科目コード
E2152
授業科目名
初等体育科教育法
担当者
林 俊雄
対象年度
2024
履修区分
教育課程表参照
開講期
3年
前期
授業回数
15回
単位数
2単位

授業の概要
学習指導要領に示されている目標・内容と指導法の関連に目を向けながら、授業構成上の課題やポイントについて習得できるようにする。とりわけ運動・スポーツが有する運動的、文化的価値と学習者の発達課題や生活課題を考慮した教材研究・教材づくりが重要になることを事例を通して理解できるようにする。また学習指導案作りと模擬授業を実施し、情報機器及び教材の活用を含んだ授業構想力と実践的指導力を培うようにする。
DPとの関連
①平和を希求し、その教育に努め、幸せな人生を創造しようとする力を身につける
②人間愛のもと、ケアすることの意義を教育・保育の専門性において学び、専門的な知識・技術との統合を図る力を身につける
③修得した専門的な知識・技術を活用し、教育者・保育者として実践する力を身につける
④教育・保育者として、子どもの育ちや学びに関わる問題について時代の変化を見通して研究し、新たな価値の創造を図る力を身につける
⑤社会との連携を図り、人々の教育的・保育的ニーズや社会的ニーズに応えることができる力
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
① 学習指導要領に示された目標や内容について、また目標、内容、方法に一貫性のある体育授業づくりのための課題とポイントについて正しく理解する。
② 教材研究、教材づくりの意義と方法について具体的に理解する。
③ 学習指導案作りと模擬授業を通して、情報通信技術の活用を含んだ具体的な授業場面を想定した授業設計力と実践的指導技術を高める。
履修上の注意事項
・コースによって「履修区分」が違います。教育課程表をよく確認してから履修登録を行ってください。
・模擬授業を行う場合は、実技のできる服装を整えて参加してください。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 体育科は何のための教科か:自身の体育教科観を基に目標、内容、全体構造を考察 事前:シラバスを事前に読み授業の概要を把握しておく。事後:本授業に関する自分の目標を設定する。事後:本時の内容を振り返って考察したことを感想文にまとめる。
2 体育科の歴史:学習指導要領の変遷を辿りながら、目標、内容と留意点を押さえる 事前:テキスト(木原成一郎他著)の第1部1章を読んでおく。事後:本時の学習内容を振り返りながら感想文をまとめる。
3 教材・教具づくりとは①:教科内容と教材の峻別と相関について 事前:テキスト(木原成一郎他著)の第1部3章(pp42-50)を読んでおく。事後:本時の学習内容を振り返りながら感想文をまとめる。
4 教材・教具づくりとは②:典型教材を事例とした教材研究や教材づくりの実際について 事前:テキスト(木原成一郎他著)の第1部3章(pp51-54)を読んでおく。事後:本時の学習内容を振り返りながら感想文をまとめる。
5 体育科の指導法①:運動能力や認識発達の個人差をどうとらえるか 事前:テキスト(木原成一郎他著)の第1部4章(pp55-63)を読んでおく。事後:本時の学習内容を振り返りながら感想文をまとめる。
6 体育科の指導法②:学習集団による課題解決的学習の展開方法とは 事前:テキスト(木原成一郎他著)の第1部4章(pp63-69)を読んでおく。事後:本時の学習内容を振り返りながら感想文をまとめる。
7 学習指導研究①:学年、領域、教材を決めて1時間単位での学習指導案を作成する 事前:テキスト(木原成一郎他著)の第1部2章(PP..38-41)を読んでおく。事後:本時の学習内容を振り返りながら学習指導案を作成をすすめる。
8 学習指導研究②:低学年対象の模擬授業を実施し意見交流を行って課題を共有する 事前:模擬授業担当者の学習指導案を事前に読んでおく。事後:本時の模擬授業について改善点を中心に感想をまとめておく。
9 学習指導研究③:中学年対象の模擬授業を実施し意見交流を行って課題を共有する 事前:模擬授業担当者の学習指導案を事前に読んでおく。事後:本時の模擬授業について改善点を中心に感想をまとめておく。
10 学習指導研究④:高学年対象の模擬授業を実施し意見交流を行って課題を共有する 事前:模擬授業担当者の学習指導案を事前に読んでおく。事後:本時の模擬授業について改善点を中心に感想をまとめておく。
11 学習指導研究⑤:保健領域の模擬授業を実施し意見交流を行って課題を共有する 事前:模擬授業担当者の学習指導案を事前に読んでおく。事後:本時の模擬授業について改善点を中心に感想をまとめておく。
12 学習指導研究⑥:総括として学習指導案づくりの課題と授業実践上の課題を整理する 事前:模擬授業を振り返って学習指導案の修正・追記をしておく。事後:学習指導案づくりのポイントについて総括的な感想をまとめておく。
13 体育授業における情報通信技術の活用方法について 事前:前時に配付する体育科授業におけるICT活用例のプリントを読んでおく。事後:作成した学習指導案を基にICT活用場面を想定してみる。
14 体育科の評価はどうあるべきか 事前:テキスト(木原成一郎他著)の第1部5章を読んでおく。事後:本時の学習内容を振り返りながら授業における評価活動の意義について感想文をまとめておく。
15 まとめ:単元レベルでの学習指導案の作成に向けて 事前:テキスト(木原成一郎他著)の第1部2章を読んでおく。事後:本時の学習内容を振り返りながら単元レベルの学習指導案を完成させる。
成績評価方法
レポート30%、学習指導案作成ほか模擬授業への取り組み70%
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。

ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
(改訂版)初等体育科教育の研究・木原成一郎他著(学術図書出版) 978-4-7806-0676-8
小学校学習指導要領解説 体育編・文部科学省(東洋館出版) 978-4-491-03467-6
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
教員からのメッセージ
7回目から12回目までは、学習指導案作成→模擬授業→学習指導案修正という手順を踏んで進めます。
教員との連絡方法
メールか直接研究室へ訪ねてください。
実務経験のある教員
小学校教員として、特に体育科の授業づくりと授業研究に取り組んだ経験を生かして、だれもが意欲的に取り組める体育科の授業づくり・教材づくりと授業構成上のポイントについて具体的に指導します。