科目コード
G5002
授業科目名
多職種連携の現状と課題
担当者
嶋本 文雄 ・ 平岩 和美・ 原田 耕志 ・ 甲田 宗嗣 ・ 平松 哲哉 ・ 山本 カヨ子 ・ 三宅 舞
対象年度
2024
履修区分
必修
開講期
2年
前期
授業回数
8回
単位数
1単位

授業の概要
21世紀の医療は高度化・細分化し、医師や看護師だけでは効果的な医療が望めない時代になった。現在、患者を中心に据えた医療を提供するために、臨床検査技師、レントゲン技師、薬剤師、PT、OT、社会福祉士、介護福祉士等多くの医療職がチームを組み急性期、慢性期を問わず臨床現場で他職種連携を実践している。各職種の業務と役割について理解すると共に、他職種連携を実践する上で、医療の連携やチームアプローチについて業務を阻害している要因を、自己の経験や参考文献をもとに討論し、これからの他職種連携について考察する。
DPとの関連
①研究者、教育者、又は高度の専門職業人として保健学関連領域における研究課題を発見し、分析・評価し、科学的根拠を探求して新たなケア技術やシステムを創出できる研究力
②地域社会での質の高いケアの提供のため、自身がリーダーシップをとり、異なった専門的背景をもつ専門職と、同じ目標に向けて連携していくためのファシリテーション能力
③保健学の専門的な学術理論と実践の融合を図り、社会に対して新たな知見を提案できる能力
※DP:ディプロマ・ポリシー(修了認定の方針)=修了までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
1.他職種連携の必要性や多職種の役割、各チームメンバーの責任について理解できる。
2.実践事例(自己の体験・参考文献)から実践活動を阻害している原因を考え、改善可能か否かを考察する。
3.医療連携やチームアプローチについて、多職種を尊重する態度とコミュニケーションの必要性について考察し、他者に説明できる。
履修上の注意事項
積極的に質問や意見を述べ、各担当者とのディスカッションを通して研究への視野を広げてください。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 医師は、診療のリーダー的立場にあるのではなく、診療行為全般の責任を持つ立場にある。実際の診療では、専門職が職責を自覚し協働してチーム医療を推進しなければならない。 これまで診療現場で経験したことを礎にして、文献から得られた命題などを参考にして討論し、患者中心の医療におけるチーム医療の必要性について討論する。 【嶋本】 病理医の病院に医療における役割について事前に調べ、日本の病理医の現場の問題点についてさらにどのようなことが必要かを各自学修する。
2 多職種連携によるACP実践の困難性や倫理的課題について、事例を通して考察し議論する。 【山本】
3 組織マネジメントの観点から医療組織の特徴と地域での連携について、事例を通して理解する。 【平岩】 事前:あらかじめ配布される資料の精読、事後:課題レポート
4 患者中心のチーム医療における理学療法士の役割と多職種連携について再考し、チーム医療について理解を深める。 【甲田】
5 他職種連携が求められる医療において、言語聴覚士の役割や各職種間の連携について、そのあり方を検討する。 【平松】 (事前課題)所属する部署での他職種との連携体制を把握する。 (事後課題)職種間連携について自身の所属部署で実践可能な内容を検討する。
6 外科にて全身麻酔手術を受ける患者の口腔機能精密検査の重要性と今後の課題を検討する。 【原田】
7 口腔ケア介入の現状と今後の展望について検討する。 【原田】
8 チーム医療における臨床心理士・公認心理師の業務と役割について解説する。事例を通してチーム医療における連携のあり方、課題について討議し、考察する。 【三宅】
成績評価方法
レポート 100%
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
※授業において、適宜資料配布
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
※授業内に、適宜紹介
教員からのメッセージ
紹介される参考文献や論文を読み、知識を深めてください。
教員との連絡方法
講義後に質問を受け付けます。また、E-mailも活用してください。
実務経験のある教員
各教員が各職種における実務経験があります。