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活躍する卒業生

森田さんイメージ

スポーツと関わりたい。夢は最高のかたちで実現。

練習イメージ
 スポーツに関わりたいという在学中からの夢が叶い、現在はプロバスケットボールチーム「広島ドラゴンフライズ」の専属メディカルトレーナーを務めています。
 チームは火曜から金曜が練習で、土・日が試合です。日々の練習では、開始前のウォーミングアップやテーピング、終了後のケアなどを通して選手のコンディションづくりをサポートします。 練習中は選手の動きをチェックし、コンディションを把握。選手一人ひとりの課題に応じたトレーニングやケアも行い、週末の試合でより良いパフォーマンスが出せるようバックアップしていきます。 プロである以上、結果が重要です。積み上げてきたことが試合で「勝利」という実を結んだ時が、達成感を感じられる瞬間です。

人が好き。それがすべての原点。

練習イメージ
 トレーナーとして私が最も心がけていることは、選手とのコミュニケーションです。 コンディションには体だけでなく心の状態も関係します。 普段から選手と気軽に話せる関係を築き、一人ひとりの身体的な特徴や状態に加え、 性格や精神的な状態までトータルに理解したうえで、必要なメニューを実践しています。 そのためには、理学療法士としての専門的な知識と技術はもちろん、一人ひとりに愛情を持って向き合うことが大切です。 人が好きであること。それが、トレーナーに限らず、理学療法士に必要な基本だと思います。
 その基本は、在学中に先生の熱心な指導を通じて学ぶことができました。 私の理学療法士のキャリアは、先生をはじめ、先輩、同期の仲間、そして就職してからも選手や職場の上司など多くの人との出会いに支えられています。 これからも、人を思う気持ちを第一に、自分を高めていきたいです。

現場で活躍している先輩たちからのメッセージ

大宇根翔一・青木勇樹
患者さんのために成長する必要がある職業。
大宇根 翔一さん(左)
青木 勇樹さん(右)
(広島大学病院)
先輩の方から教わった言葉が今でも心の中に残っています。 「リハビリテーションって何?」と質問された際、「基本的動作能力の回復です」と答えました。
その回答は正解であるものの、一番は「患者さんの幸せのため」と教わりました。
リハビリによって患者さんの人生が左右するため、身体機能障害のみ治療するのではなく、 身体機能障害の治療が活動制限や参加制約の改善に繋がる治療を選択する必要がある、 すなわち退院後にADLやQOLの低下に繋がらず患者さんが幸せと感じることができることができる リハビリを選択し提供しなくてはならないと認識でき、改めて理学療法士としての責任感を感じました。
レジデント制度を選択した理由として、疾患別に強化できる期間があることや分からないことがあれば すぐ相談できる先輩方がいらっしゃることなど、自分をレベルアップすることができる場であると思ったからです。
ここで学んだことをこれからの理学療法士人生の糧となるように1日1日を無駄にせず、自分の目標を達成できるよう 頑張っていきたいと思います。



内藤 瑞希さん
共に成長できるやりがいのある仕事。
内藤 瑞希さん
(島根県立中央病院)
私が初めて理学療法士という職業を知ったのは、膝の怪我でリハビリを受けたときです。
そのことがきっかけで、理学療法士をめざしました。
机上の勉強や実技で学ぶことだけでなく、実際に臨床で学ぶこともたくさんあります。
私が働いている急性期病院では、骨折や脳卒中だけでなくがんや内部障害など様々な疾患の患者さんがおられ、 一人ひとりの身体状態やリスク管理に応じたリハビリが求められます。
また、医師や看護師など他職種との情報共有がとても重要となり、 それぞれの立場から患者さんにより良い医療を提供するために、日々の勉強や技術の向上が必要と感じています。
入院生活で不安なことも多く、ストレスに感じる患者さんも多くいらっしゃると思います。
そのため、リハビリを通して、身体的機能だけでなく心理的にもサポートできるように頑張っています。
私自身も日々のリハビリのなかで多くの患者さんと関わりながら、患者さんの笑顔や「ありがとう」という言葉に励まされながら、 とてもやりがいのある職業だと感じています。



