科目コード
G6024
授業科目名
生理心理学総論
担当者
加藤 みわ子
対象年度
2024
履修区分
選択
開講期
1年
後期
授業回数
8回
単位数
1単位

授業の概要
本講では、感覚・知覚、運動、記憶・学習、感情(情動)・ストレス、動機づけ、睡眠・生体リズム・意識といったテーマをとりあげ、心のはたらきや行動の生物学的基盤(生物学的心理学・生理心理学・精神生理学)についての基礎的な知見を学ぶ。また、生理学的・生化学的基礎について,その研究方法や研究成果を学び,心の働きについての理解を深める。
DPとの関連
①研究者、教育者、又は高度の専門職業人として保健学関連領域における研究課題を発見し、分析・評価し、科学的根拠を探求して新たなケア技術やシステムを創出できる研究力
②地域社会での質の高いケアの提供のため、自身がリーダーシップをとり、異なった専門的背景をもつ専門職と、同じ目標に向けて連携していくためのファシリテーション能力
③保健学の専門的な学術理論と実践の融合を図り、社会に対して新たな知見を提案できる能力
※DP:ディプロマ・ポリシー(修了認定の方針)=修了までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
1.神経系の主なメカニズムについて理解する。
2.心理的機能の生理学的基盤について概説できる。
3.「こころ」と「からだ」の関係について考えることができる。
履修上の注意事項
本講では提示された資料を基に自己学習し、院生自らがプレゼンテーション、討論をおこなうことで進められます。積極的な講義参加を基本としてください。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 オリエンテーション、神経・生理心理学の全体像の概観
2 脳神経系機能の研究方法
3 感覚・知覚と脳神経系
4 記憶・学習と脳神経系
5 感情(情動)・ストレスと脳神経系
6 動機づけとホメオスタシス
7 睡眠・生体リズム・意識
8 「こころ」と「からだ」の測定と研究
成績評価方法
プレゼンテーション50%、討論30%、レポート20%
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
※授業において、適宜資料配布
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
※授業内に、適宜紹介
教員からのメッセージ
教員との連絡方法
講義後に質問を受け付けます。また、E-mailも活用してください。
実務経験のある教員