①平和を希求し、その教育に努め、幸せな人生を創造しようとする力を身につける | ○ |
②人間愛のもと、ケアすることの意義を教育・保育の専門性において学び、専門的な知識・技術との統合を図る力を身につける | ◎ |
③修得した専門的な知識・技術を活用し、教育者・保育者として実践する力を身につける | ○ |
④教育・保育者として、子どもの育ちや学びに関わる問題について時代の変化を見通して研究し、新たな価値の創造を図る力を身につける | ○ |
⑤社会との連携を図り、人々の教育的・保育的ニーズや社会的ニーズに応えることができる力 | ○ |
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力 |
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回数 | 講義内容【担当教員】 | 事前・事後学修 |
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1 | 道徳教育の本質①道徳教育で目指すべきポイント―教科化の背景を踏まえて | 講義形式で、シラバスの概要・到達目標・評価方法について説明する。 道徳の教科化の背景を紹介する。 |
2 | 学校における道徳教育の歴史―道徳教育の課題との関連から | 道徳教育の歴史について、近代の思想家(カント・ルソー)などの教育の視点を押さえながら、現代の教育と対比し考察する。 |
3 | 学習指導要領から見る「特別の教科 道徳」の特徴―目標・指導方法・内容・評価 | どのように道徳性が成長してきたのか、振り返ってみること |
4 | 子どもの道徳性の発達 | ジャン・ピアジェの認知発達理論を踏まえ、子どもの発達段階と道徳について説明する。 |
5 | 道徳教育を実践するために―教育活動全体を通した指導・多様な指導方法と評価 | 各地方自治体の教育委員会が紹介している道徳教育の取り組みや教材例を紹介し、多様な指導方法があることを理解する。 |
6 | 道徳授業の方法(1)―モラルジレンマ資料を用いた模擬授業 | ローレンス・コールバーグの道徳発達理論を紹介し、「ハインツのジレンマ」を用いたグループ学習を行う。 |
7 | 道徳授業の方法(2)―熟議型道徳授業の模擬授業 | 熟議型道徳授業の概要と背景を説明し、具体例として「NHK for school」の動画教材を見て、グループワークを行う。 |
8 | 道徳授業の方法(3)―問題解決学習と道徳教育への応用 | 問題解決学習を踏まえ、議論しながら解決策を出し合う過程に道徳的な評価をどのように行うかについて解説する。 |
9 | 道徳授業の方法(4)―構成的グループ・エンカウンターでの道徳授業の実践 | 道徳教育には体験的な活動を重視する文言が記載されており、この回では構成的グループ・エンカウンターの歴史と意図を踏まえ、この方法論の道徳教育への体験活動の重要性を説明する。授業内では実際にグループワークで実践する。 |
10 | 道徳科模擬授業教材研究と指導案の作成 | 教材分析を事前に行っておくこと |
11 | 道徳科模擬授業と授業改善① | 教材分析を事前に行い、模擬授業後は改善点を考察すること |
12 | 道徳科模擬授業と授業改善② | 教材分析を事前に行い、模擬授業後は改善点を考察すること |
13 | 道徳科模擬授業と授業改善③ | 教材分析を事前に行い、模擬授業後は改善点を考察すること |
14 | 道徳科模擬授業と授業改善④ | 教材分析を事前に行い、模擬授業後は改善点を考察すること |
15 | 振り返り-これまでのまとめと今後の課題― | これまでの授業を振り返り整理すること |
書名・著者(出版社) | ISBNコード |
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小学校学習指導要領(平成29年告示)解説 特別の教科 道徳編 ・ 文部科学省 (廣済堂あかつき) | 978-4-908255-35-9 |
汐見 稔幸監修 上地完治編『道徳教育の理論と実践』ミネルヴァ書房、2020年 | 4623086003 |
書名・著者(出版社) | ISBNコード |
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