科目コード
N12305
授業科目名
基礎看護技術学実習Ⅰ―基礎的な看護技術実習
担当者
松原みゆき 津田右子 中井富美子 三島真由美 松脇喜久美 他
対象年度
2024
履修区分
必修
開講期
2年
前期
実習期間
5日間
単位数
1単位

授業の概要
看護の対象を理解し、日常生活援助に必要な知識・技術・態度を学習する。
*本科目は、実務経験のある教員及び実習施設指導者を中心とした実践的教育から構成される科目である。
DPとの関連
①平和を希求する姿勢を身につける
②豊かな教養を身につける
③高い倫理観と責任感、他者との信頼関係を築き協働できる能力を身につける
④看護専門職者としての役割を認識し、看護の実践に活用するための専門的知識を身につける
⑤地域に生活している人々に対して深い関心と理解する姿勢を身につける
⑥自らの学びを通じて人々や地域社会に積極的に関わり貢献しようとする意欲を身につける
⑦多様な保健医療福祉の場での多職種との連携で、看護専門職として機能を発揮する能力を身につける
⑧社会情勢や人々の健康に関する課題に沿った看護のニーズを意欲的に探究する姿勢を身につける
⑨異なる文化や多様な考えを受け入れ、看護職者としての価値観を形成する能力を身につける
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
1.対象が置かれている環境を安全・安楽な環境に整えることができる。
2.対象の身体的・精神的・社会的側面をとらえ、基本的ニードの充足のための援助の必要性を判断することができる。
3.コミュニケーションの場面において、受容的・共感的態度で対象の考えを受け止めることができる。
4.対象に必要な基本的看護技術を実習指導者又は教員とともに実践できる。
5.看護の役割及び看護の必要性を説明できる。
6.看護実践の場に触れ、自己の看護に関する考えを深めることができる。
実習先行要件
・看護学概論
・看護学基礎演習Ⅰ
履修上の注意事項
学生1~2名が一人の看護師についてまわり、シャドーイング(Shadowing)する実習方法.シャドーイングは看護師の実際の活動について目的を
持って臨み、注意を集中して聴き、視ることで聴覚からの情報を一時記憶し、その学びを短期記憶から長期記憶へと定着させる学修方法である.
更に、視覚からの情報は潜在的な目的意識でありその後の目的を方向づけることから、最初の気づきを看護観として記録する。
実習スケジュール
カンファレンスの持ち方と学び方:
その日に聴き、視たことを明確な言語で記録する。他の学生、看護師、教員の言語との類似性や違いに気づき、自分の言語を体系づける(概念化
する).看護における気づきを記録する.
経験学習のプロセス
・見たこと、聞いたこと、経験したことを毎日記録することで、具体的な事実・現象について学修する.
・看護師や教師、グループメンバーの会話や発表によって自分の考えや思考をつなげ、広げることで知識の体系化と定着を図る.
・実習のまとめにより:健康障害者,療養環境、看護活動、看護観を記録して報告する.
・一般論の課題レポートでは、実習における経験を、人間・健康・環境・関係職種・看護の概念と統合する.
成績評価方法
臨地実習要項の評価表に基づき評価する

ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教員からのメッセージ
実習は全日程出席が原則です。事前にオリエンテーションを行いますので、内容を理解して実習に取り組みましょう。
教員との連絡方法
各実習担当の教員が対応する
実務経験のある教員
あり