科目コード
E2148
授業科目名
初等理科教育法
担当者
神津 弘之
対象年度
2024
履修区分
教育課程表参照
開講期
2年
後期
授業回数
15回
単位数
2単位

授業の概要
小学校理科の、目的・内容・方法・評価・授業構成などの理論と実践を概説し、理科の授業を構成する方法および技術についての講義を行う。模擬授業も行わせる。
DPとの関連
①平和を希求し、その教育に努め、幸せな人生を創造しようとする力を身につける
②人間愛のもと、ケアすることの意義を教育・保育の専門性において学び、専門的な知識・技術との統合を図る力を身につける
③修得した専門的な知識・技術を活用し、教育者・保育者として実践する力を身につける
④教育・保育者として、子どもの育ちや学びに関わる問題について時代の変化を見通して研究し、新たな価値の創造を図る力を身につける
⑤社会との連携を図り、人々の教育的・保育的ニーズや社会的ニーズに応えることができる力
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
1.小学校の理科の教育方法と教育課程の意義を、学習指導要領に沿って理解し、小学校理科の授業を構成し、指導案を作成するとともに、授業実践するための知識や能力を獲得する。
2.理科を教える教師としての深い資質・能力とともに、カリキュラム・マネージメントができる能力を獲得する。
履修上の注意事項
配付資料は予備を準備しません。欠席や紛失の場合は各自の責任において補充すること。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 小学校理科の目標 学習指導要領の熟読
2 小学校理科の内容 学習指導要領の熟読
3 小学校理科の内容と留意点(1) 中学年 理科教材・教具の研究
4 小学校理科の内容と留意点(2) 高学年 理科教材・教具の研究
5 初等理科教育史 理科教育史に関する予習・復習
6 子どもの認識・思考・学習心理と現代の理科教育論 理科教育論に関する予習・復習
7 理科教育課程の編成と評価 理科教育課程に関する予習・復習
8 理科授業の方法、実験法 理科の授業方法についての研究
9 理科授業の教材・教具、理科教育学の研究分野 理科教材・教具の研究
10 理科授業と情報通信技術の活用(ICTの活用) 理科のICTに関する予習・復習
11 理科指導案の書き方 学習指導案の作成・修正
12 理科模擬授業(1) 模擬授業の準備・反省
13 理科模擬授業(2) 模擬授業の準備・反省
14 理科模擬授業(3) 模擬授業の準備・反省
15 理科の評価と支援を要する児童のケア 模擬授業の自己評価とまとめ
成績評価方法
期末試験 80%、 レポート等提出物 20%
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
小学校学習指導要領解説 理科編・文部科学省(東洋館出版) 978-4-491-03463-8
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
未来をひらく小学理科 3~6年・養老孟司、角屋重樹、他 (教育出版) 978-316-20388-1
978-316-20390-4
978-316-20392-8
教員からのメッセージ
小学校学習指導要領を熟読し、実際の授業場面をイメージしてみてください。
教員との連絡方法
授業前後の時間を利用してください。
実務経験のある教員
小学校理科専科の経験を活かしたより実践的な指導を行う。