科目コード
E3141
授業科目名
視覚障害児の心理・生理・病理と指導
担当者
牟田口 辰己
対象年度
2024
履修区分
教育課程表参照
開講期
3年
後期
授業回数
15回
単位数
2単位

授業の概要
視覚障害教育の基礎となる視覚障害児の生理・病理,心理,指導法,制度の枠組み,教育の実際について理解することを目標とする。ここでは視覚障害教育の基礎となる視覚障害児の生理・病理,心理,指導法,制度の枠組み,教育の実際についてテーマごとにとりあげ,講義を行う。
DPとの関連
①平和を希求し、その教育に努め、幸せな人生を創造しようとする力を身につける
②人間愛のもと、ケアすることの意義を教育・保育の専門性において学び、専門的な知識・技術との統合を図る力を身につける
③修得した専門的な知識・技術を活用し、教育者・保育者として実践する力を身につける
④教育・保育者として、子どもの育ちや学びに関わる問題について時代の変化を見通して研究し、新たな価値の創造を図る力を身につける
⑤社会との連携を図り、人々の教育的・保育的ニーズや社会的ニーズに応えることができる力
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
視覚障害教育を行なっていく上で必要となる基礎的な生理・病理的な事項と心理学的な知見を概観するとともに,視覚障害教育の教育課程と学習指導要領を解説する。さらに,特別支援学校等(視覚障害)において展開されている授業の実際について,障害に応じた授業の特色を理解し,授業を構成するために必要な知識や技能,授業研究のための基礎的な事項について理解を深めることをねらいとする授業である。
履修上の注意事項
・疑問に思ったことやわからないことは、どんなことでも質問し、確認すること。
・毎回資料を配布するので、この講義専用のファイル(二つ穴で綴じる形式)を用意し、ファイリングすること。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 視覚器官の構造 講義資料には重要キーワードを示す空欄を設けているので,講義の際に書き込むこと。試験にはこれらのキーワードから出題する。自学習の総時間は60時間以上とする。
2 視機能の概要(視力、視野、色覚) 講義資料には重要キーワードを示す空欄を設けているので,講義の際に書き込むこと。試験にはこれらのキーワードから出題する。自学習の総時間は60時間以上とする。
3 主要な眼疾患と教育的配慮 講義資料には重要キーワードを示す空欄を設けているので,講義の際に書き込むこと。試験にはこれらのキーワードから出題する。自学習の総時間は60時間以上とする。
4 弱視者の視知覚特性 講義資料には重要キーワードを示す空欄を設けているので,講義の際に書き込むこと。試験にはこれらのキーワードから出題する。自学習の総時間は60時間以上とする。
5 触運動知覚の概要 講義資料には重要キーワードを示す空欄を設けているので,講義の際に書き込むこと。試験にはこれらのキーワードから出題する。自学習の総時間は60時間以上とする。
6 触運動知覚と点字 講義資料には重要キーワードを示す空欄を設けているので,講義の際に書き込むこと。試験にはこれらのキーワードから出題する。自学習の総時間は60時間以上とする。
7 視覚障害児童生徒の就学支援(多様な教育の場) 講義資料には重要キーワードを示す空欄を設けているので,講義の際に書き込むこと。試験にはこれらのキーワードから出題する。自学習の総時間は60時間以上とする。
8 視覚障害教育における教育課程と学習指導要領(各教科に共通した5つの配慮事項) 講義資料には重要キーワードを示す空欄を設けているので,講義の際に書き込むこと。試験にはこれらのキーワードから出題する。自学習の総時間は60時間以上とする。
9 点字教科書の作成と配慮 講義資料には重要キーワードを示す空欄を設けているので,講義の際に書き込むこと。試験にはこれらのキーワードから出題する。自学習の総時間は60時間以上とする。
10 教科指導の実際(国語における漢字・漢語の指導) 講義資料には重要キーワードを示す空欄を設けているので,講義の際に書き込むこと。試験にはこれらのキーワードから出題する。自学習の総時間は60時間以上とする。
11 教科指導の実際(算数における計算と図形の指導) 講義資料には重要キーワードを示す空欄を設けているので,講義の際に書き込むこと。試験にはこれらのキーワードから出題する。自学習の総時間は60時間以上とする。
12 見えにくさを補う光学補助具等の活用と拡大教科書 講義資料には重要キーワードを示す空欄を設けているので,講義の際に書き込むこと。試験にはこれらのキーワードから出題する。自学習の総時間は60時間以上とする。
13 自立活動の指導の実際(視覚特別支援学校における歩行指導) 講義資料には重要キーワードを示す空欄を設けているので,講義の際に書き込むこと。試験にはこれらのキーワードから出題する。自学習の総時間は60時間以上とする。
14 視覚障害者と歩行(アイマスクによる疑似体験) 講義資料には重要キーワードを示す空欄を設けているので,講義の際に書き込むこと。試験にはこれらのキーワードから出題する。自学習の総時間は60時間以上とする。
15 視覚障害教育の課題と講義のまとめ 講義資料には重要キーワードを示す空欄を設けているので,講義の際に書き込むこと。試験にはこれらのキーワードから出題する。自学習の総時間は60時間以上とする。
成績評価方法
試験(90%)と授業態度(10%)を合わせた点数で評価する。
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
五訂版「視覚障害教育に携わる方のために」 香川邦生編著(慶應義塾大学出版会) 978-4-7664-2367-9
毎回、講義資料を配付する。
教員からのメッセージ
見えない、見えにくい児童生徒に対する具体的な指導の工夫を学んでほしい。
教員との連絡方法
メールアドレス braille0406@gmail.com
実務経験のある教員
担当教員は,筑波大学附属盲学校教諭として20年以上の勤務経験を持ち,小学部で学級担任と自立活動専任教員として勤務した。