科目コード
E3126
授業科目名
保育実習事前事後指導Ⅲ
担当者
吉原直樹
対象年度
2024
履修区分
選択
開講期
4年
通年
授業回数
8回
単位数
1単位

授業の概要
保育実習Ⅰでの施設実習をふまえ、児童福祉施設等の具体的な体験を通して、実習を振り返り、施設保育士の専門性と職業倫理等を理解し、施設保育士としての実践的力量を身につける。
DPとの関連
①平和を希求し、その教育に努め、幸せな人生を創造しようとする力を身につける
②人間愛のもと、ケアすることの意義を教育・保育の専門性において学び、専門的な知識・技術との統合を図る力を身につける
③修得した専門的な知識・技術を活用し、教育者・保育者として実践する力を身につける
④教育・保育者として、子どもの育ちや学びに関わる問題について時代の変化を見通して研究し、新たな価値の創造を図る力を身につける
⑤社会との連携を図り、人々の教育的・保育的ニーズや社会的ニーズに応えることができる力
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
1 施設実習の意義と目的を理解し、実習における自らの課題を明確にし、実習する施設概要を説明できる。
2 施設実習を通して、子ども、家庭、地域への理解を深める。
3 施設の支援についての観察、記録及び自己評価等による支援の改善について実践や事例を通して学ぶ。
4 施設保育士の専門性と職業倫理について説明できる。
5 実習の事前事後を通して、実習の総括と自己評価を行い、施設保育における支援技術を習得する。
履修上の注意事項
授業中の私語、携帯電話の使用は禁止します。配布資料は授業でのみ配布します。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 オリエンテーション、保育実習Ⅲの意義を理解する。 事後学修:実習事前指導記録、実習に必要な書類の作成(60分)
2 施設実習の内容を理解し、自己課題を明確にする。 事後学修:実習事前指導記録、実習に必要な書類の作成(60分)
3 子どもの最善の利益を考慮した支援及び保護者支援について具体的に理解する。 事後学修:実習事前指導記録、実習日誌の作成(60分)
4 子どもの個人差等について理解し、対応方法について習得する。 事後学修:実習事前指導記録、実習日誌の作成(60分)
5 施設における援助計画を理解し、観察、記録の方法を習得する。 事後学修:実習事前指導記録、実習日誌の作成(60分)
6 施設保育士としての職業倫理を学び、対応方法について習得する。 事後学修:実習事前指導記録、実習日誌の作成(60分)
7 事後指導①実習の総括と自己評価を行う。 事前・事後学修:実習日誌の整理、実習報告会準備(60分)
8 事後指導②実習報告会で自分の実習を発表し、他の実習を理解し、自己の振り返り、施設保育士としての課題を明確にする。 ・事前学修:実習報告会準備(30分) ・事後学修:実習日誌の整理、実習を振り返り、自己課題を深める。(30分)
成績評価方法
提出物80%、発表20%
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
使用しない
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
施設実習の手引き・西川ひろ子 山田修三 中原大介(渓水社) 978-4-86327-388-7
教員からのメッセージ
保育実習Ⅰを振り返り、施設保育については、実習施設について根拠法令等、多職種で連携して関わるため、他職種について理解、地域における福祉サービス等について事前準備を行いましょう。
教員との連絡方法
質問等につきましては、メールで時間等について予め連絡・確認してください。
実務経験のある教員
社会福祉施設(高齢者施設等)での実務