須田 啓紀さん
実習中に教わった
「患者さま主体」の言葉が宝物。

須田 啓紀さん
(医療法人 仁康会 小泉病院)
地元の作業療法士の先生に出会ったことで作業療法士という職業に興味を持つようになりました。
作業療法士となり、病棟の担当として日々働く中で、患者さまにより良いリハビリを提供できるよう考えることはもちろん、 患者さまが何を求めているのか、どうしたらその人らしさを引き出せ、維持することができるか、 どうすれば楽しめる活動ができるのか、常に考えることが必要だと感じています。
学生時代の実習中に教わった「自分主体の考えではなく、患者さま主体で物事を考えなさい」という言葉を思い出します。 患者さま視点での考えを忘れず日々精進しています。
作業療法士は様々な分野で活躍することができます。
患者さまとの関りを通し、たくさんのことを学び、自分自身も成長することのできる仕事だと思います。 その分、勉強や反省を繰り返し行わなければなりません。
しんどいと思う事もありますが、患者さまから頂く暖かい言葉や感謝の言葉を直接聞くことができ、達成感ややりがいを感じることのできる職業です。



池元朱音・青木美澄・上畠凌
生活が難しくなった人を支える仕事。
池元 朱音さん(左)
青木 美澄さん(中)
上畠 凌さん(右)
(医療法人 光臨会 荒木脳神経外科病院)
私が作業療法士をめざしたきっかけは、将来を考え色々な職業を調べていく中で子どもから高齢者まで 幅広い分野で活躍できるところに魅力を感じたからです。
就職した当初は、患者さまとの関り方やリハビリテーションが教科書通りに行かないことでたくさん悩みました。
そんな時、職場の先輩や大学時代の先輩や同級生に相談することで、患者さま一人ひとりに寄り添った リハビリテーションを提供できるようになってきました。
作業療法士は患者さまの生活や趣味を踏まえて「その人らしく生活する」ことをサポートする仕事です。
人と関わる仕事はたくさんあります。 しかし、こころや身体の問題で生活することが難しくなった人を支える職種はそれ程多くないと思っています。
だからこそ、やりがいや責任を持って働くことができるのだと思います。
広島都市学園大学に入学し、作業療法士をめざしたいと思っているあなたと、一緒に働けることを心待ちにしています。



若林 駿
大切なことは謙虚さや責任、そして思いやり。
若林 駿さん
(国立病院機構 岩国医療センター)
学生のときの実習先で「この仕事をはじめたら、ずっと勉強していかないといけない。なぜかわかる?」と質問されました。 「医療技術の進歩についていかなければならないから」と答えましたが、それもひとつの正解ではあるものの、一番は「患者さまのため」と教えていただきました。 その言葉に強く衝撃を受け、医療従事者として謙虚さや責任、そして直接的な対人業務として思いやりの心の大切さを改めて感じることができ、今の自分があります。
そして理学療法士、社会人としての仕事をはじめ、改めて責任の重さを感じる日々です。 学生時代に机上や実習で学んだことが、患者さまによって当てはまらないケースもあり、焦ってしまうこともありました。 その度に勉強したり、職場の先輩方に相談し、新たな知識を得てリハビリを施すことで成果が現れると、とても嬉しい気持ちになります。 これからも多くの患者さまとかかわりながら知識や技術をしっかり身につけ、学会発表も目標のひとつです。 ゆくゆくは認定理学療法士の資格を取得し、スキルの向上もめざしていきたいと思っています。



