科目コード
E2102
授業科目名
子ども家庭支援の心理学
担当者
加藤弘美
対象年度
2024
履修区分
選択
開講期
2年
前期
授業回数
15回
単位数
2単位

授業の概要
生涯発達を見据えて、初期経験の重要性について学び、乳幼児期における親子関係の形成と基本的信頼感の獲得について理解する。子どもが人との相互的関わりを通して発達していくことを踏まえ、発達初期の養育環境について考察を深める。また、子どもの発達にとって重要な役割を果たす家族・家庭について学び、家族の定義や機能の変化、子育て家庭の現状と課題について理解し、家庭を支援していくための知見を習得する。
DPとの関連
①平和を希求し、その教育に努め、幸せな人生を創造しようとする力を身につける
②人間愛のもと、ケアすることの意義を教育・保育の専門性において学び、専門的な知識・技術との統合を図る力を身につける
③修得した専門的な知識・技術を活用し、教育者・保育者として実践する力を身につける
④教育・保育者として、子どもの育ちや学びに関わる問題について時代の変化を見通して研究し、新たな価値の創造を図る力を身につける
⑤社会との連携を図り、人々の教育的・保育的ニーズや社会的ニーズに応えることができる力
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
①親子関係や家族関係について、発達的な観点から理解し、説明できる。
②家族の捉え方を習得し、子育て家庭をめぐる社会状況と課題について理解し、説明できる。
履修上の注意事項
教科書、配布資料は、毎回持参すること。授業中のマナー違反(私語、スマートフォンの使用等)には注意をしましょう。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 乳児期の発達の特徴と課題 事前に教科書に記載された「授業までの準備」に取り組み、事後には授業資料を見返し、次回の授業時にコメントシートを提出すること。
2 幼児期前期の発達の特徴と課題 事前に教科書に記載された「授業までの準備」に取り組み、事後には授業資料を見返し、次回の授業時にコメントシートを提出すること。
3 幼児期後期の発達の特徴と課題 事前に教科書に記載された「授業までの準備」に取り組み、事後には授業資料を見返し、次回の授業時にコメントシートを提出すること。
4 児童期の発達の特徴と課題 事前に教科書に記載された「授業までの準備」に取り組み、事後には授業資料を見返し、次回の授業時にコメントシートを提出すること。
5 青年期の発達の特徴と課題 事前に教科書に記載された「授業までの準備」に取り組み、事後には授業資料を見返し、次回の授業時にコメントシートを提出すること。
6 成人期・老年期の発達の特徴と課題 事前に教科書に記載された「授業までの準備」に取り組み、事後には授業資料を見返し、次回の授業時にコメントシートを提出すること。
7 子どもの生活・生育環境とその影響 事前に教科書に記載された「授業までの準備」に取り組み、事後には授業資料を見返し、次回の授業時にコメントシートを提出すること。
8 子どもの心の健康にかかわる問題 事前に教科書に記載された「授業までの準備」に取り組み、事後には授業資料を見返し、次回の授業時にコメントシートを提出すること。
9 子育てを取り巻く社会的状況 事前に教科書に記載された「授業までの準備」に取り組み、事後には授業資料を見返し、次回の授業時にコメントシートを提出すること。
10 ライフコースと仕事・子育て 事前に教科書に記載された「授業までの準備」に取り組み、事後には授業資料を見返し、次回の授業時にコメントシートを提出すること。
11 多様な家庭とその理解 事前に教科書に記載された「授業までの準備」に取り組み、事後には授業資料を見返し、次回の授業時にコメントシートを提出すること。
12 特別な配慮を必要とする家庭 事前に教科書に記載された「授業までの準備」に取り組み、事後には授業資料を見返し、次回の授業時にコメントシートを提出すること。
13 家族・家庭の意義と機能 事前に教科書に記載された「授業までの準備」に取り組み、事後には授業資料を見返し、次回の授業時にコメントシートを提出すること。
14 親子関係・家族関係の理解 事前に教科書に記載された「授業までの準備」に取り組み、事後には授業資料を見返し、次回の授業時にコメントシートを提出すること。
15 子育ての経験と親としての育ち 事前に教科書に記載された「授業までの準備」に取り組み、事後には授業資料を見返し、次回の授業時にコメントシートを提出すること。
成績評価方法
期末試験(70%)、コメントシート(30%)
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。

ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
事例で楽しく学ぶ子ども家庭支援の心理学(中央法規) 978-4-8058-8843-8
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
教員からのメッセージ
授業で学ぶだけでなく、子どもを取り巻く様々な環境に関心を持ち、自身のこととも関連づけて考えるようにしてください。
教員との連絡方法
電子掲示板にて連絡をしたうえで、オフィスアワー(2号館5階519)に訪問すること。
実務経験のある教員
心理士として親子相談、家庭支援に関わる業務に携わった実務経験を基に、事例等も交えながらわかりやすく解説する。基本的な知識の習得だけでなく、子どもとその家庭を包括的にとらえる視点を身につけさせる。