科目コード
E2102
授業科目名
子ども家庭支援の心理学
担当者
加藤弘美
対象年度
2026
履修区分
選択
開講期
2年
前期
授業回数
15回
単位数
2単位

授業の概要
本科目では、子どもの発達に関する基礎的理解を踏まえたうえで、親子関係や養育行動、家庭環境、家族の多様性、保護者の心理などに焦点を当て、子どもと家庭を支援するための心理学的視点について学ぶ。あわせて、子どものこころの健康や発達上の課題、虐待や障害などのリスク要因、地域資源との連携について理解し、子ども家庭支援を包括的に捉える視点の形成を目指す。
DPとの関連
①平和を希求し、その教育に努め、幸せな人生を創造しようとする力を身につける
②人間愛のもと、ケアすることの意義を教育・保育の専門性において学び、専門的な知識・技術との統合を図る力を身につける
③修得した専門的な知識・技術を活用し、教育者・保育者として実践する力を身につける
④教育・保育者として、子どもの育ちや学びに関わる問題について時代の変化を見通して研究し、新たな価値の創造を図る力を身につける
⑤社会との連携を図り、人々の教育的・保育的ニーズや社会的ニーズに応えることができる力
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
①親子関係や養育行動、家庭環境が子どもの発達に及ぼす影響について理解し、説明することができる。
②子どものこころの健康や発達上の課題、虐待や障害などに関する家庭支援の視点について理解し、説明することができる。
③家族の多様性および保護者の心理について理解し、子どもと家庭を支援するための心理学的視点を説明することができる。
履修上の注意事項
教科書、配布資料は、毎回持参すること。授業中のマナー違反(私語、スマートフォンの使用等)には注意をしましょう。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 子ども家庭支援の心理学とは 事前に序章を読み、「子ども理解」と「家庭支援」の関係を整理する。 事後には授業資料を見返し、授業のポイントや疑問点をノートにまとめておくこと。
2 初期経験と親子関係(アタッチメント) 事前にアタッチメントに関する節を読み、基本概念を整理する。 事後には、親子関係が子どもの発達に及ぼす影響をノートまとめる。
3 乳幼児期のかかわりと養育環境 事前に該当箇所を読み、養育環境と発達の関係を整理する。 事後には、家庭におけるかかわりの意味をノートまとめる。
4 自己・感情の発達と家庭 事前に該当箇所を読み、感情発達と養育態度の関係を整理する。事後には授業資料を見返し、授業のポイントや疑問点をノートまとめる。
5 社会性・道徳性の発達と家庭 事前に該当箇所を読み、親の関わり方の影響を整理する。 事後には、社会性を育む家庭の役割をノートまとめる。
6 子どもの学びと家庭 事前に該当箇所を読み、環境と学習との関係を整理する。 事後には、学びを支える家庭の役割をノートまとめる。
7 子ども理解と家庭支援 事前に該当箇所を読み、家庭支援に活かす視点を整理する。 事後には授業資料を見返し、授業のポイントや疑問点をノートまとめる。
8 子どものこころの健康と家庭環境 事前に該当箇所を読み、環境要因を整理する。 事後には、心理的健康を守る家庭の役割をノートまとめる。
9 虐待・不適切な養育と心理 事前に該当箇所を読み、背景要因を整理する。 事後には、予防と支援の視点をノートまとめる。
10 発達障害・気になる子どもと家族支援 事前に該当箇所を読み、家族支援の視点を整理する。 事後には、具体的な配慮のあり方をノートまとめる。
11 家族システムとライフサイクル 事前に該当箇所を読み、家族の変化の特徴を整理する。 事後には授業資料を見返し、授業のポイントや疑問点をノートまとめる。
12 多様な家族と支援 事前に該当箇所を読み、多様な家族形態を整理する。 事後には、支援上の留意点をノートまとめる。
13 地域資源と子ども家庭支援 事前に該当箇所を読み、地域機関の役割を整理する。 事後には授業資料を見返し、授業のポイントや疑問点をノートまとめる。
14 親の心理と子育て 事前に該当箇所を読み、親の心理課題を整理する。 事後には、支援の視点をノートまとめる。
15 親として育つということ 事前に該当箇所を読み、親の発達の意味を整理する。 事後には、本科目全体の学びを振り返る。
成績評価方法
期末試験(60%)、授業内提出物(40%)

ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
子どもとかかわる人のための心理学(萌文書林) 978-4-89347-369-1
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
教員からのメッセージ
授業で学ぶだけでなく、子どもを取り巻く様々な環境に関心を持ち、自身のこととも関連づけて考えるようにしてください。
教員との連絡方法
オフィスアワー、またはその他の時間帯(電子掲示板にて事前連絡要)に研究室へ訪問すること。
実務経験のある教員
心理士として親子相談や家庭支援に関わる業務に携わってきた実務経験を基に、事例等も交えながら子どもと家庭をめぐる心理的課題について解説する。基本的な知識の理解に加え、子どもとその家庭を包括的に捉える視点を養う。