴 【酒井知恵子】 事前:テキストによる自己学習、事後:講義内容を復習
7 慢性疾患を有する人への看護の視点 【酒井知恵子】 事前:テキストによる自己学習、事後:講義内容を復習
8 健康状態が急激に変化し急性の状態にある人への看護① 【尾黒正子】 事前:テキストによる自己学習、事後:講義内容を復習
9 健康状態が急激に変化し急性の状態にある人への看護② 【尾黒正子】 事前:テキストによる自己学習、事後:講義内容を復習
10 リハビリテーションを必要とする成人への看護 【尾黒正子】 事前:テキストによる自己学習、事後:講義内容を復習
11 ストレスとコーピング① 【尾黒正子】 事前:テキストによる自己学習、事後:講義内容を復習
12 ストレスとコーピング② 【尾黒正子】 事前:テキストによる自己学習、事後:講義内容を復習
13 喪失と悲嘆 【尾黒正子】 事前:テキストによる自己学習、事後:講義内容を復習
14 危機理論 ①(フィンク) 【尾黒正子】 事前:テキストによる自己学習、事後:講義内容を復習
15 危機理論 ②(アギュララ)、まとめ 【尾黒正子】 事前:テキストによる自己学習、事後:講義内容を復習
成績評価方法
期末試験70点、提出物及びレポート30点

ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
成人看護学 成人看護学概論・林直子/鈴木久美/酒井郁子(南江堂) 978-4-524-21192-0
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
教員からのメッセージ
臨地実習で必要な知識について学修します。
予習・復習を行い授業に臨んでください。
教員との連絡方法
C-learningによる連絡
実務経験のある教員
看護師として経験のある教員が教授する