東 佳奈子
患者さんの人生に関わるやりがいのある仕事。
東 佳奈子さん
(医療法人社団朋和会 西広島リハビリテーション病院)
患者さんの回復のため貴重な時間と料金をいただいてリハビリを行っている、という大きな責任を感じています。 現場に出れば新人も先輩もなく、同じ理学療法士として接します。 患者さんは理学療法士を選ぶことはできません。 最初は自分が担当しても良くならないんじゃないか、どういう声かけをしたらいいのか、何を求められているのか、不安や分からないことだらけでまったく自信が持てませんでした。 せめて何のための訓練なのか、この動作がいつ必要なのか、しっかり説明できるようにしよう、と目標を決めてこの一年取り組みました。 学生時代、国家試験が終わっても「一生勉強」とよく言われてきたことを身に染みて感じています。 その反面、勉強したことや練習したことを、先輩方から学んだことをすぐに患者さんに活かせる臨床がとても楽しいです。
理学療法士は患者さんの生活、その後の人生に関わることができる、とてもやりがいのある職業だと感じています。 入院期間だけでなく、患者さんを取り巻く環境を考えた上で、その先を見据えたリハビリを提供できるよう頑張っていきます。



友貞 郁美
患者さまからいただいたお礼のお手紙が私の宝物。
友貞 郁美さん
(医療法人千秋会 井野口病院)
就職ガイダンスで作業療法士がどのようなものか説明を聞いた際、まるで一目惚れのように「私にはこれしかない!」と思いました。 晴れて作業療法士となり、実際にリハビリを行うと、教科書どおりにいかないことも多く、不安に感じたり、迷うこともありました。 学生時代に教わった「患者さまは自分を成長させてくれる先輩であり、教科書」という言葉が思い出されます。 職場の先輩方が熱心に指導してくださり、少しずつできることも増え、患者さまと向き合うことができるようになってきました。 そして多くの患者さまと関わることで、知識はもちろん、人との関わり方、人生など教わることばかりです。 そして「やっぱり私にはこれしかない!」と改めて思えるようになりました。
作業療法士は患者さまといっしょに生活を築いていく仕事。 責任も重く、学ぶことも多く、しんどいこともあります。 ですが同時に、患者さまからの感謝の言葉を直接聞くことができるやりがいのある仕事です。 広島都市学園大学に入学し、作業療法士になりたいと思っているあなたと、いつかいっしょに臨床の現場で働ける日を楽しみにしています。



錦織 航
焦らず、自分が今できることを全力で。
野崎 真美さん
(和光整形外科スポーツクリニック)
中学生から始めたバスケットボールで怪我を繰り返し、高校生の時に今の職場の先生に憧れ、理学療法士をめざすようになりました。 怪我で思うようにプレイができず、苦しんでいる人のサポートがしたいと思っています。
実際に社会に出て働くと、短時間で評価、治療、再評価、生活・セルフ指導を行う大変さや、大きな責任を身にしみて感じます。 そんなときには大学での長期実習中の苦しい時期に、先生からいただいた「焦らず、急がず、自分らしく」という言葉を思い出します。 自分が今できることを全力で行えばいいと、考えられるようになりました。 これから理学療法士をめざす皆さんも、辛いことや大変なことが沢山あると思いますが、明確な目標やイメージを持って突き進んでください。 そうすれば、なりたい自分になれると思います。



錦織 航
理学療法士は大変だけど、
とても充実した「道」。

錦織 航さん
(島根大学医学部附属病院リハビリテーション部)
急性期病院で手術後すぐの方や手術前の方、発症早期の方など、幅広い症状のリハビリテーションに携わっています。 学生時代の実習では常にバイザーの指導のもとに行いますが、現在では患者さまのその日の状態に応じた自分の判断が求められます。 今後の方針などを考慮したうえでリスク管理も必要になります。 本院リハビリテーション部の理念は「未来をカタチに」。 患者さまがされたいことを実際にカタチとして提供できる理学療法士になれるよう、頑張っています。 正直、理学療法士になることは楽ではありません。 勉強、実習、国家試験を乗り越え、資格を取得しても、理学療法士である限り勉強は一生続きます。 ですが退院される患者さまの笑顔を見ることができるのもまた理学療法士。 大変な道ではありますが、同時にとても充実した道を踏みしめています。



