科目コード
N22212
授業科目名
セクシュアリティと看護
担当者
矢野美紀
対象年度
2024
履修区分
選択
開講期
2年
後期
授業回数
8回
単位数
1単位

授業の概要
看護を行う際には、「性」に関する理解と配慮は不可欠である。人間の性は「生きることそのものである」という基本的概念をもとに、生物学的な性、生殖としての性、社会的性差、性意識の等多面的な角度から捉え学修する。
DPとの関連
①平和を希求する姿勢を身につける
②豊かな教養を身につける
③高い倫理観と責任感、他者との信頼関係を築き協働できる能力を身につける
④看護専門職者としての役割を認識し、看護の実践に活用するための専門的知識を身につける
⑤地域に生活している人々に対して深い関心と理解する姿勢を身につける
⑥自らの学びを通じて人々や地域社会に積極的に関わり貢献しようとする意欲を身につける
⑦多様な保健医療福祉の場での多職種との連携で、看護専門職として機能を発揮する能力を身につける
⑧社会情勢や人々の健康に関する課題に沿った看護のニーズを意欲的に探究する姿勢を身につける
⑨異なる文化や多様な考えを受け入れ、看護職者としての価値観を形成する能力を身につける
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
1.生物学的、生殖的、社会的、性意識の側面における性について説明ができる。
2.ライフステージにおける性の発達、性意識や性行動の特徴について説明ができる。
3.自己のアイデンティティの確立を促し、看護と性について基本的な知識を理解する。
履修上の注意事項
指定の教科書の使用はなく、資料を配布します。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 セクシュアリティの理念について 【矢野美紀】
2 セクシュアリティの意義と特質について 【矢野美紀】
3 ライフステージと性①:小児期・思春期の性の課題 【矢野美紀】
4 ライフステージと性②:成熟期の性と課題 【矢野美紀】
5 ライフステージと性③:更年期・老年期の性と課題 【矢野美紀】
6 性の諸問題について / ディベート 【矢野美紀】
7 看護と性 【矢野美紀】
8 まとめ 【矢野美紀】
成績評価方法
定期試験50%・事後課題提出物および授業中の発言(ディベートの参加度)の評価50%
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
「なし」配布資料
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
教員からのメッセージ
セクシュアリティに関する記事やニュース、社会の動きに関心をもって過ごしてみてください。
教員との連絡方法
大学専用のe-mail でお願いします(c-learningではキャッチが遅れることがありますので、ご協力お願いします。)
実務経験のある教員
助産師・保健師・看護師のライセンスを取得し、25年の大学教員の経験があり、母性看護学、助産学および大学院(修士課程)での単元である『セクシュアリティ』を全人的に教授してきた。また、共同研究者として研究成果を残した。