生徒・進路指導論

向居　暁

2024

教育課程表参照

3年

前期

15回

2単位

学校現場から､児童生徒の様々な問題行動が報告されている｡また、平成 29 年学習指導要領から小学校から高等学校までキャリア教育の充実が図られることになった。本授業では､学校がその教育目的を達成するための重要な機能の－つであり､児童生徒の人格形成を図る上で重要な役割を担っている生徒指導の意義や原理､体制や方法、および進路指導・キャリア教育の意義および理論と方法について理解を深め､教師に求められる基礎的基本的な実践的知識と指導能力を身につける。

①平和を希求し、その教育に努め、幸せな人生を創造しようとする力を身につける	△
②人間愛のもと、ケアすることの意義を教育・保育の専門性において学び、専門的な知識・技術との統合を図る力を身につける	◎
③修得した専門的な知識・技術を活用し、教育者・保育者として実践する力を身につける	○
④教育・保育者として、子どもの育ちや学びに関わる問題について時代の変化を見通して研究し、新たな価値の創造を図る力を身につける	○
⑤社会との連携を図り、人々の教育的・保育的ニーズや社会的ニーズに応えることができる力	○
※DP：ディプロマ・ポリシー（卒業認定・学位授与の方針）＝卒業までに身に付けるべき資質・能力

(1)今日の児童生徒の生徒指導、進路指導をめぐる様々な課題に対して､カリキュラムマネジメントの視点から具体的な指導方法を考えることができる。
(2)生徒指導の意義及び理論を理解し、チーム学校として対応できる基礎的基本的な実践的知識と指導能力を身につける。
(3)進路指導・キャリア教育の意義及び理論を理解し、小学校から高等学校までのキャリア形成と自己実現を図るための基礎的基本的な実践的知識と指導能力を身につける。

授業中の私語､携帯電話等使用､遅刻、欠席は厳禁。
※コースによって「履修区分」が違います。教育課程表をよく確認してから履修登録を行ってください。

回数	講義内容【担当教員】	事前・事後学修
1	オリエンテーション―自己の体験から生徒指導、進路指導を捉える― 【向居 暁】	事前・事後課題があるので指示に従って実施すること。
2	生徒指導の現状と課題―用語・概念の多義性、生徒指導上の諸問題― 【向居 暁】	事前・事後課題があるので指示に従って実施すること。
3	生徒指導の歴史１―アメリカのガイダンスの導入と生徒指導― 【向居 暁】	事前・事後課題があるので指示に従って実施すること。
4	生徒指導の歴史２―生活指導、道徳教育、特別活動、進路指導― 【向居 暁】	事前・事後課題があるので指示に従って実施すること。
5	生徒指導の歴史３―問題行動対策、自己指導能力の育成― 【向居 暁】	事前・事後課題があるので指示に従って実施すること。
6	生徒指導の原理１―学習指導要領における生徒指導の位置づけ― 【向居 暁】	事前・事後課題があるので指示に従って実施すること。
7	生徒指導の原理２―学級経営、学校経営、地域機関との連携及び学校評価― 【向居 暁】	事前・事後課題があるので指示に従って実施すること。
8	生徒指導の方法１―学級づくりと心の居場所― 【向居 暁】	事前・事後課題があるので指示に従って実施すること。
9	生徒指導の方法２―暴力行為、いじめ、不登校の指導・援助― 【向居 暁】	事前・事後課題があるので指示に従って実施すること。
10	生徒指導の方法３―SC、SSW、教育支援センターなど関連連携とチーム学校― 【向居 暁】	事前・事後課題があるので指示に従って実施すること。
11	生徒指導及び進路指導の観点からの教育相談・心理教育プログラムの理論と方法 【向居 暁】	事前・事後課題があるので指示に従って実施すること。
12	進路指導の歴史―職業指導、進路指導、ガイダンス、キャリア教育― 【向居 暁】	事前・事後課題があるので指示に従って実施すること。
13	進路指導の原理―学習指導要領における進路指導、キャリア教育の位置づけ― 【向居 暁】	事前・事後課題があるので指示に従って実施すること。
14	進路指導の方法―ポートフォリオ、キャリアカウンセリングの実際― 【向居 暁】	事前・事後課題があるので指示に従って実施すること。
15	これからの生徒指導、進路指導の課題とまとめ 【向居 暁】	事前・事後課題があるので指示に従って実施すること。

筆記試験 50％、レポート 50％による。
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。

書名・著者（出版社）	ISBNコード
生徒指導提要（令和4年12月改訂版）（文部科学省）
教師教育講座 第10巻 生徒指導・進路指導論・森田 愛子 （編著） （協同出版）	978-4319106790

書名・著者（出版社）	ISBNコード

第１回目に指示する。

オリエンテーションの際にお知らせします。