佐々木 真理
理学療法士として病院に勤めながら、尊敬する先生方のいる広島都市学園大学の大学院へ。
佐々木 真理さん
(医療法人 清泉会 一ノ瀬病院)
大学を卒業し理学療法士として働くということは、在学中の実習とはまったく異なり、入院から退院まで責任を持って理学療法介入を行っていく必要があります。 そしてリハビリテーションは毎日一対一で行うため、患者さまからとても多くのことを学ばせていただきます。 特にご高齢の方とリハビリテーションを行っていく中で、目標に向かって身体機能面の向上を図っていくだけではなく、その方を取り巻く環境を理解し、 自分らしさを受け入れられ、尊重されているとご本人が実感し、前向きにリハビリテーションに取り組んでもらうことの難しさや楽しさを学びました。 また患者さまの病棟での様子や生活の背景を他職種の方々、ご家族の方から教えていただき、状況把握と情報収集の大切さも再確認しました。
そして、広島都市学園大学には働きながらでも通えるプログラムがあり、勤める病院でも理解があることもあり、在学中から興味があった大学院に 進学し、さらに視野を広げようと決意しました。仕事との両立に大変さを感じることもありますが、臨床の現場での疑問が大学院での研究につながって いき、とてもいい環境で学ぶことができています。 患者さまからも多くのことを教わり、また研究して多くのこと学ぶことで自分が成長していけることが、理学療法の楽しさだと感じています。 これからももっともっと学んでいきたいと思っています。



平石 明日香
“先生”という立場に身が引き締まります。
平石 明日香さん
(医療法人社団 おると会 浜脇整形外科病院)
経験や勤務年数に関係なく、国家試験に受かって働き出すと、社会人一年目でも患者さまからは“先生”と呼ばれます。 学生という立場から突然の飛躍に、とても責任の大きさを感じます。まだまだ未熟で分からないことは多いけれど、 作業療法士として最高の治療とサービスを提供できるよう取り組んでいます。 大学の講義では多くのことを習いますが、臨床に出ると教わった以上のことに直面します。 その時には実習での臨床経験が活きてきます。 患者さまに触れる手の位置や動かし方、ひとつひとつに意味があり、どのような分析からアプローチするのかを学び、 多くの引き出しを習得するいい機会だったと、整形外科病院に勤めるようになって特に感じています。 これから大学に入られる皆さんも、日々自己研鑽して、できるだけ多くの経験を積んでください。 ですが、国家試験に受かって働き出してからが本番です。 私も皆さんが就職して、先輩としていろいろなことを教えることができるよう頑張ります。



森迫 優太郎
プロとしての責任の重さを実感しています。
森迫 優太郎さん
(医療法人 信愛会 日比野病院)
勤めはじめたばかりですが、患者さまを一人担当させていただいています。 現在は作業療法士として給料をいただいている立場。 リハビリテーションはもちろん、さまざまな業務に対しても責任を感じる毎日です。 ゆくゆくは自分が患者さまを評価し、治療プログラムを考えていかなくてはならなくなります。 「自分の考えを常に疑うこと」。学生時代、実習で教わったこの言葉が印象に残っています。 計画が患者さまのためになっているのか、常に模索していくことが大事だと感じました。 時間に余裕ができると先輩方の見学に入らせていただくなど、多くのことを学び、早く一人前になれるよう日々精進しています。 学生の時には実習や国家試験の勉強などつらいこともたくさんありました。 これから受験される皆さんも、くじけそうになる時があるかもしれません。 そんな時は作業療法士・理学療法士になりたいと思ったときのことを思い出し、頑張ってください。


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