科目コード
N22303
授業科目名
基礎看護技術学実習Ⅱ-看護過程実習-
担当者
三島真由美/中井芙美子/松原みゆき/松脇喜久美/津田右子他
対象年度
2024
履修区分
必修
開講期
2年
後期
実習期間
14日間
単位数
2単位

授業の概要
人体の機能と構造、病因・病態論、臨床病態学など既習学習の知識を活用し、基礎看護学で学習した知識・技術・態度を踏まえて受け持ち患者の看護過程の展開を行う。受け持ち患者を受け持って、得た情報を分析し、問題を明確にして解決に向けた看護計画を実施する。実践の結果(受け持ち患者の反応)から評価していく。これらの過程をとおして看護に必要とされる臨床判断能力に必要な基礎的能力を養う。
DPとの関連
①平和を希求する姿勢を身につける
②豊かな教養を身につける
③高い倫理観と責任感、他者との信頼関係を築き協働できる能力を身につける
④看護専門職者としての役割を認識し、看護の実践に活用するための専門的知識を身につける
⑤地域に生活している人々に対して深い関心と理解する姿勢を身につける
⑥自らの学びを通じて人々や地域社会に積極的に関わり貢献しようとする意欲を身につける
⑦多様な保健医療福祉の場での多職種との連携で、看護専門職として機能を発揮する能力を身につける
⑧社会情勢や人々の健康に関する課題に沿った看護のニーズを意欲的に探究する姿勢を身につける
⑨異なる文化や多様な考えを受け入れ、看護職者としての価値観を形成する能力を身につける
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
1.健康障害のある対象の身体的・精神的・社会的側面から、アセスメントすることができる。
2.健康障害のある対象の問題を明確にできる。
3.問題解決のための援助を計画立案できる。
4.計画した日常生活援助を指導のもとに実践できる。
5.実践を振りかえり評価及び修正ができる。
6.患者-看護師関係の成立に必要なコミュニケーションが理解できる。
7.チーム医療における看護及び他職種の役割を理解し,対象を中心とした連携と協働の必要性について説明できる。
8.看護に実践をとおして,自己の看護に関する考えを深めることができる。
実習先行要件
下記に示す科目の全てについて,単位修得または単位修得見込みの場合のみ履修可能です。
・人体の構造と機能Ⅰ(基礎Ⅰ)
・病因・病態学Ⅰ(総論)
・生活援助技術学Ⅰ-日常生活援助技術-
・生活援助技術学Ⅱ-生体機能管理技術-
・フィジカルアセスメント(総論)
・フィジカルアセスメント(各論)
・看護過程論Ⅰ(基礎編)
・基礎看護技術学実習Ⅰ-基礎的な看護技術実習-
履修上の注意事項
事前に臨地実習に必要な学習など、準備のためにオリエンテーションに参加する。
実習スケジュール
実習スケジュールの目安として、第1週目は、実習病院及び病棟のオリエンテーション、受け持ち患者のアセスメント、問題の明確化、看護計画の立案を行う。第2週目は、看護計画に基好き実習指導者(又は看護師及び教員)とともに援助を実践し評価を行う。
成績評価方法
臨地実習要項の評価表に基づき評価する
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教員からのメッセージ
基礎看護技術学実習Ⅰで課題となったことに取り組んで、より高いレベルの課題を達成できるようにしましょう。
教員との連絡方法
・各実習担当の教員が対応(実習日は同行)します。
・連絡はC-ラーニングを使用して行います。
実務経験のある教員