科目コード
E3123
授業科目名
保育実習Ⅱ
担当者
金田 美幸  深澤 悦子
対象年度
2024
履修区分
選択
開講期
4年
通年
実習期間
10日間
単位数
2単位

授業の概要
保育実習Ⅰの保育所・幼保連携型認定こども園等での実習をふまえて、保育実習Ⅱでは保育所または幼保連携型認定こども園等で保育を実践し、保育士として必要な資質・能力・技術を習得する。部分実習に加え、半日・全日実習を行う。家庭や地域の実態にふれて、子ども家庭福祉のニーズに対する理解力・判断力を養い、子育てを支援するために必要な能力を養う。
DPとの関連
①平和を希求し、その教育に努め、幸せな人生を創造しようとする力を身につける
②人間愛のもと、ケアすることの意義を教育・保育の専門性において学び、専門的な知識・技術との統合を図る力を身につける
③修得した専門的な知識・技術を活用し、教育者・保育者として実践する力を身につける
④教育・保育者として、子どもの育ちや学びに関わる問題について時代の変化を見通して研究し、新たな価値の創造を図る力を身につける
⑤社会との連携を図り、人々の教育的・保育的ニーズや社会的ニーズに応えることができる力
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
①保育全般に参加し、保育技術を習得する。
②子どもの個人差について理解し、多様なニーズへの対応の仕方を学ぶ。
③保育の計画に基づいて指導計画の立案・実践、観察・記録・記録に基づく省察・自己評価に取り組む。
④家庭・地域社会との連携について具体的に学ぶ。
⑤保育士の業務内容や職業倫理、子どもの最善の利益を具体化する方法について、保育実践に結び付けて理解する。
⑥保育所保育士になるための自己課題を明確にする。
実習先行要件
(単位修得済の科目)
・3年後期終了までに51単位以上取得していること。
(履修済の科目)
・保育実習Ⅰ ・保育実習事前事後指導Ⅰ ・保育実習事前事後指導Ⅱ
履修上の注意事項
・社会的なモラルを忘れることなく、丁寧に対応する。
・挨拶・日誌提出・出勤・退勤等に気をつけること。(欠勤や遅刻については実習先、大学に連絡する。)
・わからないことや不安なことは、必ず確認してから行動すること。
実習スケジュール
6~8月 保育所・幼保連携型認定こども園・こども園(保育所型)における実習日数(10日)
・実習施設でのオリエンテーション(実習開始1か月前に訪問する。)
・実習参加
・実習内容
1.保育所・幼保連携型認定こども園・こども園(保育所型)の役割(養護と教育が一体となって行われる保育、社会的役割・責任)
2.保育および子どもの理解(保育士の動き、保育所の生活の流れ、子どもの個人差に応じたかかわり)
3.保育内容・保育環境(環境を通して行う保育、生活や遊びを通して総合的に行う保育)
4.全体的な計画(保育課程)に基づく指導計画の作成・実践・記録・省察・自己評価
5.入所している子どもの保護者への支援、地域の子育て家庭への支援
6.保育士の業務内容と職業倫理
7.自己課題の明確化

実習参加時には、大学教員による訪問指導を行う。
成績評価方法
実習施設での評価 70% 提出物(保育実習日誌など) 30%
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教員からのメッセージ
実習施設でのオリエンテーションの内容を理解し、実習の事前準備を十分にしてください。
教員との連絡方法
授業開始時に伝えます。
実務経験のある教員
金田 美幸(公立保育園において、保育士・園長としての勤務経験を活かし、実習や保育内容について実践的な指導を行う)