科目コード
E3124
授業科目名
保育実習事前事後指導Ⅱ
担当者
金田 美幸  深澤 悦子
対象年度
2024
履修区分
選択
開講期
4年
通年
授業回数
8回
単位数
1単位

授業の概要
保育実習Ⅱでは、大学での学習と保育実習Ⅰ(保育所・幼保連携型認定こども園等での実習)をふまえて、保育所・幼保連携型認定こども園等での具体的な体験を通してさらなる保育実践力を身につける。部分実習に加え、半日・全日実習を行う。そのために保育実習事前事後指導Ⅱでは、①実習に向かう構えをつくること、②実習記録や指導計画について具体的に学ぶこと、③実習をふり返り、保育所保育士になるための自己課題を明確にすることを行う。
DPとの関連
①平和を希求し、その教育に努め、幸せな人生を創造しようとする力を身につける
②人間愛のもと、ケアすることの意義を教育・保育の専門性において学び、専門的な知識・技術との統合を図る力を身につける
③修得した専門的な知識・技術を活用し、教育者・保育者として実践する力を身につける
④教育・保育者として、子どもの育ちや学びに関わる問題について時代の変化を見通して研究し、新たな価値の創造を図る力を身につける
⑤社会との連携を図り、人々の教育的・保育的ニーズや社会的ニーズに応えることができる力
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
①保育実習の意義・目的を理解し、実習における自らの課題を明確にし、保育について総合的に学ぶ。
②保育の計画、実践、観察、記録、省察、自己評価による保育の改善について、実践や事例を通して学ぶ。
③保育士の専門性と職業倫理について理解する。
④実習の事後指導を通して、実習を総括し、自己をふり返り、新たな課題と学習目標を明確にする。
履修上の注意事項
・実習と同様に、欠席をしないこと。やむを得ない場合は、事由を明らかにし、手続きをとること。
・検索等でスマートフォンを活用する場合がありますが、それ以外は、スマートフォンの電源を切るか、マナーモードにして、カバンの中に入れてください。
・わからないことや不安なことは、必ず確認してから行動すること。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 保育実習Ⅱの意義 事前指導欄にまとめる。
2 子どもの最善の利益を考慮した保育の具体的理解、保護者支援、地域の子育て家庭への支援 事前指導欄にまとめる。
3 保育所・幼保連携型認定こども園等での実習内容と自己課題の明確化 事前指導欄にまとめる。
4 保育実践力の育成(子どもの状態に応じた適切なかかわり、保育の表現技術を生かした保育実践) ワークシートまたは実習日誌の作成
5 全体的な計画(保育課程)に基づく指導計画の作成と実践、観察、記録、省察、自己評価、保育の改善 事前指導欄にまとめる。
6 実習に向けて模擬保育会 事前指導欄にまとめる。
7 事後指導① 実習内容の確認、実習の自己評価 事後指導にまとめ、プレゼンテーションの準備をする。
8 事後指導① 実習報告会で自分の実習成果を発表し、他者の実習を理解し、自己をふり返り、保育所保育士になるための新たな課題を明確にする。 実習報告会でのプレゼンテーションの作成。
成績評価方法
提出物(実習日誌他)80%  実習報告会プレゼンテーション 20%
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
教員からのメッセージ
保育所保育指針をふまえ、保育実習Ⅰをふり返り、保育実践を総合的に捉え、自分のキャリアを見据えて学びましょう。
教員との連絡方法
授業開始時に伝えます。
実務経験のある教員
金田 美幸(公立保育園において、保育士・園長としての勤務経験を活かし、実習や保育内容について実践的な指導を行う)