科目コード
N22302
授業科目名
フィジカルアセスメントⅡ(各論)
担当者
中井芙美子
対象年度
2024
履修区分
必修
開講期
2年
前期
授業回数
15回
単位数
1単位

授業の概要
フィジカルアセスメントⅠ(総論)の考えをもとに、身体各部(系統別)の身体機能のアセスメント(評価)をするための技術を学ぶ科目である。対象者の状態から何を問診したらよいか、どのフィジカルイグザミネーションが必要か判断して、実践し、身体機能のアセスメントができるよう学修する。
DPとの関連
①平和を希求する姿勢を身につける
②豊かな教養を身につける
③高い倫理観と責任感、他者との信頼関係を築き協働できる能力を身につける
④看護専門職者としての役割を認識し、看護の実践に活用するための専門的知識を身につける
⑤地域に生活している人々に対して深い関心と理解する姿勢を身につける
⑥自らの学びを通じて人々や地域社会に積極的に関わり貢献しようとする意欲を身につける
⑦多様な保健医療福祉の場での多職種との連携で、看護専門職として機能を発揮する能力を身につける
⑧社会情勢や人々の健康に関する課題に沿った看護のニーズを意欲的に探究する姿勢を身につける
⑨異なる文化や多様な考えを受け入れ、看護職者としての価値観を形成する能力を身につける
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
1.身体各部(系統別)のアセスメントの視点及びフィジカルイグザミネーションの方法がわかる。  
2.身体各部のフィジカルイグザミネーションが実施できる。
3.問診・フィジカルイグザミネーションによって得た情報を、アセスメントする方法がわかる。
履修上の注意事項
本科目では、基本的に講義と演習を行いますので、白衣着用となります。身だしなみを整えて臨むこと。講義だけで、白衣着用が不要なときは、お知らせします。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 ガイダンス・皮膚病変とアセスメント・身体計測 【中井】 【事前学修】フィジカルアセスメントについて、フィジカルアセスメントⅠの講義資料をみてくる【事後学修】皮膚病変をアセスメントすることについて
2 皮膚病変とアセスメント・身体計測 【中井】 【事前学修】皮膚病変をアセスメントすることについて、身体計測の方法と留意点について【事後学修】皮膚病変をアセスメントすること、身体計測について
3 脳・神経系のフィジカルアセスメント 【中井】 【事前学修】意識があることに関わる身体の部位、脳の機能、神経について【事後学修】意識があるということはどういうことか、人間が行動するために働いている身体機能について理解し、脳・神経系のフィジカルアセスメントの方法を復習する
4 脳・神経系のフィジカルアセスメント 【中井】 【事前学修】脳・神経系のフィジカルアセスメントの方法【事後学修】意識があるということはどういうことか、人間が行動するために働いている身体機能について理解し、脳・神経系のフィジカルアセスメントの方法を復習する
5 筋・骨格系のフィジカルアセスメント 【中井】 【事前学修】筋肉、骨の役割とその機能について【事後学修】人間が運動するときに働く身体機能と筋・骨格系のフィジカルアセスメントの方法を復習する
6 呼吸器系のフィジカルアセスメント 【中井】 【事前学修】呼吸器の解剖と機能【事後学修】正常な呼吸音、呼吸音聴取部位と方法、副雑音について復習する
7 呼吸器系のフィジカルアセスメント 【中井】 【事前・事後学修】正常な呼吸音、呼吸音聴取部位と方法、副雑音について
8 循環器系のフィジカルアセスメント 【中井】 【事前学修】心臓の解剖と機能【事後学修】正常な心音、心音聴取部位と方法、異常心音、チアノーゼとアセスメントの方法、浮腫とアセスメントの方法について復習する
9 循環器系のフィジカルアセスメント 【中井】 【事前・事後学修】正常な心音、心音聴取部位と方法、異常心音について
10 腹部のフィジカルアセスメント 【中井】 【事後学修】腹部の構造、体表区分、腹部のアセスメント(視診・触診・腸蠕動音・打診)について
11 事例演習 【中井他】
12 事例演習 【中井他】
13 事例演習 【中井他】
14 事例演習 【中井他】
15 事例演習 【中井他】
成績評価方法
期末試験60%、演習内容30%、課題・レポート・ミニテスト10%
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
看護がみえるvol.3 フィジカルアセスメント(1年前期購入済み)
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
教員からのメッセージ
正常な身体の解剖と機能を理解しておく必要があります。フィジカルアセスメントⅠ(総論)に引き続き、身体の解剖と機能を復習しながら、理解した上でフィジカルアセスメントができるようにしましょう。
教員との連絡方法
メールや授業後に対応します。
実務経験のある教員