科目コード
E3127
授業科目名
教職実践演習(幼・小)
担当者
佛圓弘修・二宮孝司
対象年度
2024
履修区分
選択
開講期
4年
後期
授業回数
15回
単位数
2単位

授業の概要
本授業は、幼稚園・小学校教員の職を志して4年間学んできた大学での学びの集大成として位置づくものである。社会人、教員としての自己課題を明確にし、知識・技能を総合的にとらえて修得し、実践的な力の獲得をまざし、教職生活を円滑にスタートできることをめざすものである。
DPとの関連
①平和を希求し、その教育に努め、幸せな人生を創造しようとする力を身につける
②人間愛のもと、ケアすることの意義を教育・保育の専門性において学び、専門的な知識・技術との統合を図る力を身につける
③修得した専門的な知識・技術を活用し、教育者・保育者として実践する力を身につける
④教育・保育者として、子どもの育ちや学びに関わる問題について時代の変化を見通して研究し、新たな価値の創造を図る力を身につける
⑤社会との連携を図り、人々の教育的・保育的ニーズや社会的ニーズに応えることができる力
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
主として、①教師としての使命感、責任感、教育的愛情、②社会性や対人関係能力、③幼児児童理解や学級経営、④保育内容、各教科・教科外活動における指導力、以上4つの項目を中心に、課題を自覚し、必要に応じて不足をしている知識・技能を補い、その定着を図り、教師としての基礎的専門的力量を高め、教育現場に臨む準備をする。
履修上の注意事項
幼稚園教諭1種免許、小学校教諭1種免許を取得し、教員として4月以降働くことを想定して授業を行うため、教員として・社会人としての真摯な態度で受講すること。その際、履修カルテをもとに、これまでの学びを振り返るとともに、具体的・実践的な活動を行うため、よりよい教師になるように努力すること。必要な資料は適宜配布するのでファイリングしておくこと。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 学びの履歴の振り返り:履修カルテより、オリエンテーション:シラバスより 【佛圓弘修】 授業内ワークの予習と復習
2 学級づくり:一人一人の子どもの自尊感情を高めるケアのあり方 【佛圓弘修】 授業内ワークの予習と復習
3 学級通信:一人一人の子どもと子どもが繋がるツールの作り方 【佛圓弘修】 授業内ワークの予習と復習
4 年度初めシリーズ①:学級づくり(学級びらき)と環境構成の作り方 【二宮孝司】 授業内ワークの予習と復習
5 家庭・地域との連携:連絡帳、電話、家庭訪問、コミュニティスクールetc. 【二宮孝司】 授業内ワークの予習と復習
6 レジリエンスの構築:教師としての自尊感情の作り方 【二宮孝司】 授業内ワークの予習と復習
7 事件・事故・災害対応(リスクマネジメント)/こころの健康づくり 【二宮孝司】 授業内ワークの予習と復習
8 幼保小中連携(15年間の学び) 【二宮孝司】 授業内ワークの予習と復習
9 同僚性の構築:職場での人間関係の作り方 【二宮孝司】 授業内ワークの予習と復習
10 研究授業の見方・事後協議会の参加の仕方 【佛圓弘修】 授業内ワークの予習と復習
11 研究授業参加:小学校の研究授業・協議会に参加する。 【佛圓弘修・二宮孝司】 授業内ワークの予習と復習
12 研究授業参加:小学校の研究授業・協議会に参加する。 【佛圓弘修・二宮孝司】 授業内ワークの予習と復習
13 「進路Day」への参加 【佛圓弘修】 授業内ワークの予習と復習
14 コミュニケーション:現場に出たときに求められるコミュニケーションスキル 【佛圓弘修】 授業内ワークの予習と復習
15 年度初めシリーズ②:事務・分掌業務と改めて環境構成の作り方 【佛圓弘修・二宮孝司】 講義の振り返り
成績評価方法
提出物50%、発表50% ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
幼稚園教育要領解説(平成30年改訂) 文部科学省 フレーベル館 978-4-577-81447-5
小学校学習指導要領(平成29年改訂) 文部科学省 東洋館出版社 978-4-491-03460-7
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
教員からのメッセージ
これまでの学びを振り返り復習をしておくこと、子ども・教師・教育に関するニュースや情報を得ること、授業での課題を準備することなどを適切に行いましょう。
教員との連絡方法
各研究室にて行いますが、基本はオフィスアワーを利用してください。事前に相談があれば、その他の時間でも可能です。
実務経験のある教員
担当する両名とも公立小学校での教諭、教頭、校長の勤務経験及び教育委員会での指導主事の勤務経験を踏まえて実践的な講義を行います。