科目コード
E3125
授業科目名
保育実習Ⅲ
担当者
吉原直樹
対象年度
2024
履修区分
選択
開講期
4年
通年
実習期間
10日間
単位数
2単位

授業の概要
1 保育実習Ⅰでの施設実習をふまえ、児童養護施設等の社会福祉施設での実践により、保育士として必要な資質・能力・技術を習得する。
2 家庭と地域の生活実態にふれ、保護者支援、家庭支援のための知識、技術、判断力の実践的力量を身につける。
※本科目は、実務経験のある教員及び実習施設指導者を中心とした実践的教育から構成される科目である。
DPとの関連
①平和を希求し、その教育に努め、幸せな人生を創造しようとする力を身につける
②人間愛のもと、ケアすることの意義を教育・保育の専門性において学び、専門的な知識・技術との統合を図る力を身につける
③修得した専門的な知識・技術を活用し、教育者・保育者として実践する力を身につける
④教育・保育者として、子どもの育ちや学びに関わる問題について時代の変化を見通して研究し、新たな価値の創造を図る力を身につける
⑤社会との連携を図り、人々の教育的・保育的ニーズや社会的ニーズに応えることができる力
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
1 児童福祉施設等の役割や機能について実践を通して理解を深め、児童養護施設等において、養護技術を習得する。
2 子どもと家族とのコミュニケーションの方法を具体的に習得する。
3 地域社会に対する理解を深め、連携の方法について具体的に学ぶ。
4 子どもの最善の利益を具体化する方法を学ぶ。
5 保育士の業務内容や倫理を具体的に学ぶ。
6 保育士としての自己課題を明確化する。
実習先行要件
(単位修得済みの科目)
・3年後期終了までに、告示別表1による教科目のうち51単位以上取得していること。
(履修済み科目)
・保育実習Ⅰ
・保育実習事前事後指導Ⅰ
・保育実習事前事後指導Ⅲ
履修上の注意事項
・社会的なモラルを忘れることなく、丁寧に対応する。
・挨拶、日誌提出、出勤・退勤等に気をつけること。(欠勤や遅刻については実習先、大学に連絡する。)
・分からないことや不安なことは、必ず確認してから行動すること。
実習スケジュール
7月~8月 児童福祉施設等における実習(10日間)
・実習施設でのオリエンテーション
・実習参加
・実習内容
1.児童養護施設等の養護活動に参加し、施設における支援技術を習得する。
2.子ども(利用者)の個人差、ニーズについて理解し、対応の方法について習得する。
3.地域との連携の在り方について、具体的に学ぶ。
4.子どもの最善の利益への配慮を学ぶ。
5.児童福祉施設の保育士としての職業倫理を理解する。
6.施設実習を通して、施設保育士としての自己課題を明確にする。

実習参加時には、大学教員による訪問指導を行う。
成績評価方法
実習施設での評価(70%)と提出物(保育実習日誌など)(30%)によって行う。
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教員からのメッセージ
実習施設でのオリエンテーションの内容を理解し、準備をしておきましょう。
教員との連絡方法
質問等につきましては、メールで時間帯について予め連絡・確認してください。
実務経験のある教員
社会福祉施設(高齢者施設等)での実務