科目コード
N20104
授業科目名
ヒロシマのこころ(広島の医療と健康)
担当者
村木 士郎/古澤 敏昭/田丸 政男 他
対象年度
2024
履修区分
必修
開講期
1年
前期
授業回数
15回
単位数
1単位

授業の概要
被爆地広島の被爆地の医療の歴史を振り返りながら、医学、看護学、リハビリテーション学などの関係学問領域を勉学する意義や実際に看護者としてこれらの学びを社会で活かすための方策について学修する。それぞれの領域の現場で活躍している医療人や患者さんの生の声を拝聴するとともに、原爆資料館や被爆証言などを現地で学ぶことにより、将来、医療人として活躍するためのより良い動機づけとなる。
DPとの関連
①平和を希求する姿勢を身につける
②豊かな教養を身につける
③高い倫理観と責任感、他者との信頼関係を築き協働できる能力を身につける
④看護専門職者としての役割を認識し、看護の実践に活用するための専門的知識を身につける
⑤地域に生活している人々に対して深い関心と理解する姿勢を身につける
⑥自らの学びを通じて人々や地域社会に積極的に関わり貢献しようとする意欲を身につける
⑦多様な保健医療福祉の場での多職種との連携で、看護専門職として機能を発揮する能力を身につける
⑧社会情勢や人々の健康に関する課題に沿った看護のニーズを意欲的に探究する姿勢を身につける
⑨異なる文化や多様な考えを受け入れ、看護職者としての価値観を形成する能力を身につける
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
1.医療人としての心構えが理解できる
2.人類を脅かす原子爆弾や放射線被曝について知ることができる
3.患者を取り巻く他職種とのチームケア・連携の大切さが理解できる
4.ヒロシマの地で看護を学ぶ意義を知り理解することができる
履修上の注意事項
講義内容により授業形態が異なります。指示を守って静かに受講してください。
なお、校外学習では規律を守り、看護学生としての品位を崩さないようにしてください。
外部講師の都合や校外見学の日程調整のため、授業計画を変更することがある。
その際は事前に連絡を行う。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 ガイダンス・看護のこころ   【村木士郎】 授業終了後、講義メモと400文字程度の感想文を提出
2 アニマルセラピー              【田丸政男】 授業終了後、講義メモと400文字程度の感想文を提出
3 森林資源を活用した健康保持増進への取り組み        【小林敏生】 授業終了後、講義メモと400文字程度の感想文を提出
4 医療者に託す思い~がん患者の立場から~ 【中川 圭】 授業終了後、講義メモと400文字程度の感想文を提出
5 後遺症をもつ障害者の心理的回復過程について 【宮崎洋幸】 授業終了後、講義メモと400文字程度の感想文を提出
6 校外学習(6~9回 同日)原爆資料館見学 【村木士郎 他】 校外学習終了後、レポート提出
7 校外学習(6~9回 同日)被爆証言を聴く会 【村木士郎 他】 校外学習終了後、レポート提出
8 校外学習(6~9回 同日)平和記念公園及び慰霊碑めぐり 【村木士郎 他】 校外学習終了後、レポート提出
9 校外学習(6~9回 同日)原爆死没者追悼記念館 【村木士郎 他】 校外学習終了後、レポート提出
10 国際援助における医療 (1)                       【村木士郎】 授業終了後、講義メモと400文字程度の感想文を提出
11 国際援助における医療 (2)                       【村木士郎】 授業終了後、講義メモと400文字程度の感想文を提出
12 被爆後の復興 【村木士郎】 授業終了後、講義メモと400文字程度の感想文を提出
13 原爆被爆体験(1)  【古澤敏昭】 授業終了後、講義メモと400文字程度の感想文を提出
14 原爆被爆体験(2)  【古澤敏昭】 授業終了後、講義メモと400文字程度の感想文を提出
15 地域医療特別講座 【外部講師】 授業終了後、講義メモと400文字程度の感想文とアンケートの提出
成績評価方法
期末試験(60%):全体の講義終了後レポート試験
レポート(40%):毎回授業終了後、講義メモと400文字程度の感想文および学外学習のレポート

ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
教員からのメッセージ
各講義の内容がどのように「看護」に活かせるかを考えながら授業に臨んでください。
教員との連絡方法
C-ラーニング「連絡・相談」 あるいはmuraki@hcu.ac.jp (村木士郎)
実務経験のある教員
様々な領域の現場で活躍している医療人や患者さんが講義を行う。学内外の被爆者が講義を行う。